これが20年前に！「天空の蜂」by東野圭吾

～奪取された超大型特殊ヘリコプターには爆薬が満載されていた。
無人操縦でホバリングしているのは、稼働中の原子力発電所の真上。
日本国民すべてを人質にしたテロリストの脅迫に対し、政府が下した非情の決断とは。
そしてヘリの燃料が尽きるとき…。驚愕のクライシス、圧倒的な緊迫感で魅了する傑作サスペンス。「BOOK」データベースより


東日本大震災によって、世界中の人々に与えた「原子力発電所は必要なのか？」という難題、現在も様々な角度から検討されています。

東日本大震災から４年が経った今、川内原発再稼働の動きもあり、何となく原発の危険度に対する意識が薄れ行く流れの中で、ものすごく考えさせられる作品を読むことができて良かったです。

この「天空の蜂」が、最近、上梓されたものならわかりますが、なんと1995年、阪神大震災の年に書かれた作品だそうです。(発刊は1998年)

1998年当時かどうか忘れましたが、俳優の高橋英樹が「原子力発電所は安全です」なんて、笑顔でコマーシャルに出ていたこともあったんですからねぇ。今から思えばナンセンスなCMですよ。

東野圭吾作品を読むたびに、毎回毎回、感じることですが、この作者はホンマに天才ですな！20年前に書かれたなんて全く思いませんよ！

原子力発電所には、「軽水炉タイプ」と、「高速増殖炉タイプ」があることすら、あまり気に留めてなかった自分が恥ずかしいです。

今一度、エネルギー問題について考えてみようと思いました。

★★★☆３．５です。

ひさしぶりの練習！

いやぁ～！気持ちいいっ！
ひさしぶりにしては当たる当たる！なかなかエエ感じやわo(^o^)o

祝！１勝＼(^-^)／

今日は、初めての囲碁大会に出場してきました！
囲碁も覚えたてで、「目指せ１勝！」の気持ちで臨みましたが、何とか価値ある１勝を掴むことができました！
＼(^-^)／＼(^-^)／

これからも精進して、もっと上達できるように頑張ります！

初見参！いざ島原に！

今日は、仕事で島原周辺にきました！

いまから150年ほど前に、まさに幕末の志士達が行き来したであろう道を歩きながら、男のロマンを感じています。

爽やかに泣かせます「銀二貫」by高田郁

～大坂天満の寒天問屋の主・和助は、仇討ちで父を亡くした鶴之輔を銀二貫で救う。
大火で焼失した天満宮再建のための大金だった。引きとられ松吉と改めた少年は、商人の厳しい躾と生活に耐えていく。
料理人嘉平と愛娘真帆ら情深い人々に支えられ、松吉は新たな寒天作りを志すが、またもや大火が町を襲い、真帆は顔半面に火傷を負い姿を消す…。「BOOK」データベースより


時代物はあまり読まないんですが、この作品はテレビドラマ化されていますし、題名は知っていました。

職場の同僚が「読みます？」ってオススメしてくれたので、借りて読んでみたところ、想像をはるか超える素晴らしい作品でした。

単なる「お涙頂戴～浪花人情物語」ではなく、江戸時代の誇り高き浪花の商人達の生きざまと、奥ゆかしくも儚い恋物語、そして様々な形(師弟、親子、夫婦、同僚、信仰心など)の愛情に包まれた傑作です。

そして、江戸時代の火事の恐ろしさを改めて感じます。
((((；゜Д゜)))

大変な苦難困難に見舞われる主人公ですが、押し付けがましくなく、本当にうまく物語が編成されています。読み終えたあとに清々しい気持ちになりました。
中学校の国語の教科書に取り上げても十分な作品だと思いました。

★★★☆３．５です。

Chromecastで楽しんだ午後

今日は、長女は遅めの部活、次女は合宿で留守やったんで、朝は8:00まで寝てました。

それから、ゆっくり犬の散歩に出掛けると、偶然にも四つ葉のクローバーを発見！これは吉兆ですな(*^^*)


家に帰ってのんびりと、Chromecastを使って、dビデオの伊坂幸太郎作品二本立て、写真の「ポテチ」、「フィッシュストーリー」を立て続けに観ました 。

どちらも、最近読んだ「フィッシュストーリー」に収録されている作品です。そして、どちらの映画にも「濱田岳」が出ています。良い役者ですよね！

二作とも原作とは微妙に設定等が違っていて、これはこれで楽しめましたよ。

中身が濃い！「フィッシュストーリー」by伊坂幸太郎

～最後のレコーディングに臨んだ、売れないロックバンド。
「いい曲なんだよ。届けよ、誰かに」テープに記録された言葉は、未来に届いて世界を救う。
時空をまたいでリンクした出来事が、胸のすくエンディングへと一閃に向かう瞠目の表題作ほか、伊坂ワールドの人気者・黒澤が大活躍の「サクリファイス」「ポテチ」など、変幻自在の筆致で繰り出される中篇四連打。
爽快感溢れる作品集。「BOOK」データベースより


「やっぱり俺、伊坂幸太郎好きやなぁ～」と、思い直す作品でした。

四つの物語が収められている短編集なんですが、それぞれの物語に「伊坂幸太郎の香り」がプンプン漂う快作ばかりです。

映画化されている「フィッシュストーリー」、「ポテチ」はもちろん、「動物園のエンジン」、「サクリファイス」も面白いです。

「時空を超えてつながる」というのは、伊坂さんの得意技？と言えると思いますが、読んでいてワクワクします。

そして、お馴染みの黒澤をはじめ、個性的で、どこかもの寂しくて、好感が持てるキャラクター達が活躍してくれます。

「伊坂幸太郎を読んでみたいけど、長文は苦手」という方にピッタリの作品です。

★★★☆３．５です。

まさに「好日＼(^-^)／」

今日は娘の高校の入学式やったんで、仕事を休んで出席しました。

学校に向かう道は、あいにくの雨模様やったんですが、9:30頃には雨も上がり、なんとか降られずに式に臨めました。

入学式の後の保護者会にも出席し、12:00頃には学校の正門前で記念写真とか撮ったりして、とても良い思い出が出来ました。

早速、娘たちは、「一緒になった友だち達と、そのまま出掛けるわ！」とのことで、嫁さんと二人で家に帰って、着替えを済まし、お昼ゴハンを食べに行きました。

「どこ行くぅ？なに食べる？」と言いながら、嫁さんが行ったことのある洋食店に着いたところ、残念ながら定休日で、「じゃあ、行ったことないけど、最近できたあの店に行く？」とのことで、初めてのイタリアンレストランに行きました。

ランチメニューが、A、B、Cから選べて、僕はガッツリ系のＣランチを選択。

京都産の野菜や米にこだわっておられる感じで、かなりのボリュームもあり、食べ終わる頃には大満腹で、とっても美味しかったです！

ふと、厨房の中に視線を送ると、シェフの方と目が合い、「んっ？この人とっかで・・・あぁっ！！\(°Д°)/！！」って、思わず席から立ち上がり、「○○さんっ！お久しぶりですっ！」と、20年振りの再会でした(ToT)

若い頃に、友だちの彼女がバイトをしていた喫茶店へ、毎晩のように、その友だちと一緒に迎えに行っては、バイト上がりまで、お店の中で待って、その後、遊びに行くという生活がありました。

その喫茶店で厨房を担当しておられたのが、先ほどのシェフで、当時は大変お世話になった方やったんです。

お話を聞けば、喫茶店～割烹店～ダイニングバーを経て、昨年の10月にこちらのお店をオープンされてそうです。

早速、その友だちに写メを送って、電話をかけ、シェフと電話を代わり、「また、必ず二家族で来ます！」と、うれしいうれしい再会を喜びました。

ホンマに偶然に偶然が重なった再会で、「ご縁のありがたさ」をあらためて感謝しました。

娘も無事に高校に入学し、いろんな方々から祝福してもらい、その入学式に夫婦揃って参加し、感慨無量のあと、こんなに嬉しいサプライズがあって、本当に素晴らしい一日になりました。

感謝感謝(*^人^*)

笑顔で見送り

小学校四年生の頃から、うちの長女と一緒に6年間、ともに泣き笑いしてきたエースの子が、他府県のバレーボール強豪校に進学しました。

とても通える距離ではないので、今日から寮に入ることとなり、わざわざウチまでお別れを言いに来てくれました(T0T)

家族ぐるみで付き合ってきた「娘のような子」やったんで、寂しい気持ちで一杯でしたが、湿っぽくなるといけないので、笑顔で見送りました。

とにかく怪我をせずに、しっかりと成長して、「春高バレー」の舞台に立って活躍してほしいと心から祈ってます！

うまいっ！得正カレー

久しぶりにお会いした先輩が、「カレー食いに行こうか？」ってことで、駅前にある得正カレーに行きました。

11:30頃に行ったんですが、相変わらず、お店の前には列ができていて、「おおっ！流行ってるねぇ！」と思いながら並びましたが、カレーは回転が早いのですぐに案内されました。

先輩は、トンカツカレーのルー大盛り、僕はトンカツカレーの普通を注文。

一口食べて「ちょっと辛いか？」と思ったけど、食べていくうちに「うまいっ！これはうまいっ」と、カツとルーの相性が抜群で、ホンマに美味しかったです。

トッピングの卵が辛さを程よく中和してくれていて、オススメですな！