素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

気づくのは今。 築くのは明日。

2009年07月30日 | 日記
 今日、NPO法人ひらかた環境ネットワーク会議主催の映画会が枚方市民会館大ホールであった。2008・北海道洞爺湖サミット記念上映作品『KIZUKI』である。
 かつて製鉄業で名を馳せた九州の工業都市で、雑誌の編集者として多忙な母とふたりで暮らしている(父は別居中)孤独感を背負った 10歳の少年・圭輔が沖縄県の島に暮らしていた 亡き祖父との約束を果たすための家出同然のひとり旅を縦糸に、3人の大人~エコ商品を自社の店舗で売るために奔走する、コンビニエンスストア企画部の女性社員。温暖化により白化したサンゴ礁を調査する青年研究者。不法投棄の現場を目撃した環境保護団体のリーダー。~をめぐる3つの物語を横糸に、理想と現実の間に揺れ動く 矛盾に満ちた人間の心に焦点が当てられ、“環境”をテーマにした映画だから・・・という勝手な思い込みを覆される、いいものだった。
 近所の空き地や山へ不法投棄された粗大ごみを見たり、分別回収の細分化で生ごみに比べてプラ・ペットボトルの多さを再認識したり、漂着ゴミの実態をTVで見たりすると漠然とした不安を感じるが、行動に移すということはできていない。
 自分の心に 矛盾したものが存在する。生きていく以上避けて通ることはできない問題である。
 
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ええ!ブログを? ビックリして当たり前です。

2009年07月30日 | 日記
 退職の報告とお礼を 遅くなったのですが、先日、送りました。直接会って話をした人は省かせてもらいました。早速、3人の方から コメントをいただきました。大学時代の友人2人と仕事で苦楽をともにした元同僚。世間の感覚からは遅れているが、やっと ネットワーク社会を実感。
 とにかく私は、世間の動きより十歩ぐらい遅れて歩いてきた感がある。10年ほど前に、パソコンを仕事の中で使おうか考えたことがある。使いこなすために学習する時間とエネルギーを思った時、退職までギリギリ何とかいけるだろうと踏み、学年だよりやテストなどは手書き、公文書の類はワープロで乗り切った。学校でワープロを使って、時間割をつくっていた時の 新任の子の 珍しいものを見るような目が印象的だった。フロッピーに互換性がないため、資料を伝えるという面ではずい分迷惑をかけた。
 このように、最もパソコンから遠い位置にいた私がブログですから 驚くのは無理もない。退職をしての日々では 自分と向き合う時間が多くなる。心に想起するさまざまなことを 時間とともに消し去っていくのはもったいない、ちょっと残してみよか。というのが最初の動機。

  
 
  
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