shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

月山へ行ってきました

2020-10-02 08:59:27 | 山行・旅行
10月1日、日本百名山の一つ、月山(1984m)へ行ってきました。
この時期、この山を代表するお花は、エゾオヤマリンドウ(リンドウ科リンドウ属)です。
登山道脇のあちらこちらで、このお花を観ました。曇天のため開いているお花がなかったのが残念です。


さて、今回はリフトで1510m付近まで昇り、そこからの登山開始です。
先ずは姥ヶ岳(1670m)へ向かいます。


登山道脇にシロバナトウウチソウ(バラ科ワレモコウ属)が咲いていました。
本州の東北地方に分布するお花で、私は初見でした。




続いてチングルマ(バラ科ダイコンソウ属)です。既に綿毛もほとんど残っていません。
陽が差せばもっと赤く輝くはずです。


草紅葉の中を歩いていくと・・


しばらくで姥ヶ岳山頂に着きました。


山頂は素通りして、次のピーク(1688m)へ進みます。


辺りは紅葉の真っ盛りですが、残念ながらガスが掛かっています。
晴れていたら、どんなに素晴らしいことでしょう。


すると、登山道脇に白いお花が・・
はじめはウメバチソウかと思いましたが、よく見るとハクサンイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属)です。
昨日、鳥海山でハクサンイチゲを見たので、その時ほどの驚きはありません。




いっぱい咲いています。




こちらはミヤマキンバイ(バラ科キジムシロ属)。




ヤマハハコ(キク科ヤマハハコ属)は残花があちらこちらで。


そして、このお花は何でしょうか? ノリウツギ(アジサイ科アジサイ属)のように見えますが、自信がありません。


アザミ(キク科アザミ属)もたくさん見かけましたが、既に種を飛ばしているものがほとんどでした。






そして、ここにもエゾオヤマリンドウが。


紅葉とお花を楽しみながら歩いていたら、いつのまにか牛首に着きました。
家を出るときに用意したあんぱんを食べると、パワー全開です。
ターボを利かして、坂道を登っていきます。






30分も経つとあんぱんターボの威力も衰え、疲れが出てきたと思ったら、稲荷神社に着きました。
ここで、順番を待って参拝しました。


一休みができ、再び5~6分頑張ると、山頂の平らなところに着きました。
冬は方向が分からなくなりそうなところです。と、思ったら方位盤がありました。冬は完全に雪の下です。


月山神社の方向へ、前の人について進みます。




参拝も前の人に続いて行いました。


ここが山頂(最高地点)のようですが、少し離れたところに三角点があるので、そこにも立ち寄ることにしました。
神社の社務所脇を西に折れて、北へ進みます。すると三角点があり、人が集まっていました。
順番を待って写真撮影です。




山頂からの景色もガスのため遠くまでは見渡せません。


風が強くなってきたので、手袋をはめて下山です。


牛首まで下りてきました。もう寒くはありません。
正面が登ってきた姥ヶ岳からの道。帰りは左へ下りて平原の中を歩きます。
牛首の手前にベンチがあったので、ここでお昼にすることにしました。


お弁当は宿で作ってもらったものです。
景色を眺めながら、ゆっくりお弁当をいただきました。


さて、再び出発です。牛首からは木道を下っていきます。
登山道脇にはかわいいアザミが。


そして、黄色く色づくイチョウのような葉は、イワイチョウ(ミツガシワ科イワイチョウ属)だと思います。
晴れていたら、どんなに良かったでしょう。




そして、ここにもエゾオヤマリンドウがいっぱい。


湿原の風景を堪能しながら、ゆっくりゆっくり歩きます。






ゆっくり歩いていると、雲行きが怪しくなってきました。
そして雨がぽつんぽつんと降り始めました。ザックにカバーを掛けて、小走りでリフトまで急ぎます。
あゝ、前日に続き、今日も最後は駆け足になってしまいました。


今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
コメント (10)
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