先ずはこの花です。
なつみかんさんのブログでも紹介されていました。


サンインヒキオコシ(山陰引き起こし、シソ科ヤマハッカ属の多年草)です。
この植物は、北陸地方の西部から、山陰、九州北部にかけて分布します。四国のみに分布するミヤマヒキオコシの変種であり、葉の幅がより広く、花がより大きいという特徴があります。
続いてはこの花です。ススキの根元に咲いていて、手前の植物の葉が邪魔してうまく撮れませんでした。


ナンバンギセル(南蛮煙管、野菰、ハマウツボ科ナンバンギセル属の多年草)です。
この植物はイネ科の単子葉植物(イネ、ススキ、サトウキビなど)の根に寄生します。葉緑素が無く、寄主の根から吸収した栄養分に依存して生育します。
キク科の植物が2つ続きます。
先ずはお馴染みのこの花です。

ノコンギク(野紺菊、キク科シオン属の多年草)です。ノコンギクは変異種が多いといわれています。ここで咲いているものは、標準的なものだと思います。
頭花の大きさは2.5cmほどでした。
もう1つはこの花です。ノコンギクより二回りほど大きく、頭花は5cmほどありました。

ハマギク(浜菊、キク科キク属の多年草)です。青森県から茨城県までの太平洋側に分布し、海岸の陽当たりのよい崖や砂地に生えます。
花が大きく美しいので、古くから栽培されているようです。
次はキツネノマゴ科の植物が2つ続きます。
先ずはこの花です。写真は後ろ姿しか撮れませんでした。

スズムシバナ(キツネノマゴ科イセハナビ属の多年草)です。近畿レッドデータブックでは絶滅危惧種Aとなっています。
本州(近畿以西)、四国、九州、朝鮮半島南部、中国大陸中部に分布し、石灰岩・緑色岩地を好むようです。数を減らした原因のひとつが、シカによる食害です。
次もキツネノマゴ科の青色の花です。こちらは何とか前向きの花を見つけました。


ユキミバナ(雪見花、キツネノマゴ科イセハナビ属の多年草)です。かつてはスズムシバナと同種として考えられていましたが、1993年に新種として発表されました。
福井県と滋賀県に分布しています。
次の花はなつみかんさんのブログで最近紹介されていますので、お馴染みの方も多いことでしょう。タデ科の植物です。

そうです。サクラタデ(桜蓼、タデ科イヌタデ属の多年草)です。日本では、本州、四国、九州に分布し、日当たりの良い水辺や湿地に生育します。
次はマメ科の植物です。

そうです。タヌキマメ(狸豆、マメ科タヌキマメ属の多年草)です。日本では,本州、四国、九州に分布し、陽当たりがよくやや湿ったところに生えます。
「タヌキ」の名にふさわしく、萼に毛が生えています。
最後は、fukurouさんが試験管ブラシと仰る花です。


そうです。サラシナショウマ(晒菜升麻、更科升麻、キンポウゲ科サラシナショウマ属 の多年草)です。
この花は白山などの山で8~9月に観ますが、京都では10月に咲くようです。
植物生態園では、この他にもシロネ(白根、シソ科シロネ属の多年草)、メドハギ(筮萩、マメ科ハギ属の多年草)などいくつかの花が咲いていました。
また、実が生っていた草木がたくさんありましたが、今回ブログでご紹介するのはこれでおしまいです。
植物園から比叡山がきれいに見えましたので、ご紹介します。

最後に正門を入ってすぐの花壇と、正門前のケヤキ並木、そして池にいたカモ(マガモ、カルガモ)をご覧いただいて、京都府立植物園のご報告を終わりとします。
ご覧いただき、ありがとうございました。




2022/10/15
なつみかんさんのブログでも紹介されていました。


サンインヒキオコシ(山陰引き起こし、シソ科ヤマハッカ属の多年草)です。
この植物は、北陸地方の西部から、山陰、九州北部にかけて分布します。四国のみに分布するミヤマヒキオコシの変種であり、葉の幅がより広く、花がより大きいという特徴があります。
続いてはこの花です。ススキの根元に咲いていて、手前の植物の葉が邪魔してうまく撮れませんでした。


ナンバンギセル(南蛮煙管、野菰、ハマウツボ科ナンバンギセル属の多年草)です。
この植物はイネ科の単子葉植物(イネ、ススキ、サトウキビなど)の根に寄生します。葉緑素が無く、寄主の根から吸収した栄養分に依存して生育します。
キク科の植物が2つ続きます。
先ずはお馴染みのこの花です。

ノコンギク(野紺菊、キク科シオン属の多年草)です。ノコンギクは変異種が多いといわれています。ここで咲いているものは、標準的なものだと思います。
頭花の大きさは2.5cmほどでした。
もう1つはこの花です。ノコンギクより二回りほど大きく、頭花は5cmほどありました。

ハマギク(浜菊、キク科キク属の多年草)です。青森県から茨城県までの太平洋側に分布し、海岸の陽当たりのよい崖や砂地に生えます。
花が大きく美しいので、古くから栽培されているようです。
次はキツネノマゴ科の植物が2つ続きます。
先ずはこの花です。写真は後ろ姿しか撮れませんでした。

スズムシバナ(キツネノマゴ科イセハナビ属の多年草)です。近畿レッドデータブックでは絶滅危惧種Aとなっています。
本州(近畿以西)、四国、九州、朝鮮半島南部、中国大陸中部に分布し、石灰岩・緑色岩地を好むようです。数を減らした原因のひとつが、シカによる食害です。
次もキツネノマゴ科の青色の花です。こちらは何とか前向きの花を見つけました。


ユキミバナ(雪見花、キツネノマゴ科イセハナビ属の多年草)です。かつてはスズムシバナと同種として考えられていましたが、1993年に新種として発表されました。
福井県と滋賀県に分布しています。
次の花はなつみかんさんのブログで最近紹介されていますので、お馴染みの方も多いことでしょう。タデ科の植物です。

そうです。サクラタデ(桜蓼、タデ科イヌタデ属の多年草)です。日本では、本州、四国、九州に分布し、日当たりの良い水辺や湿地に生育します。
次はマメ科の植物です。

そうです。タヌキマメ(狸豆、マメ科タヌキマメ属の多年草)です。日本では,本州、四国、九州に分布し、陽当たりがよくやや湿ったところに生えます。
「タヌキ」の名にふさわしく、萼に毛が生えています。
最後は、fukurouさんが試験管ブラシと仰る花です。


そうです。サラシナショウマ(晒菜升麻、更科升麻、キンポウゲ科サラシナショウマ属 の多年草)です。
この花は白山などの山で8~9月に観ますが、京都では10月に咲くようです。
植物生態園では、この他にもシロネ(白根、シソ科シロネ属の多年草)、メドハギ(筮萩、マメ科ハギ属の多年草)などいくつかの花が咲いていました。
また、実が生っていた草木がたくさんありましたが、今回ブログでご紹介するのはこれでおしまいです。
植物園から比叡山がきれいに見えましたので、ご紹介します。



最後に正門を入ってすぐの花壇と、正門前のケヤキ並木、そして池にいたカモ(マガモ、カルガモ)をご覧いただいて、京都府立植物園のご報告を終わりとします。
ご覧いただき、ありがとうございました。




2022/10/15