素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

大リーグ、大谷が4四球 3戦11四球はメジャータイ記録

2021年09月25日 | 日記
 1992年の第74回全国高等学校野球選手権大会2回戦で、明徳義塾が星稜高校の松井秀喜に5連続敬遠という奇策ともいえる作戦で勝利した。それ以来、明徳義塾にはヒールなイメージがつきまとう。また、星稜は1979年の第61回大会の簑島との決勝戦のことと相まって非運という冠が付く。

 この時代、アメリカと比較されて日本の野球はせこいという話をよく聞いた。犠牲バンド、スクイズ、敬遠などを多用することへの批判だった。大リーグでは打つ方も投げる方も小細工をしないで堂々と勝負すると聞かされた。

 でも、それは昔話になったという思いが強くなった。「大リーグ、大谷が4四球 3戦11四球はメジャータイ記録」という見出しである。チーム事情があるとはいえ全く勝負をしないシーンがこうも続くとウンザリする。申告敬遠は合理的だが面白味に欠ける。

 必要に応じて勝負を回避するということもあろうが、力と力での真っ向勝負がスポーツの醍醐味であるという原点は忘れないでいてほしい。

 残り試合もあと少し、けがなくシーズンを終えて欲しいと強く願っている。
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