素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

「てっぱん」もなかなかおもしろい

2010年10月23日 | 日記
 「げげげの女房」に続いてのNHK朝の連続小説「てっぱん」、予告編をみるかぎり今一かなと思い込み、二週間ほどは見向きもしなかった。「元気に明るくがんばります」タイプの若い主人は、基本的に苦手である。たまたま8時にいろいろな用事が全部終わり、新聞を読むついでに見てみた。

 思っていたよりバタバタと浮いた演出ではなく、興味をひかれた。ヒロインあかりを演じている瀧本美織も目の表情が気に入ったが、脇を固めている役者がしっかりしている。特に、久しぶりに見た富司純子は絶品。歳をとって味が出てくる女優は魅力がある。その日以来かかさず見るようになった。

 もともと、私は多数派に入ることがなかったように思える。女賭博師シリーズでは藤純子より江波杏子を見ていた。「巨人、大鵬、卵焼き」といわれていた時代は中日そして大洋、柏戸を応援していたし、中学時代、日活では圧倒的に吉永小百合が人気があったが、私は松原智恵子であった。5年間の名古屋時代はヤクルトを応援していた。流行に関しても、世の中の動きにはいつも遅れる。

 ドラマの厚みをつくるための布石もしっかり打たれているので、今後の展開を楽しんでいこうと思う。そのためには、あらすじを読まない、NHKの過剰な宣伝はシャットアウトする。という情報規制をしないといけない。

 
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