shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

10月の「今井の桜」サクラと野草とコブハクチョウ(千葉県白井市)

2020-10-18 00:00:37 | みんなの花図鑑
今年3月末に「今井の桜」をブログで紹介しました。
(リンクはこちら)

10月16日(金)、久しぶりに快晴に恵まれたので、今井の桜並木を散策してきました。
桜の時期は大勢のハイカーで賑わいますが、この日は数人を見かけただけでした。
道ばたのお花と、最後にカメと昆虫たち、そしてコブハクチョウをご覧いただきたいと思います。

■ ソメイヨシノ(バラ科サクラ属)。
河川沿いの桜並木の中のいくつかの樹で開花していました。
二度咲きだと思われます。少なくとも4~5本の樹で一部の花が開花していました。


■ アメリカセンダングサ(キク科センダングサ属)。
道ばたに群生していました。


■ コセンダングサ(キク科センダングサ属)。
道ばたに群生していました。








■ シロバナセンダングサ(キク科センダングサ属)?
道ばたでコセンダングサと混じって咲いていました。
コセンダングサの変異種かもしれません。


■ セイタカアワダチソウ(キク科アキノキリンソウ属)。
道ばたや休耕田に群生していました。








■ アキノノゲシ(キク科アキノノゲシ属)。
道ばたで咲いていました。


■ オナモミ(キク科オナモミ属)の仲間。
道ばたで見かけました。


■ キツネノマゴ(キツネノマゴ科キツネノマゴ属)。
未舗装道路の真ん中(轍と轍の間)に群生していました。




■ オオバコ(オオバコ科オオバコ属)。
未舗装道路の真ん中(轍と轍の間)に群生していました。
花をつけているものは僅かでした。






■ ミゾソバ(タデ科イヌタデ属)。
道ばたに群生していました。




■ ミチヤナギ(タデ科ミチヤナギ属)?
道ばたで見かけました。
30cmほどの背丈で、葉は互生、花は3mmほどしかありません。
自信がありません。






■ イヌタデ(アカマンマ、タデ科イヌタデ属)
道ばたに咲いていました。


■ ツユクサ(ツユクサ科ツユクサ属)。
道ばたでたくさん見かけましたが、数は減っています。白花は見かけませんでした。


■ アレチウリ(ウリ科アレチウリ属)。






■ カラスウリ(ウリ科カラスウリ属)の果実。
河畔や道ばたで見かけました。




■ イヌホウズキ(ナス科ナス属)。
道ばたで見かけました。






■ ススキ(イネ科ススキ属)。
道ばたで多く見かけました。


キンエノコロ(イネ科エノコログサ属)のようですが、自信がありません。
剛毛の色が黄金色には見えないので、キンエノコロとは違う種類かもしれません。
チカラシバ(イネ科チカラシバ属)のようです。みみさんに教えていただきました。
道ばたで見かけました。エノコログサよりも明らかに大きいです。


■ アブラナ科の植物。
道ばたに咲いていました。背丈が80cmほどありました。
名前は分かりませんが、本来の花期は春かもしれません。


■ ウシハコベ(ナデシコ科ハコベ属)。
道ばたで見かけました。
ハコベより大きいので、ウシハコベといわれます。


名前が分かりません。→ マメアサガオ(ヒルガオ科サツマイモ属)。ピエロさんから教えていただきました。
道ばたに咲いていました。花の直径が1cmほどのつる性の植物です。






■ クサガメです。
日向ぼっこ(甲羅干し)をしていました。


■ 昆虫たちです。
名前は分かりません。






■ コブハクチョウ
恐らく家族だと思われる、コブハクチョウ4羽を見かけました(もう1匹は右の木陰にいます)。
このハクチョウは本来日本にはいない外来種ですが、既に日本の各地で見られます。
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/20010.html

朝日新聞によると、コブハクチョウは手賀沼周辺では渡りをせずに居続けており、この辺りで150~200羽ほどが定着しているようです。
https://www.asahi.com/articles/ASN5Z7267N5XUDCB007.html

元来ヨーロッパや中央アジアなどに分布するものです。日本では飼われていたものが逃げ出すなどして野生化し、各地に住み着くようになりました。
周辺の水田やレンコン畑を荒らすなど農業被害も出ていて、また、生態系への影響も指摘されています。
オオハクチョウとほゞ同じ大きさで、見た目もよく似ています。違いは、オオハクチョウが嘴の色は黄色と黒で、目の側まで黄色なのに対し、コブハクチョウは赤味を帯びた黄色(オレンジ色)と黒で、目の側は黒色です。
あまり鳴かないので、英語では mute swan と呼ばれています。
見た目はとてもかわいいのですけど、農業に被害が出たりするのは残念ですね。


コブハクチョウの目の側は黒色です。何だか悲しい目のように見えてきました。


今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
コメント (8)
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