6月10~12日、尾瀬を歩いてきました。道中見かけた花々を、選りすぐってご紹介します。
★ 3日間に歩いたコースです。
1日目(6月10日) 鳩待峠→横田代→アヤメ平→富士見田代→富士見峠→八木沢橋→見晴→三条ノ滝→見晴(テント泊)
2日目(6月11日) 見晴→燧ヶ岳→見晴(テント泊)
3日目(6月12日) 見晴→龍宮小屋→牛首分岐→山ノ鼻(研究見本園)→鳩待峠
★ 先ずは、草花からご覧ください。
■ ミズバショウ(サトイモ科ミズバショウ属)
3週間前に出かけた時に咲き始めていたミズバショウ、もう見ごろは終わりかけです。
(斑入りミズバショウ)
■ ショウジョウバカマ(シュロウソウ科ショウジョウバカマ属)
■ リュウキンカ(キンポウゲ科リュウキンカ属)
■ ニリンソウ(キンポウゲ科イチリンソウ属)
■ シラネアオイ(キンポウゲ科シラネアオイ属)
山ノ鼻から鳩待峠に向かう途中で撮りました。シカの食害から守るため、高圧電流を通した柵が施されていました。
■ ミツバオウレン(キンポウゲ科オウレン属)
乾いた湿原や山道で何度も見かけました。
■ スミレの仲間
尾瀬では大きなスミレがいたるところで観られました。オオバタチツボスミレが第一候補です。
■ コイワカガミ(イワウメ科イワカガミ属)
燧ヶ岳の山頂近くで観ました。
まだ蕾のものが多く、正面を向いて咲いている花がなく、登山道から腕を精いっぱい伸ばして撮りました。
■ ミヤマキンバイ(バラ科キジムシロ属)
やはり、燧ヶ岳で観ました。
■ ワタスゲ(カヤツリグサ科ワタスゲ属の多年草)
すでに綿毛になっているものが多かったです。これからの季節、綿毛が尾瀬の湿原を埋め尽くします。
■ タテヤマリンドウ(リンドウ科リンドウ属)
■ ミツガシワ(ミツガシワ科ミツガシワ属)
かつては尾瀬沼周辺の湿原や尾瀬ヶ原を代表する花の一つでした。シカの食害により大きく数を減らしました。
■ミヤマカタバミ(カタバミ科カタバミ属)
■ コバイケイソウ(シュロソウ科シュロソウ属)
■ レンプクソウ(レンプクソウ科レンプクソウ属)
■ タネツケバナ(アブラナ科タネツケバナ属)
温泉小屋の前で観ました。
■ セイヨウタンポポ
温泉小屋の前に咲いていました。総苞を覗き込んだらセイヨウタンポポでした。
■ フキ(キク科フキ属)
見晴のキャンプ場で、3週間前に見たフキノトウが、すっかり綿毛に変わっていました。
★ 続いて樹に咲く花です。
■ ミツバツツジ(ツツジ科ツツジ属)
■ レンゲツツジ(ツツジ科ツツジ属)
尾瀬ヶ原の木道脇に多いです。竜宮尻付近で撮りました。
■ ヒメシャクナゲ(ツツジ科ヒメシャクナゲ属)
■ ムシカリ(スイカズラ科ガマズミ属)
■ ハウチワカエデ(カエデ科カエデ属)
■ アオダモ(モクセイ科トネリコ属)
■ ヤマナラシ(ヤナギ科ヤマナラシ属)・・自信がありません!
■ シラタマノキ(ツツジ科シラタマノキ属)
■ ズミ(バラ科リンゴ属)
■ チングルマ(バラ科チングルマ属)
★ 3日間の山歩きの様子は、こちらにまとめてあります。お時間がありましたら、ご覧くださいませ。
その1、その2、その3
★ 3日間に歩いたコースです。
1日目(6月10日) 鳩待峠→横田代→アヤメ平→富士見田代→富士見峠→八木沢橋→見晴→三条ノ滝→見晴(テント泊)
2日目(6月11日) 見晴→燧ヶ岳→見晴(テント泊)
3日目(6月12日) 見晴→龍宮小屋→牛首分岐→山ノ鼻(研究見本園)→鳩待峠
★ 先ずは、草花からご覧ください。
■ ミズバショウ(サトイモ科ミズバショウ属)
3週間前に出かけた時に咲き始めていたミズバショウ、もう見ごろは終わりかけです。
(斑入りミズバショウ)
■ ショウジョウバカマ(シュロウソウ科ショウジョウバカマ属)
■ リュウキンカ(キンポウゲ科リュウキンカ属)
■ ニリンソウ(キンポウゲ科イチリンソウ属)
■ シラネアオイ(キンポウゲ科シラネアオイ属)
山ノ鼻から鳩待峠に向かう途中で撮りました。シカの食害から守るため、高圧電流を通した柵が施されていました。
■ ミツバオウレン(キンポウゲ科オウレン属)
乾いた湿原や山道で何度も見かけました。
■ スミレの仲間
尾瀬では大きなスミレがいたるところで観られました。オオバタチツボスミレが第一候補です。
■ コイワカガミ(イワウメ科イワカガミ属)
燧ヶ岳の山頂近くで観ました。
まだ蕾のものが多く、正面を向いて咲いている花がなく、登山道から腕を精いっぱい伸ばして撮りました。
■ ミヤマキンバイ(バラ科キジムシロ属)
やはり、燧ヶ岳で観ました。
■ ワタスゲ(カヤツリグサ科ワタスゲ属の多年草)
すでに綿毛になっているものが多かったです。これからの季節、綿毛が尾瀬の湿原を埋め尽くします。
■ タテヤマリンドウ(リンドウ科リンドウ属)
■ ミツガシワ(ミツガシワ科ミツガシワ属)
かつては尾瀬沼周辺の湿原や尾瀬ヶ原を代表する花の一つでした。シカの食害により大きく数を減らしました。
■ミヤマカタバミ(カタバミ科カタバミ属)
■ コバイケイソウ(シュロソウ科シュロソウ属)
■ レンプクソウ(レンプクソウ科レンプクソウ属)
■ タネツケバナ(アブラナ科タネツケバナ属)
温泉小屋の前で観ました。
■ セイヨウタンポポ
温泉小屋の前に咲いていました。総苞を覗き込んだらセイヨウタンポポでした。
■ フキ(キク科フキ属)
見晴のキャンプ場で、3週間前に見たフキノトウが、すっかり綿毛に変わっていました。
★ 続いて樹に咲く花です。
■ ミツバツツジ(ツツジ科ツツジ属)
■ レンゲツツジ(ツツジ科ツツジ属)
尾瀬ヶ原の木道脇に多いです。竜宮尻付近で撮りました。
■ ヒメシャクナゲ(ツツジ科ヒメシャクナゲ属)
■ ムシカリ(スイカズラ科ガマズミ属)
■ ハウチワカエデ(カエデ科カエデ属)
■ アオダモ(モクセイ科トネリコ属)
■ ヤマナラシ(ヤナギ科ヤマナラシ属)・・自信がありません!
■ シラタマノキ(ツツジ科シラタマノキ属)
■ ズミ(バラ科リンゴ属)
■ チングルマ(バラ科チングルマ属)
★ 3日間の山歩きの様子は、こちらにまとめてあります。お時間がありましたら、ご覧くださいませ。
その1、その2、その3
殆どが高山植物でしょうから、知らばい名前の花もあります。
ムシカリ、ヤマナラシなど、聞くのも初めてです。
シラネアオイが特に綺麗で、ズミも満開ですね。
「お花畑で昼寝をすればチョウチョが飛んできてキスをする♪」という歌を思い出しましたけど、湿原では昼寝は出来ませんね。
こんなにお花が見られて、癒されながら歩かれたことでしょう。
私は見られない花を載せて下さって、有難うございました。
ムシカリは別名オオカメノキと言います。fukurouさんのブログに度々登場する樹です。
ヤマナラシはヤナギ科ですが、見慣れたヤナギ属の花とはずいぶん違いますね。私も自信がありません。
シラネアオイは、東北や新潟の山々では結構見かけます。
名前の由来となった日光白根山ではほとんど見かけず、保護されています。
理由はシカの食害です。シカがいない山には今でも数多く観られます。
燧ヶ岳から下りた後、生ビールを飲んで昼寝しました。
気持ちよかったですよ。
見晴→龍宮小屋→牛首分岐→山ノ鼻(研究見本園)→鳩待峠
地図で検索しながら、なるほどぉ、こんな風に
shuさんは、歩いたんだと、行ってはないんですが
楽しませてもらいました。
ほんとたくさんの高山植物を見られるのも尾瀬の自然が豊かなのを感じさせてくれていますね。
ミツガシワ、
この毛むくじゃらは、何でとか思ったり^^;
ヤマナラシの、微妙な形、不思議ですねぇ
今年、市の自然観察員の調査で、市内のタンポポの分布調査をしたんです。
セイヨウタンポポが、尾瀬にも来ているとは、驚きました。
と言っても、種が飛んできたのかもですし、
鳥が運んで来た?人間にくっついてきたとか、
色々あるんでしょうけど、
余計なものは、来ないほうが良いですよね。
と書きましたが、尾瀬の自然は、守られているなぁと感じました^^
余談です。
久しぶりに私も投稿しています。
お時間ある時にでも、見てくださいね
燧ケ岳(2256m)の見晴新道について調べたところ、標高差(1480m~2356m)876m、片道歩行距離3.3km、コースタイムは登り3時間40分、下り2時間35分でした。沢山の写真を撮影しながらほぼコースタイムどおりの山行、流石ですね。
これらのデータを私の経験値に合わせると、早池峰山の河原の坊コースより少しきい程度かな思いました。標高差(1917m~1050m)867m、片道歩行時間2.5km、コースタイムは登り3時間20分、下り2時間50分、これが河原の坊コースです。燧ケ岳のコースタイムに、登りも下りも、1時間ほど追加すれば私でも登れそうです。
鳥海山(2236m)より高い山が東北にあると知った時は少しがっかりしたものですが、東北人として最高峰を極めておきたいと思います、歩けるうちに行かないと、老化との競争です。
さて、沢山の花は見慣れたものも多いですが、見たことの無い知らない花も多かったです。
斑入りミズバショウは別の植物みたいです、スミレは難しいですね、レンブクソウは聞いたこともありませんでした、セイヨウタンポポは監視員さんたちが駆除しているのを観たことがありますが、写したことはありませんでした。
樹に咲く花は見かけても写さない場合が多いのか、下ばかり見ているのか、知らないものが多いです。
アオダモはバットの材料として知っていましたが花は知りません、ハウチワカエデ、ヤマナラシ、ズミ、など、下ばかり見ないで上も見ないといけませんね。
最終日は土曜日でしたので、山ノ鼻に着く手前から大勢の人とすれ違うようになりました。
同様に山ノ鼻から鳩待峠までも、次から次へとすれ違いました。
コロナ禍ですが、尾瀬の人気は落ちないようです。特に今年は若い人が多いように思いました。
山渓ハンディ図鑑によると、ミツガシワの花期は4~8月になっています。
ミツガシワは1属1種ですが、同じミツガシワ科にイワイチョウがあります。
私にはイワイチョウの方が馴染みがあります。
ヤマナラシは名前が分からず、Google レンズで調べました。
同じ属にドロノキがあり、よく似ています。
但し、生育地がヤマナラシが日当たりのよい山野なのに対し、ドロノキは冷涼で礫の多い河畔林となっていたので、ヤマナラシとしました。
尾瀬は入山に1時間ほど歩く必要があり、比較的外来種から隔離されているように思います。
それでもセイヨウタンポポは入ってきていました。
山小屋の前だったので、人が種を運んだ可能性が高いと思います。
山歩きの楽しみは、行く前の計画から始まり、紀行文のまとめで終わります。
今回撮った写真は650枚。写真の整理に時間がかかりました。
東北最高峰で、登りがいのある山です。
グレートトラバース百名山一筆書きで、田中陽希さんは私と同じ時間に見晴を出発し、燧ヶ岳に午前中に登り、午後は会津駒ヶ岳へ登頂しています。
(ちなみに私は1時に下りてビールを飲んで昼寝しました。)
鳥瞰図で楽しむ日本百名山をご覧になると分かりますが、彼は沼尻川に沿って尾瀬沼まで歩き、尾瀬沼の沼尻からナデッ窪を登っています。
そして下りは御池コースでした。
もし燧ヶ岳を計画されるなら、御池コースの往復か、尾瀬沼で前泊し、長英新道を登り御池へ下りるのがいいと思います。
ちなみに御池には大きな駐車場があり、そこから沼山峠までシャトルバスが出ているので、尾瀬沼へのアクセスも便利です。
樹に咲く花は私も苦手です。ズミは尾瀬ではよく見かけます。上高地でも見かけました。ヤマナラシは初めてかもしれません。
燧ヶ岳か至仏山に登ってみようか、と思っていましたが、日程が足らずにあきらめました。
レンゲツツジは、ツツジの中で最も遅れて咲く花です。
手元に「尾瀬の草花 ポケット図鑑 尾瀬への誘い」という小冊子があります。
これによると、尾瀬でのレンゲツツジの花期は6月中旬から7月末までとなっています。
私が観たレンゲツツジはたいていがまだ蕾で、竜宮尻の一角でだけ花が開いていました。
燧ヶ岳、至仏山への山行が叶わず、残念でしたね。
7月になると至仏山は大勢のハイカーで賑わうと思います。
私も初めて登ったのは7月でしたが、高山植物が豊富で、素晴らしい山だと思いました。
こんばんは。
たくさんのこうっざん植物たちですね。
私が尾瀬によく行っていたのは、真夏の暑い頃でした。
その時期にしか行けなかったのですが。
やはり植物がずいぶんと違いますね。
セイヨウタンポポが入り込んでいるのですね。
北海道のランチウエイにある西別岳でもやはりセイヨウタンポポが入り込んでいました。
登山者に抜いてもらう運動をしていたことを思い出しました。
尾瀬でも入山口に靴底を洗う仕掛けがあります。
しかし、ハイカーは侵入生物のことを意識して靴底を洗っているようには思えません。
いわば形式的なもののように見えます。
セイヨウタンポポにしても、山小屋の正面に咲いているので、駆除しようと思えばできるはずです。
そのような活動をされているようには、見えませんでした。
それでも一見したところ、その他の侵入生物は見かけませんでしたので、尾瀬の地形が侵入を防いでいるようですね。
尾瀬ヶ原がセイタカアワダチソウやヒメジョオンでいっぱいになったら、さぞかし興ざめです。