今日、NPO法人ひらかた環境ネットワーク会議主催の映画会が枚方市民会館大ホールであった。2008・北海道洞爺湖サミット記念上映作品『KIZUKI』である。
かつて製鉄業で名を馳せた九州の工業都市で、雑誌の編集者として多忙な母とふたりで暮らしている(父は別居中)孤独感を背負った 10歳の少年・圭輔が沖縄県の島に暮らしていた 亡き祖父との約束を果たすための家出同然のひとり旅を縦糸に、3人の大人~エコ商品を自社の店舗で売るために奔走する、コンビニエンスストア企画部の女性社員。温暖化により白化したサンゴ礁を調査する青年研究者。不法投棄の現場を目撃した環境保護団体のリーダー。~をめぐる3つの物語を横糸に、理想と現実の間に揺れ動く 矛盾に満ちた人間の心に焦点が当てられ、“環境”をテーマにした映画だから・・・という勝手な思い込みを覆される、いいものだった。
近所の空き地や山へ不法投棄された粗大ごみを見たり、分別回収の細分化で生ごみに比べてプラ・ペットボトルの多さを再認識したり、漂着ゴミの実態をTVで見たりすると漠然とした不安を感じるが、行動に移すということはできていない。
自分の心に 矛盾したものが存在する。生きていく以上避けて通ることはできない問題である。
かつて製鉄業で名を馳せた九州の工業都市で、雑誌の編集者として多忙な母とふたりで暮らしている(父は別居中)孤独感を背負った 10歳の少年・圭輔が沖縄県の島に暮らしていた 亡き祖父との約束を果たすための家出同然のひとり旅を縦糸に、3人の大人~エコ商品を自社の店舗で売るために奔走する、コンビニエンスストア企画部の女性社員。温暖化により白化したサンゴ礁を調査する青年研究者。不法投棄の現場を目撃した環境保護団体のリーダー。~をめぐる3つの物語を横糸に、理想と現実の間に揺れ動く 矛盾に満ちた人間の心に焦点が当てられ、“環境”をテーマにした映画だから・・・という勝手な思い込みを覆される、いいものだった。
近所の空き地や山へ不法投棄された粗大ごみを見たり、分別回収の細分化で生ごみに比べてプラ・ペットボトルの多さを再認識したり、漂着ゴミの実態をTVで見たりすると漠然とした不安を感じるが、行動に移すということはできていない。
自分の心に 矛盾したものが存在する。生きていく以上避けて通ることはできない問題である。