素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

『のうだま』のおかげです

2009年07月10日 | 日記
 小さいときから、どちらかいうと三日坊主で、コツコツ努力するのは苦手だった。「何で続かないのか?」結構悩んだ時期もあった。悩みつつチャレンジしてるうちに、モヤモヤっと続けるコツみたいなものを持つようにはなってきたが、脳研究者の池谷裕二さんとイラストレーターの上大岡トメさんがタッグを組んでできた『のうだま』(幻冬舎)という本を読んで、スッきりとした。
 4月からジムに通い始めたが、『のうだま』の内容を意識的にやってみることにした。おかげで、3ヶ月コンスタントに続き、体の基礎作りができた。
食事制限にたよらない体重、体脂肪コントロールには、筋肉をつくりながらの有酸素運動がポイントになる。最低、3ヶ月は筋トレを規則正しく続けないと、次のステップには行くことはできない。と理屈ではわかっていても、実行は結構難しい。ほとんど、目に見える変化のないままの状態での3ヶ月は長い!
 『のうだま』は、もともと人間(=脳)はあきっぽくできている。というところから話がはじまっているのでありがたい。
 人間の「やる気」にかかわっているのが脳の無意識の所にある『淡蒼球』というもの。これは自分の意志で動かすことができないので、まわりから起動スイッチをいれてやらないといけない。自分の意志で動かせるスイッチは4つある。
 (1) からだを動かす
 (2) いつもと違うことをする
 (3) ごほうびを与える
 (4) なりきる
 これらを巧みに使うことで、淡蒼球を活発に動かし、やる気を継続できる。
 具体的な16のポイント
  ①最初の目標は小さくする
  ②腹八分目でやめる
  ③ごほうびを用意する
  ④同じ時間にする
  ⑤カタチから入る
  ⑥図々しい妄想をする
  ⑦友達をまきこむ
  ⑧ほめてくれる人を、用意する
  ⑨続かなくて当たり前と思う
  ⑩身銭を切る
  ⑪今、やっている習慣にドッキング
  ⑫人前でやってみる
  ⑬気が乗らなくても、とにかくその場に行く
  ⑭移動中にやる
  ⑮誰かを喜ばすためにやる
  ⑯はじめのキモチを思い出す
 目新しいものではないが、しっかりとした根拠とわかりやすい構成で、自分の中にしっかりと落ち、実践できた。 感謝。
  
コメント
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