「心ゆたかな暮らしを」  ~Shu’s Page

小説のレビュー、家族の出来事、趣味の事、スポーツ全般など、日々の出来事をつづりながら、一日一日を心豊かに過ごせれば・・・

いよいよ「近畿大会」です!

2016年03月27日 | 家族・友達
本当に紆余曲折を経て、よくぞここまでたどり着きましたよ(^_^;)

明日は次女達のチームが、大阪で近畿の強豪校と勝負です!

一回戦の相手は、県No.1のチームです(^_^;)かなりの実力があるチームですが、思いっきり悔いのない戦いをしてきてもらいたいもんです!

残念ながら、仕事で休むことが出来ず(T_T)祈るのみですが・・・、遠くから念を送りますよ!

ガンバレ\(^^)/ガンバレ!

きゅんきゅんきます『僕は明日、昨日の君とデートする』by七月隆文

2016年03月26日 | 小説レビュー
~京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。
気配り上手でさびしがりやな彼女には、ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていて―。
「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘くせつない恋愛小説。
彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる。「BOOK」データベースより


まぁ、何と美しい恋愛小説なんでしょう。恋愛ミステリー?というんでしょうか?少し仕掛けがあるんで、普通の純愛小説とは、一線を画すと思うんですが・・・。

とてもピュアな気持ちになって読めました。身体から毒が抜けていくような、「デトックス小説」です

舞台が「京都」ということもあって、読んでいて情景が浮かぶので楽しかったです。

僕は何にでも感化されやすい性格なんで、この小説を読んで色々と感じました・・・。

「一期一会」じゃないですが、大切な家族や友人たちと過ごす時間というのは、当たり前のことですが、過ぎてしまえば、もう二度と戻らない時間なんですよね。

人と人との出会いなんて、奇跡的で、本当に縁が結ぶもので、そういう人たちとの交わりをこれからも大切にしていこうと思いました。

とてもハートウォーミングな物語ですが、小説として考えるとタイトルからある程度、ネタバレというか結末が想像できるので・・・、

★★★3つです。

おもしろいけど・・・「陽気なギャングは三つ数えろ」by伊坂幸太郎

2016年03月20日 | 雑感・日記的な
~陽気なギャング一味の天才スリ久遠は、消えたアイドル宝島沙耶を追う火尻を、暴漢から救う。
だが彼は、事件被害者のプライバシーをもネタにするハイエナ記者だった。
正体に気づかれたギャングたちの身辺で、当たり屋、痴漢冤罪などのトラブルが頻発。
蛇蝎のごとき強敵の不気味な連続攻撃で、人間嘘発見器成瀬ら面々は断崖に追いつめられた!必死に火尻の急所を探る四人組に、やがて絶対絶命のカウントダウンが!人気シリーズ、9年ぶりの最新作!「BOOK」データベースより


「陽気なギャング」シリーズの三作目です。

相変わらず楽しい四人組が活躍してくれる、痛快アクションコメディーです。

伊坂さんらしく、爽やかに軽快に物語が進行し、最後に軽いどんでん返しもあり、それなりに楽しめます。

まぁ、贅沢言うたらあきませんけど、もう一捻り欲しかったですね。

四人のキャラクターやセリフに目新しさはないですし、軽さだけが印象に残ってます。

シリーズもので、三作目が一番良かったのは「トイ・ストーリー」だけですかね?

話がそれましたが、題名にかけているわけではないですけど、

★★★3つですね。

囲碁やってる人~? (^-^)/ハイ!

2016年03月13日 | 囲碁
前に職場の関係で「囲碁」を始めたというような事を書いたかも知れませんが、最近かなりハマってます。

ニュース等で、百万ドルを賭けて、「最強のコンピューターVS囲碁世界王者」との五番勝負で、現在、コンピューターの2連勝ということや、井山裕太さんが、現在対局中の「十段戦」でタイトルを獲れば、囲碁界史上初となる七大タイトルを全て保持する七冠王者となることなど、何かと囲碁の話題が世の中に出回っています。

囲碁は将棋と違って、非常にとっつきにくく、「打ったことがない」という人の方が多いゲームだと思います。

また、テレビアニメでも、波平さんや、伊佐坂先生が難しい顔をして打ってる姿などがあり、「年配の人がする趣味」のイメージがありますね。

昨年4月、ほぼ実戦経験のない僕は、囲碁初段級の実力を持つ同僚に誘われて、冷やかし半分で「宝酒造杯」というアマチュア大会に出場したところ、奇跡的に一勝をもぎ取り、囲碁の世界の楽しさ、見ず知らずの人と対戦して勝つ喜びを知りました!

それから、ボチボチとアプリで詰碁をしたり、コンピューターと対局したりしてましたが、イマイチ盛り上がらず、「このままでは、また宝酒造杯で一勝出来るかどうか?」と、不安な気持ちで過ごしていました。

最近、プロ棋士の方と話した際に「囲碁クエストというアプリは無料でネット対局もできるし、プロも打ってるよ」と教えてくれはりました。

早速、ダウンロードして、最初は30級からのスタートとなり、そして「対局開始」を選択すると、日本全国?の囲碁好きと無言の熱い戦いが始まるわけです!

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もう、それは何とも言えない、チリチリとひりつくような緊張感ですよ!

9路盤なんで、1試合5分程度で終わりますし、とっても手軽に打てます。

2勝すれば昇級するという感じて、レーティングによってランダムに対戦相手が決まるので、3級から25級ぐらいまでの方と対戦してきました!

ちなみに、僕は現在、17勝23敗一分で、19級まで上がってきました!まだまだ高みを目指して頑張りますよ!

深層心理の描写が巧み!「桐島、部活やめるってよ」by朝井リョウ

2016年03月10日 | 雑感・日記的な
~田舎の県立高校。バレー部の頼れるキャプテン・桐島が、理由も告げずに突然部活をやめた。
そこから、周囲の高校生たちの学校生活に小さな波紋が広がっていく。
バレー部の補欠・風助、ブラスバンド部・亜矢、映画部・涼也、ソフト部・実果、野球部ユーレイ部員・宏樹。
部活も校内での立場も全く違う5人それぞれに起こった変化とは…?
瑞々しい筆致で描かれる、17歳のリアルな青春群像。第22回小説すばる新人賞受賞作。「BOOK」データベースより)


非常に有名なタイトルで、映画化もされているので、皆さんも聞いたことがあると思います。

長女から借りたんですが、まさに高校生が読むと「ビンゴ!」な内容です。でも僕らのような世代が読んでも楽しめますし、会社や何らかのコミュニティに属して生きている訳ですから、共感できる内容かと・・・。

「何者」では、鋭くえぐるような描写でしたが、この作品では若干ソフトに描かれています。

はじめの方は、少ししんどいですが、段々と爽やかに清々しい気持ちで読んでいけます。

★★★☆3.5ですね。

なんだかねぇ~「ソロモンの犬」by道尾秀介

2016年03月02日 | 小説レビュー
~秋内、京也、ひろ子、智佳たち大学生4人の平凡な夏は、まだ幼い友・陽介の死で破られた。
飼い犬に引きずられての事故。だが、現場での友人の不可解な言動に疑問を感じた秋内は動物生態学に詳しい間宮助教授に相談に行く。
そして予想不可能の結末が…。青春の滑稽さ、悲しみを鮮やかに切り取った、俊英の傑作ミステリー。「BOOK」データベースより


大好きな作家の1人、道尾秀介さんの作品です。

しかしながら、今回はあまりオススメできません(-。-;)

「青春ミステリー」という感じでしょうか?純情無垢な大学生・秋内が、密かに想いを寄せる智佳との微妙な関係と、その友人たち、大学の先生、家族、そして、事件の鍵を握る?一匹の犬の物語です。

ボヤッとしたキャラクターに感情移入できないまま、ダラダラと物語が進行していくのですが、最後にどんでん返しが二回用意されていて、一瞬「エエっ!」と驚くのは、道尾秀介さんの作品らしい。

が、伏線の回収というか、前フリと結末が何となくわかりにくく、無理筋な感じがして、イマイチな感じです。

★★☆2.5です。