「心ゆたかな暮らしを」  ~Shu’s Page

小説のレビュー、家族の出来事、趣味の事、スポーツ全般など、日々の出来事をつづりながら、一日一日を心豊かに過ごせれば・・・

ぷりん脱走(;・д・ = ・д・;)

2015年11月24日 | 家族・友達
今日の夕方、嫁さんからラインがきて「ぷりん(我が家の犬)がいいひん!」とのこと。

慌てて電話すると、ガレージに繋いである鎖の先の金具から無くなっていて、行方不明とのこと( ̄□ ̄;)!!

「とりあえず、警察には届けておくわ」とのことでした。

闇雲に探しても仕方がないので、家で待っていると、近所のオジサンが「あそこのガレージにいたよ」って、見つけてきてくれました!

わずかに、一、二時間ほどの家出やったみたいですが、首輪に付いていた金具は、写真の通り「ブチっ」と切れていました(*_*;

金属疲労というか経年劣化というか、まぁステンレスを過信したらあきませんね(^_^;)

愛犬家の皆さんの、首輪の金具は三年に一回ぐらいは取り替えましょう!

勉強になりました!「ダ・ヴィンチ・コード 上.中.下」byダン・ブラウン

2015年11月23日 | 小説レビュー
~ルーヴル美術館館長ソニエールが館内で死体となって発見された。
殺害当夜、館長と会う約束をしていたハーヴァード大教授ラングドンは、フランス警察より捜査協力を求められる。
ソニエールの死体は、グランド・ギャラリーでダ・ヴィンチの最も有名な素描『ウィトルウィウス的人体図』を模した形で横たわっており、さらに、死体の周りには、複雑怪奇なダイイングメッセージが残されていた。
館長の孫娘でもあり、現場に駆けつけてきた暗号解読官ソフィーは、一目で祖父が自分だけに分かる暗号を残していることに気付く…。
『モナ・リザ』『岩窟の聖母』『ウィトルウィウス的人体図』―。数々のダ・ヴィンチ絵画の謎が導く、歴史の真実とは。「BOOK」データベースより


いやぁ~、上.中.下巻セットなんで、長いことかかったわ(^_^;)

まぁ話題作なんで、遅ればせながら読んでみました。

確かにストーリーの面白みも、最後に驚く仕掛けも、それなりにあり、それなりに楽しめましたが、世間にいうほどの中身はないように思われます。

小説でこの内容ですから、映画はもう少し薄っぺらいものになってるのかもしれませんね。

しかしながら、日本人には馴染みの薄い、キリスト教の歴史と、それぞれのお国柄など、かなり勉強になりました。

若干の疑問符は付くものの、エンディングは爽やかに幕が下りますし、「お時間のある方は是非」というところで、

★★★3つですね。

忙しい忙しい(*_*;

2015年11月19日 | 仕事
10月から始まった「イベント目白押しの秋」で、もうフラフラです((・д・ ;== ;・д・) )

あと二週間ほどは落ち着かないと思うんで、何とか身体をこわさないように、乗りきりたいと思いますよ!

「40過ぎたらホンマに色んなことご違ってくるで」と、先輩方に言われていたことを実感してますわ(^o^;)

娘たちのバレーボールも一段落

2015年11月09日 | 家族・友達
夏の終わりから始まった大会(長女は、春の全国高校バレー京都府予選、次女は近畿大会へ通じる新人戦京都市予選) でしたが、今日で一段落です。

長女の方は、一年生なので、先輩方に引っ張ってきてもらったんですが、絶対女王の橘に敗れて終わりました。

負けて悔いなしの、段違いのバレーボールを見せられて「これが全国レベルやな!」と、感心しきりでした。

それでも、京都府のベスト8まで残ったんですから、素晴らしい快挙だと思いますよ!

さて、次女の方は、夏に色々とあって部員も減り、何とか京都市ベスト16までは勝ち上がったものの、そこで京都市予選が終わってしまいました。

不完全燃焼のままの惜敗だったんで、12月から始まる京都府予選(京都市からはベスト16までが出場できる)で、雪辱を果たし、近畿大会まで勝ち進んで欲しいと思います!

まぁ、いろいろとある中で、娘たちのバレーボールで、楽しませてもらってますよ(^-^)

モヤッと「あるキング」by伊坂幸太郎

2015年11月07日 | 小説レビュー
~この作品は、いままでの伊坂幸太郎作品とは違います。
意外性や、ハッとする展開はありません。あるのは、天才野球選手の不思議なお話。喜劇なのか悲劇なのか、寓話なのか伝記なのか。
キーワードはシェイクスピアの名作「マクベス」に登場する三人の魔女、そして劇中の有名な台詞。
「きれいはきたない」の原語は「Fair is foul.」。フェアとファウル。野球用語が含まれているのも、偶然なのか必然なのか。バットを持った孤独な王様が、みんなのために本塁打を打つ、そういう物語。「BOOK」データベースより


図書館の人も「うーん・・・(^_^;)」と、唸ってはったんですが、伊坂幸太郎ファンとしては、とりあえず読んでみました。

随所に「伊坂幸太郎テイスト」は感じられるものの、いたずらに広げた登場人物の存在意義や、情景描写の意味がイマイチ感じられず、「どこに持っていきたいんやろ?」と、思いながら最後まで読みました。

結局、「なるほど!」と、合点がいくことなく、最後の最後まで「モヤモヤ・・・。」としたまま終わりました。

伊坂幸太郎氏自身も、連載時→単行本化→文庫本化と出版される度に、かなりの加筆修正をしたとのことですから、迷いの中で生まれた作品なんでしょうね。

★★☆2.5です。

こんな読後感は初めて!「パレード」by吉田修一

2015年11月02日 | 小説レビュー
~都内の2LDKマンションに暮らは男女四人の若者達。上辺だけの付き合い?私にはそれくらいが丁度いい」。
それぞれが不安や焦燥感を抱えながらも、“本当の自分”を装うことで優しく怠惰に続く共同生活。
そこに男娼をするサトルが加わり、徐々に小さな波紋が広がり始め…。
発売直後から各紙誌の絶賛を浴びた、第15回山本周五郎賞受賞作。「BOOK」データベースより


同僚からすすめられていた「パレード」を何の先入観もなく読み始めました。

2LDKのマンションで共同生活を送る男女四人(途中から五人)の物語です。

登場人物の男女それぞれに物語があって、「○○○○編」というように、短編集のようで繋がっているストーリーです。

とても個性的なルームメイト達ですが、薄い絆で、互いに干渉しすぎることなく、淡々とした日々が過ぎているように見えます。

が、それぞれに意外な内面を隠し持っていて、細かい事件が起こるので、物語にドンドン引き込まれていきます。

そして、最終章では「ええっ!」ってビックリすることになるんですが...。

結局、何にも解決されませんし、ウヤムヤのまま終わっていきます。

普通の小説なら「なんやねん!物語を広げるだけ広げて、何にも解決してへんやん!」って、なるんですが、この「パレード」には、そんな感情はわいてきませんでした。

むしろ「これで良かったんちゃう?」と、思ったぐらいの不思議な読後感です。

吉田修一さんの「さよなら渓谷」と、「パレード」を立て続けに二作読みましたが、「ドロドロ」と「サラサラ」のような、全く別の人が書いたように思えます。

まぁ、色んな意味でオススメします。

★★★☆3.5ですね。