素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

夏の北海道さいはて15景1日目:釧路は霧でした

2012年08月26日 | 日記
伊丹12:30発のANAで一気に釧路へ。14:25着、霧のお出迎え。気温22℃である。
第一景の摩周湖は濃霧、何も見えず、想像力で楽しむ。
第二景知床オシンコシンの滝は豪快でした。マイナスイオンをしっかり浴びる。曇り空のためオホーツク海沖に沈む夕陽は拝めず。雲間の夕焼けからイメージを膨らます。本日はイメージトレーニングの日。
18:30知床ウトロ温泉の宿、知床プリンスホテル風なみ季到着。心ゆくまで食べて飲んだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

隣の猫

2012年08月25日 | 日記
 今の家に引越しをして隣の家に挨拶に行った時、真っ先に注意されたことは黒猫に気をつけろということである。道をはさんで向かいの家の猫なのだが、獰猛で近づくと噛みついてくるというのだ。この一帯を制圧し我が物顔で歩いている。「私のとこも二匹猫がいるのですが、おびえて外に出ませないとん。自分の家のようにこの門柱の上に座っていますから近づいたり、手を出したりしないで下さい。噛みつかれますから。大袈裟じゃありません。犠牲者は何人もいますから」「飼い主に言わないんですか?」と素朴な質問をするとさらに声をひそめて「飼ってるおばあさん。猫以上にむずかしいんですよ。さわらぬことです。」

 半信半疑であったが、二日後に隣の門の上で寝ている黒猫がいた。ためしに近づいてみるとすぐに戦闘モードになった。しばらくにらみあっていたがこちらに本気さがないと見たのか、門柱から下りて悠然と立ち去っていった。このあたりの猫は出合うと傷みつけられるのでなりをひそめている。

 3年ほどしてその黒猫が亡くなった。とたんに隣の二匹の猫がのびのびと動きまわるようになった。我が家の花壇をトイレだと思いしょっちゅう入り込んではふんをしていく。長年家にとじこもっていたせいかメタボであった。我が家では“タヌキねこ”と呼んで見つけると追っ払うという仁義なき戦いが始まった。一撃をと思うのだが逃げ足だけは速かった。外のポリバケツに魚の混じった生ごみを入れると夜中に体当たりをしてバケツを倒しふたをはずすという知恵もあり難儀した。ただ現場を見たことはなく憶測だけなのでどうしようもなかった。

 ある日ホームセンターで“のらねこ忌避剤”なるものを見つけ「これだ!」とばかり説明書も読まず家の周りに思い切りまいたが、10分後に大失敗であることがわかった。ネコの嫌がる臭いによってバリアを張るというのが忌避剤の基本。それは人間にとっても悪臭なのである。たちこめる悪臭にすっぽり覆われ窓を開けられない状態になってしまった。

 数年この闘いは続いたが二匹のうち一匹が亡くなると残った“たぬきネコ”の行動範囲が狭まった。2カ月に1回ぐらいの割合で仕事から帰ると車庫の車の下に座っていたりする程度である。そういう時は「オーまだ生きていたのか」と声をかけて追い払いの儀式をさせてもらう。どちらも本気ではなくなった。

 今年に入ってからは一度も姿を見ていない。もう死んだかもしれないなと言いながらネコと無縁の生活が続いていた。ところが今日の夕方、花に水をやっていると隣の門柱の上に子猫が二匹いるのが目に入った。最初に発した言葉が「ナヌー」であった。挨拶代わりに写真を撮った。二匹にとってはおそらく人生最初のカメラではなかろうか全身から警戒パワーを出していた。近づける所まで近づいてやれと寄っていった。約5mで黒いほうが逃げ出しさらに2歩寄ると茶色も逃げた。
  私のほうも長年の習性で攻撃的になってしまう。小さいうちに“隣はやばいぞ”と思わす作戦開始である。どういう経緯できた子猫だろうという疑問は残る。

 今日もジムのランニングマシーンで60分間走11kmを達成。2日だけあけての11kmは走力がついたことの証しである。今週結構詰めて体を絞ったのは明日から2泊3日で釧路・知床方面のツアーに参加するからである。解放の前には引き締める。何事もバランスが大切。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金曜日・夕刊のクロスワード第224回は「ノコリスクナイナツヤスミ」

2012年08月24日 | 日記
 1週間経つのは早い。先週はほろ酔い状態で始めて「あと1つ!」にすっかり酔いも醒めた。おかげでたくさんの人が同じようにパズルを楽しんでいるということを知る副産物はあったが、解き手としては悔しい幕引きであった。

 夕刊は普通15時過ぎに配達される。今日はリベンジのつもりで何も調べずに完全解答を目指した。4日連続ジムに通ったので今日は体の方は完全休養日。“余録日記”や“和時計をつくる”のやり残している所をしながらアルバムの整理などの雑用をこなしていたので夕方までの気分転換にちょうど良かった。

 今回はすぐには思いつかない言葉もタテとヨコの交点からスルスルと解けるので気持ちよくマス目が埋まっていった。A~Lの文字をアルファベット順に読むと「残り少ない夏休み」毎日が休みの生活にすっかり慣れた私にとっては縁遠い言葉となった。交野市は27日が始業式である。「学校に行ってくれるのは嬉しいけど、給食が無いのがね」とぼやくのが小中学生を子に持つジムのスタッフのMさん。「毎日、同じやと言われながらのソーメンや冷麺づくりから解放されたい!」は実感がこもっていた。
修正液を使っているところは適当に入れて辻褄が合わなくなった所。【12のタテ:欲深なー亡者】⇒ゴリゴリで× 【38のタテ:安珍に裏切られた清姫が変身】⇒ヘビで×
【49のヨコ:若い頃からー役を演じた北林谷栄】⇒ワキで× 【64のヨコ:ご様子などを拝見しに参りました】⇒ジンチュウミマイで× 38以外はちょっとヒントの読み方が甘かったと反省。でも思ったより早く完成したので“ブロック分別”にもチャレンジ。これは理詰めでいけるので楽である。
 この種の類のパズルやドリルは「強育論」「超・強育論」の著書がある宮本哲也さんの“強育パズル”シリーズや“強育ドリル”シリーズが面白い。総合や選択学習の時に取り入れて多くの生徒にやってもらったが、好評であった。私も一緒になって解いた。この時は立場的には平等になるのである。

 また、1週間待つ間、トレーニングのつもりで久しぶりにやったのが北原保雄監修「かなり役立つ日本語クロスワード」である。
 日本語に関する問題をいろいろなジャンル(省略したことば、俗なことば、ことわざ成句、敬語、四字熟語などなど)に分けて徐々に難しくなるように並べられている。解いているうちに日本語の力が自然に身につく仕掛けになっている。解答だけでなく日本語力向上に役立つ詳しい解説がついているのも他のクロスワードパズルにはないところ。

 今夜はスッキリ眠ることができる。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の甲子園・大阪桐蔭春夏連覇

2012年08月23日 | 日記
 高校野球も見なくなったが、昼食時がちょうど決勝戦の終盤であったのでテレビをつけた。光星学院は付け入る隙もなく寄り切られた感じであった。VTRを見ると1,2回の立ち上がりのチャンスに先行できなかったため流れが桐蔭へ逃げていったみたいだ。勝負の流れとは不思議なものだ。

 197cmの藤浪投手、“背が高い”からということが強調されているが、それだけではないだろうという思いを持つ。私自身も中学3年生で182cmあったから“大きい大きい”とことあるごとに言われた。相撲で負けたり、器械体操などでうまくできなかった時は“大きいくせに”と言われバレーボールやバスケットボールでは“大きいからいいな”とできて当たり前みたいに言われ釈然としない思いをいつも抱いていた。

 骨の成長と筋肉のバランスが取れなかったり、体のバランスや支える力を養うのに苦労もいった。与えられた条件だけでうまくいくわけではなく練習によって養っていかなければならないことの方が多かった。そこを見てもらえないことに若かった時は拗ねた気持ちをもっていた。今思えばちょっともったいなかったと思うがいたし方がない。

 史上7回目の春夏連覇で、閉会式までの時間にNHKは今までの春夏連覇を成し遂げた6校を紹介していた。最初が1962年の作新学院、八木沢投手をよく覚えている。チームとして鮮烈に記憶しているのが1966年の中京商業。私も多感な時期だっただけに余計に覚えているのかもしれない。野武士のような集団であった。とくにランナーで出た時の離塁の大胆さ、状況に応じた守備位置の取り方など高校生離れしていた。その後の箕島、PLになるとチームカラーが好きでなかったので記憶に薄い、横浜、興南あたりでは高校野球に関する興味が薄らいできた。

 大阪桐蔭は推薦入学で野球エリートをとっているから強くて当たり前という声もあるが、中学時代まで各チームの中心選手ばかりの集団だけにチームをまとめていくのに監督は大変だと思う。目先の結果だけを追い求めていけば長続きしない。春の優勝の時西谷監督の経歴、考え方を知る機会があったが、彼自身下積みの苦労を経験しているし、高校卒業後の人生を見据えての指導を一貫しておこなっていることが強さの下地にあるように思う。

 促成栽培ではなく年代にふさわしい指導というものがもっと考えられたら日本のスポーツ文化はさらに成熟していくと思う。

 高校野球の終わりも夏の終わりを感じさせてくれるものの1つであることには変わりない。

 今日は生駒山に沿って雷雲が発生したみたいで、16時ごろジムを出ると陽がさしているのに雨が落ちてきて夜にかけてけっこうまとまった雨となった。自転車での遠出を自重して正解だっと思ったしだい。友人と六甲山に出かけていた妻は「良い天気で涼しかった」とご機嫌で帰ってきた。あちらから見ると生駒山付近が真っ黒な雲に覆われていたのでみんなと「降っているのかな?」と話していたそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランニングマシーン60分間走・5度目の11km

2012年08月22日 | 日記
 今週は予定がほとんど入っていないのでジムでのトレーニングをメインに生活を組み立てている。月、火の流れの続きで今日は自然な形でランニングマシーン60分間走11kmに取り組んだ。“からだ燃える”も継続して摂取しているおかげか回復力が早くなっているように感じる。

 今日は余裕とまでは言えないがストレスを感じることなく11kmを達成できた。金哲彦さんのアドバイスに従い、外を走った時のロング走の距離とタイム、ランニングマシーン60分間走については記録している。人間は“思い込み”にとらわれやすい。それが慢心や過信逆に不安や自信喪失を生みだす元になることが多々ある。事実を記録して残しておくということは大切である。

 ランニングマシーン60分間走を初めて達成したのは6月7日。それから7月3日、8月1日、8月10日ときて8月22日の今日で5回目。その間7月20日は10.89km、7月27日は10.96kmを走っているので体が変化していることが実感できる。インナーマッスルを鍛えることをより意識してきたことも関係しているように思う。

 明日どうするかは朝起きた時に決める。本当は気分転換に思い切り遠くまで自転車を走らせたいのだが天候が不安定でいつ雷雨に見舞われるかわからないので自重している。堤防にある自転車専用道路が一番気持ちが良いのだが、雷の時は一番危険な場所でもある。予測がつかないだけにやっかいである。今は大陸からの高気圧ががんばってくれることを願っている。

 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする