素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

気ままな花巡りドライブ、六甲森林植物園から永沢寺へ

2014年06月21日 | 日記
 むし暑さから逃げるために六甲森林植物園のアジサイを見にいくことになった。この時期に森林植物園を訪れるのは10年ぶりぐらいである。正門からアジサイ園までの道の両脇に咲く見事なアジサイ群が記憶にあった。しかし、雨が少ないため花に勢いがなかったこともあるが、ずい分貧弱になったというのが第一印象であった。カメラで撮ろうという気持ちが起らなかった。園の側も危機感を持っているのか、小さな株をかなり植えつけたみたいである。大きくなるまで数年辛抱してほしいという掲示があった。

 アジサイは期待外れであったが、1928年(昭和3年)2月7日に国の天然記念物に指定されたオオヤマレンゲの花を見ることができたことは幸運であった。
  奈良県の八経ヶ岳と明星ヶ岳周辺など標高1000-2000 mの山地の林内などに自生しているためなかなか見ることはできない。 和名は奈良県南部の大峰山に自生していて、ハスの花(蓮華)に似た白い花を咲かせることに由来している。別名が「ミヤマレンゲ」(深山蓮華)。

 有馬街道を走り裏六甲にまわり、三田市の永沢寺(ようたくじ)にある花しょうぶが園へ。江戸系、伊勢系、肥後系、欧米系など約650種300万本の花しょうぶが見頃を迎えていた。
   

 同じ道を引き返すのは嫌なので、丹波篠山に出て、国道372号で亀岡を経由して帰るというルートを初めてとった。かねてから走ってみたいと思っていた道なのでとても満足感がある。「花よりルート」である。
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