素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

伊丹に行ってきました

2009年07月21日 | 日記
知人の、たまには違った世界ものぞいてみたら!とのすすめで、好奇心とJR一本で行くことができるということもあり、伊丹市アイフォニックホールで開催された『短歌と俳句の交響』に午後から出かけた。 伊丹市に電車で行くのは初めてである。JR伊丹駅の西口からホールまでの道筋が、酒造の街として発展してきた風情を活かしながらきれいに整備されていた。時間に余裕がなく、ゆっくりとできなかったのが ちょっと残念。
会の方は、「短歌と俳句」という題で現代歌人協会理事長の佐佐木幸綱氏の講演、佐佐木氏と俳人の坪内稔典さんとの対談。最後は、20分の休憩の間に参加者が『空』というお題で創って提出した短歌または俳句を使っての、両氏と6人のコメンテーターによる歌会・句会ライブ。
 提出された、短歌59首、俳句109句から、パネルディスカッション風に それぞれのコメンテーターが3首選び、選評しながらすすめていった。ハプニングを含め ライブ感覚を楽しめた。舞台裏は超多忙で大変だったと思う。
 ちなみに、私も真似をして、それぞれ3つ選んでみた  
*明けぬ梅雨 犬も私も 空を見て
*夏燕 四角い空へ 無限大
*ときめきの 日食迫る 梅雨の空

*猪名川の 川面すれすれ つばめ飛ぶ 梅雨明けやらぬ 七月の空
*意味のない 言葉をほしい 時がある 南の空へ 自転車を漕ぐ
*夏空に 向かひ車を 走らせる 山海山を 越えてふるさと

 ちなみに 私が 提出した歌は
*仕事やめ この身一つで 道をゆく 五感にしみる 季節の空気

 私は俳句より、和歌のほうがなんとなく性にあっている。と講演と対談を聴いていて思った。
コメント
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