素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

a school of fishで暑さ忘れる

2015年08月11日 | 日記
午前の郵便配達は11時30分頃にいつも来る。シンポジウムの要員だった人から妻に暑中見舞いが届いた。昼食の時に「右下に薄く英語がかいてあるけど分かる?」とハガキを差し出した。涼しげな図案だった。確かにあぶり出しのような感じで英語が書いてあった。

 遠近両用だがメガネを外さないと判読できない。
・・・ I found a school of fish と読めた。

「どういう意味?」 「魚の学校???」と妻、「めだかの学校という歌もあるしな」と私。英語力のないもの同士が話していてもらちがあかない。この時とばかり電子辞書を取り出す。衝動買いした中では一番重宝している。

school①ではよく知っている「学校」関連の日本語である。《原義》に(余暇→余暇を使うこと→学び→学校)とあり、しばしそちらに気を奪われる。
「何かわかった?」という妻の声であわてて他に目を移すと、school②があった。[魚・クジラ・イルカなどの]群れ[of]となっていて無事解決。電子辞書が無用のものでないことが分かってもらえて一石二鳥であった。さらに(→flock①[関連])とあったので調べると《(主にヒツジ・ヤギ・アヒルなどの)群れ》とあり、またまた[関連]で「群れを表す語」があり、「群れ」地獄にはまった。

 生活に密着しているものほど表現方法が豊かであるということを再認識。むし暑さを一瞬忘れるひとときを提供してくれた暑中見舞いであった。

 
コメント
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