shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

吾妻連峰縦走登山 ⑤家形山~浄土平(最終回)

2022-09-21 05:29:24 | 山行・旅行
9月12、13日に吾妻連峰の西にある日本百名山の西吾妻山(にしあずまやま、標高2035m)から、東にある日本三百名山の一切経山(いっさいきょうざん、同1949m)までを縦走した。

これまで4回に亘り縦走の様子をご覧いただいてきた。
■1日目
その①:グランデコスノーリゾートのゴンドラ(ロープウエイ)山麓駅から、山頂駅まで。
その②:ゴンドラ山頂駅から西吾妻山まで。
その③:西吾妻山から弥兵衛平小屋(明月荘)まで。
■2日目
その④:弥兵衛平小屋(明月荘)から家形山まで。

<縦走全体の地図>


<今回(その⑤)歩いた範囲の地図>


私が家形山の山頂に着いたのが10時20分だった。そこで山の師匠のS氏を待ったがなかなか現れない。結局現れたのは35分後だった。
二人は家形山で待ち合わせていたが、私が三角点のある山頂で待っていたのに対し。師匠は標柱のところで待つと思ったようだった。家形山は名前の通り家の屋根のような形の頂上を持っている。二人が待っていた所は、歩くと14分ほど離れていた。
いずれにしても、二人は10時55分に無事に合流した。早速準備していた昼食に取りかかった。

左:「家形山」の標柱のある場所 中:「五色沼・一切経山」への分岐 右:「家形山」の三角点とケルン
  

三角点とケルンがある家形山の山頂からは、一切経山を正面に観て、五色沼を見下ろすことができた。
私がそこにいた1時間足らずの間に、五色沼は幾度も色を変えていた。








師匠は下りが特に速いので、私が家形山から先に出発した。この先五色沼の西岸を通って一切経山へ登っていく。
下りの途中にヤマハハコが咲いていた。何やら不思議な形の昆虫(カメムシ?)が止まっていた。
 

湖畔にはシラタマノキ、アキノキリンソウ、エゾオヤマリンンドウなどが観られた。
 

 

一切経山への登りはガレ場が続いていて、ゆっくり登った。師匠は既に追いついていて、二人して途中で一休みして五色沼を眺めた。
そこからは五色沼だけでなく、家形山もはっきり見えた。歩いてきた道はガスに覆われてきていた。


一切経山の山頂には、計画通り12時ちょうどに到着した。たくさんの登山者が五色沼に向かって座り、昼食を摂っていた。
 

一切経山から、地図で方向を確かめ、浄土平を目指して下山した。今度は師匠が鎌沼を回っていくというので先行し、私は酸ヶ平から直接浄土平に下った。
 

写真は、最後にエゾオヤマリンドウ、シラタマノキ、ヤマハハコを撮ってお仕舞いにした。






浄土平ビジターセンターの駐車場に、13時4分に二人同時に到着した。計画より36分早かった。
その後、私にとっては半世紀ぶりとなる吾妻小富士に登る計画だったが、全山ガスに包まれていたので止めにした。

ザックを師匠の車に入れて、登山靴を脱いだ。グランデコまで師匠の運転で移動して、そこで車が2台になった。
温泉は裏磐梯にある「香の湯」に車2台で行き、今回の山旅を締めくくった。

吾妻連峰縦走登山 (完)


縦走で踏破した主な峰
・西大巓(にしだいてん、標高1982m)
・西吾妻山(にしあずまやま、同2035m)
・凡天岩(ぼんてんいわ、同2004m)
・東大巓(ひがしだいてん、同1928m)
・昭元山(しょうげんざん、同1893m)
・烏帽子山(えぼしやま、同1879m)
・ニセ烏帽子山(にせえぼしやま、同1836m)
・家形山(いえがたやま、同1877m)
・一切経山(いっさいきょうざん、同1949m)
コメント (12)
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