素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

奇跡はギリシャが起こしました

2014年06月25日 | 日記
 勝点4での1次リーグ突破という奇跡は日本ではなくギリシャが起こしました。ギリシャは日本の奇跡のお膳立てはしてくれたのだから勝てなかったことであきらめもつく。ギリシャの戦い方は評価されていないが、したたかさには学ぶ点はある。日本戦で10人になった時、明らかに引き分け狙いの布陣となった。思い切ったことをするなあと思ったが、結果として予選突破を果たしたことで正解となる。勝負の世界はそういうところもある。

 オランダの戦い方も、オランダらしくないという声が多く上がっているが、攻撃的サッカー、守備的サッカーと単純に分けることはできないということを感じた。90分間の中でどう試合をつくるのかというゲームプラン(=戦略)を組み立てていくところに面白さがある。自分らしさにとらわれ過ぎるのはよくない。

 ギリシャ戦のラストでパワープレーを選択するのもありである。ただ、そのことを想定した人選をしていなかったところに疑問は残る。斎藤を選んだ時点でパワープレーは捨てたと思っていた。そのあたりのしたたかさは監督になかったかなと思う。アジア予選から総合的に考えるとワンランク引き上げてくれたように思うが、一発勝負的な場面での采配は物足りなさを感じた。

 ただ、日本選手の力不足は明らかになったので、Jリーグや海外で切磋琢磨してほしい。

 オランダやギリシャが決勝トーナメントでどんな戦い方をするのかが楽しみ。
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