素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

霧の朝

2022年11月22日 | 日記
 朝刊を取りに玄関を出た時、今までにない夜露の多さに驚いた。「白露」「寒露」という語を思い起こした。二十四節季の言葉で、新暦では9月上旬から下旬、10月上旬から下旬の頃となっているが、温暖化の今、実感としてはそれぞれ1ヶ月余り遅くなっている。

 目に見えぬ塵を掃きたる寒露かな(手塚美佐)

 空気が澄み渡り爽やかな心持ちになる。伊賀上野や播但では珍しくもない風景だろうが、珍しく摂津方面に霧が立ち込め、淀川に沿った感じで帯状に延びていた。

   見慣れている風景と少し違うだけで新鮮な気持ちになる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする