素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

ヒマラヤスギの松ぼっくり

2022年11月16日 | 日記
 好奇心から、妻が関わっている小学校での出前授業で使う「樹木解説のプレート」の説明文を小学生向きに改定する作業の手伝いをすることになった。「ヒマラヤスギ」の説明文の【ヒマラヤ山脈西部原産で、高さは40m~50m、幹の直径は3mになります。スギではなくマツの仲間で、特大の松ぼっくりを実らせます。公園や校庭などによく植えられていて、コウヤマキ、ナンヨウスギとともに世界三大庭園樹になっています。】を作った時、”特大の松ぼっくり”に「そう言えば」とひらめくものがあった。

 春の山野草展示会でYさんから頂いた大きな松ぼっくりである。あの時Yさんから説明されたことが思い出されてきたのだった。木の名前はしかと聞いていなかったのだが、「ヒマラヤスギのものに間違いない」と確信したのだ。「百聞は一見に如かず、子ども達に見せてあげたらその大きさが実感できるし、驚くと思うよ」と提案し、採用された。
Xmas飾りのリースで使われていた大、中、小の松ぼっくりと並べてみると大きさの違いが分かる。  

 14日(月)の出前授業で見せたら興味を示したと言っていた。新書本が隠れるぐらい大きさがあることで「特大」という表現が伝わったみたいだ。 

 その出前授業の様子を撮った写真が、チーフスタッフの人から送られてきた。木枯らし1号が吹いた日で、少々寒かったが熱心に受けている様子が伝わってくる。説明プレートもちゃんと取り付けられたみたいで少しだけ関わった者として嬉しかった。1人1台タブレットを持ち、授業に活かすという時代になったのだと教育環境の変化も実感できた。
          
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする