「心ゆたかな暮らしを」  ~Shu’s Page

小説のレビュー、家族の出来事、趣味の事、スポーツ全般など、日々の出来事をつづりながら、一日一日を心豊かに過ごせれば・・・

早稲田VS関西

2006年03月31日 | スポーツ
いやいや!ホントに、久しぶりに興奮した試合でした。 前日の7対4から九回裏関西が一挙に3点もぎとり同点にして、なお無死満塁から早実のエース斎藤君がふんばり、7対7で延長戦に・・・

両校とも死力を尽くしあいましたが、無念の延長15回引き分け再試合となりました。

そして、翌日の試合。第1試合から1点差の好ゲームが続き、運命の第四試合。まず早実が先制、そして、斎藤君が殊勲のホームランで2対0とリード。 関西も1番バッターの熊代君が追い上げの狼煙としてタイムリー2塁打。

2対1のまま8回裏。ランナー1塁から5番下田君の逆転2ランホームランで3対2と関西、九回表を押さえれば勝利。

終始試合をリードし続けた早実、特にポーカーフェイスのエース、斉藤君もサスガに落胆の表情。

9回表、早実は先頭バッターに代打を起用するが内野フライで1死。もうダメかと思いきや4番がレフト線に強烈なヒット!続く5番のアタリは1・2塁間を破るヒット、と思いきや、ライトの熊代君がまさかのトンネル。

1塁ランナーが還り同点、打ったランナーも還って、一気に逆転。試合途中にもかかわらず、泣き崩れる熊代君。選手全員が内外野から、ベンチから声をかけて激励し、なんとか後続を断って九回裏の攻撃へ。

すると、早稲田も守備が乱れたり、ラッキーな内野安打があり、2アウト満塁で4番バッターを迎えるが、残念ながらキャッチャーフライに倒れゲームセット。

本当に息詰まる熱戦で、勝利の女神は最後の最後までどちらに微笑むのかわからない試合でした。

組み合わせの関係で、3連戦となってしまった早稲田は、昨日の試合で燃え尽きてしまったのか、横浜に13対3で敗れてしまいました。

可哀相な結果となりましたが、早実と関西には是非とも夏に舞い戻ってきて欲しいです。そして決勝戦で戦って欲しいです。

いつも高校野球を見ていて思うんですが、やっぱりベスト8が揃った時点で1日休みをおいてやって欲しいです。 全ての学校に公平にというのは無理ですが、1日休めば大分違うと思うんですよね。

高野連の役員の皆さんに、考え直してもらいたいです。

センバツ甲子園開幕!

2006年03月23日 | スポーツ
さぁ!楽しみな高校野球のシーズンが開幕しました。昨日からの雨も上がって、グランドコンディションは悪いものの、何とか開会式が無事に行われてよかったです。

 まぁしかし、イマイチ小粒な大会になると思いますねぇ・・・昨年夏のような注目選手が少ないですし、センバツはどうしても、盛り上がりに欠ける部分がありますよね。

主催の毎日新聞社も、夏の朝日新聞・TV朝日のように、TBSや関西系のMBSとガッチリ協力体制を組んで、ちゃんとTV放送しなければなりませんよ。

夜の熱闘甲子園みたいな「みんなの甲子園」も、夜の12時頃では、見る人も少ないですしね。

京都は夏準優勝の京都外大西が、夏春連続出場で、一回り大きくなった北岡君と本田君のピッチングに期待が高まります。

優勝候補は、「PL学園」、「智弁和歌山」、「横浜」、「履正社」の4校ですかね。

組み合わせの運・不運もありますが、これも実力のうち。 良い試合を沢山見せてくれることを願います。

WBC優勝おめでとう!!

2006年03月22日 | スポーツ
WBC(ワールドベースボールクラシック)」の優勝おめでとうございます。

いやいや、久しぶりに燃えましたよねぇ! イチローの試合内外での発言や態度に、とっても注目が集まりました。あんなイチローを見たのは初めてじゃないですか?

予選2次リーグで韓国に競り負けたときは、日本中がガッカリ・ショボーンでしたよね。 

 それでも、メキシコの勝利によって、棚ぼた式に準決勝進出が決まったときは、「これで韓国に3連敗したらどうすんのよ!」って心配しませんでした?

 まぁあの悪名高き「ボブ」の判定が、ほどよいスパイスとなって、日本中を巻き込んだ「WBC旋風」が吹き荒れました。選手の皆さんも、それこそ「祖国愛」を胸にヒートアップしましたよね。

 韓国戦も6-0の圧勝で、何と決勝も、守り勝つのではなく、打ち勝って、まさに「力でねじ伏せた!」という印象でした。

 優勝記者会見やシャンパンファイトなんかを見てますと、みんな子どものようにはしゃぎ回り、目を輝かせ、本当に「いいもの見せてもらったよ・・・(*^_^*)」って感じでした。

 良かった良かったヽ(^o^)丿

 それにしても、アメリカは大変な落胆振りでしょうね。過去のオリンピックでは、メジャーリーガーはほとんど出さず、今回のWBCによって、下がってきた野球人気を取り戻し、なおかつ「初代優勝アメリカ!」で、幕を下ろし、アメリカ新時代の幕を開けたかったのでしょう!

 予選リーグの組み合わせは非公開で、アメリカは強豪と言われる「キューバ」、「ベネズエラ」、「ドミニカ」と決勝まで当たらないように仕組み、本来「アメリカ対キューバ」の決勝となる予定やったと思います。

 それが中々思い通りにいかないのがスポーツの世界でして、結果として準決勝にも進めないという悲しい結果に終わってしまいました。

 次回は2009年らしいですが、そのときにアメリカがどうするのか?日本代表はどんなメンバーでのぞむのか?キューバは?メキシコは?・・・また新しい楽しみが増えて嬉しいですね。
 

涙なしでは・・・『飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ』by井村和清

2006年03月17日 | 小説レビュー
『飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ』by井村和清
~「死にたくない。生まれてくる子の顔を見たい…」不治の病に冒された青年医師が、最後まで生きる勇気と優しさを失わず、わが子と妻、両親たちに向けて綴った感動の遺稿集。 「BOOK」データベースより


読みました・・・(T_T) 涙なみだでした・・・(T_T)
お昼ごはんに行く時に本屋さんに引き取りに行き、ごはんを食べながらページをめくりましたが、井村先生がお勤めだった「徳州会病院」の理事長先生のまえがきで、すでに涙がこぼれて・・・(T_T) 読むのをやめました。

ご飯を食べ終わって、喫茶店に入りなおして、コーヒーを注文してから、また読み始めましたが、すぐに涙がこぼれて・・・・(T_T)

僕は、読むまでは、「題名の通り父から娘たちへの手紙的な内容かな」と思ってましたが、自分の生い立ちからはじまり、医師になってから、いろんな患者さんと接して感じたことなどが書かれており(これがまた良い話、とても僕では気がつかないような思いやり溢れる言葉で綴られております)

 そして、肉腫が見つかってら、右足切断、再発、そして・・・・と闘病中に触れた多くの人からの優しさ、いたわり、本当に素晴らしいです。

 第二部では、井村先生の奥さん、お母さん、理事長先生などからの手紙などが収録されており、特にお母さんの「井村千恵子さん」の「父と母の記録」は、もう涙なくして読めません。

 再婚されて、自分の血肉を分けた子どもでもない井村先生のことをこれほどまでに思いやり、慈愛溢れる献身的な態度で臨まれたお姿に、心から敬意を表します。

 少しオカルトチックな話をしますが、この井村先生はクリスチャンだということも多少関係しているかも知れませんが、僕なんかとは違う観点で物事・人などを見て、接してこられました。本当に素晴らしいお人です。

 若くして不治の病に侵され、二人の娘の将来を見届けることなく、この世を去っていかなければならない悲しみ・苦しみは想像を絶します。しかし、こういう素晴らしい人が、なぜこのような過酷な運命を辿らなければならないのか?

 これは神様が、「この井村先生なら、沢山の思いやりに気づくことが出来て、人の有難さ、情の深さを素直に感じ取ることが出来て、なおかつ、それをキチッと文章にして、後世に伝えることができる人だ。」、ということで、選ばれた人なのではないのかと思ってしまいます。

 最期の方に、井村先生が亡くなられてからお生まれになった清子さんと、飛鳥さんの成人されたお写真が載っていますが、この清子さんこそ、井村先生のまさに生まれ変わりと思ってしまうほど、凄くよく似ていらっしゃいます。

 僕は単純な人間ですから、読み終えた後に「ああ、もっと娘たちとの時間を大切にしよう。人の有難みを感謝しよう。」と思い直しました。

 こんなに娘や奥さんのことを愛していらっしゃった井村先生のような人が、運命によって引き裂かれてしまった現実を思うと、今、自分が置かれている状況に、あたりまえの毎日に、もっと感謝し、時間を大切に、思いやりを持って人と接していかなければならないと、思いを強くしました。

 多くの人に読んでいただきたい本です。

★★★☆3.5です。 

桜前線間近!

2006年03月17日 | 雑感・日記的な
やはり日本人の心の花「さくら」ですわね! 4月が近づいてくるとワクワクしてきますよね。

京都は桜の名所が沢山ありますし、毎年どこに行こうか迷います。 また普通に自宅の近くをあるいているだけでも、隠れ桜名所がありますよね。

 皆さんの近くにもすごいアーチ状になった桜並木通りなんか、あるんじゃないですか?

 僕の好きな桜スポットの一つに、蹴上のインクラインのとこの桜並木があります。見事な桜の大樹が素晴らしい風景をかもし出しますよ。

 ちょっと画像が見にくいですが、整然と並んでいた桜の木ですが、真ん中あたりのやつが、どうやら枯れてしまったようです。 切り倒されて、切り株だけがのこってまして、「どうなんにゃろ?ぽっかり空いてしまうよなぁ・・・」と心配してました。

 しかし!こないだの雨の中、造園屋さんらしき二人のおじさんが、せっせと二本の木を植えておられました。近づいてみてないんで、桜かどうかわかりませんが、多分、二本とも桜でしょう。まだまだ細く小さな木ですが、きっと見事な花を咲かしてくれることでしょう。
 

松江出張

2006年03月14日 | 仕事
久しぶりに他府県への出張となり、島根県松江市まで飛行機で行ってきましたわね。

例えば、伊丹ー羽田とか、福岡ー千歳という主要路線と違って、地方路線ってねぇ・・・結構小さいプロペラ機が多いんですよ(-_-;)

 これがまた揺れるんですわ。揺れ幅は小さいものの、「超ミニフリーフォール」みたいな感じですわ。

 飛行時間は1時間足らずなんで、まぁ小さい飛行機でも苦痛ではないんですが、まぁ気分的にしんどいですよ。

 話は変わりますが、松江って宍道湖があるでしょう、不思議な感覚ですよね。水深は深いとこでも数メートルしかないそうで、風が吹くと濁っちゃって、あんまり美しくないんですが、宍道湖の中にある唯一の島「嫁が島」望みながら見る夕陽は絶景だそうです。(残念ながら見れませんでしたがね)

 おみやげには、「あごのやき」という、飛び魚のすり身でつくったちくわを1本買って帰りました。

 とても美味しかったです。
 

武士道精神を持て!『国家の品格』by藤原正彦

2006年03月11日 | 小説レビュー
『国家の品格』by藤原正彦

~日本は世界で唯一の「情緒と形の文明」である。
国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、この誇るべき「国柄」を長らく忘れてきた。
「論理」と「合理性」頼みの「改革」では、社会の荒廃を食い止めることはできない。
いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神であり、「国家の品格」を取り戻すことである。
すべての日本人に誇りと自信を与える画期的提言。 「BOOK」データベースより


読みましたッ! 読み終えた後、一種の爽快感のようなものがこみ上げてきましたね。 我々日本人って、何となく、国家・日本に愛国心というか祖国愛というものが欠如しているように思いません?

 誇りを持てないというか、日本人が日本人をバカにしているような、卑下しているような・・・

 第二次世界大戦までは、こういう感覚ってなかったと思うんですよ。「我々日本民族は素晴らしい!世界一だ!」って思ってた時代があったと思います。

 やはり戦争に負けて、欧米列強から圧倒的な劣等感を植え付けられ、植民地にこそならなかったものの、思想的、雰囲気的にアメリカの支配下におかれて、今日まで来たと思います。

 それはそれで、今の日本の繁栄が示しているように、有難い面も沢山あると思いますが、「今一度立ち止まって、日本人として、日本民族として、独自の価値観・祖国愛を持ち直そうじゃないか!」というのが、この「国家の品格」ですよ。

 >日本は世界で唯一の「情緒と形の文明」である。国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、この誇るべき「国柄」を長らく忘れてきた。「論理」と「合理性」頼みの「改革」では、社会の荒廃を食い止めることはできない。いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神であり、「国家の品格」を取り戻すことである。すべての日本人に誇りと自信を与える画期的提言。

 ということです。

 確かに素晴らしい事が丁寧にわかりやすく書かれておりますし、理想的な美しい言葉が列挙されており、読んでいて、ワクワクするような感じがあります。

 「経済至上主義」、「金が全て」、「弱肉強食」は、聞こえの悪い言葉であり、「情緒」や「文化」、「武士道精神にある惻隠」などは、とっても甘美な響きがあります。

 読後は、そのような言葉によって、心の中に充足感がもたらされますが、結局、現実を見てみると、経済至上主義が跋扈しており、我々一国民が、この著書を読んだところで、何も変わらないのか?という無力感に襲われます。

 無責任ではありますが、やはり、「国家百年の計」といわれるように、100年先を見越して、わが国がどのように歩むべきなのか、各分野でのトップリーダーと言われる方々に考え直していただき、国民に示していただきたいと思うばかりです。

★★★3つです。

思い出した!

2006年03月08日 | 雑感・日記的な
そうそう、さっきの続きで、何かこんな話あったよなぁ・・・と考えていたら、ガンで余命幾ばくも無いと言われ、生まれ息子のためにビデオを遺すという映画、「マイライフ」ですわ。

 1993年って、もう13年前なんですよね。 当時、結構泣いた覚えがありますわ。

 良かった、良かった、思い出せて!(^^)!


 そして、例の「飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ」を早速、市内では五指に入るであろう大きさの書店に見に行き、検索機械で探しましたら、「在庫なし」とのことでした(T_T)/~~~

 もちろん注文しましたんで、5日後くらいには送られえてくるそうです。
 楽しみです。

 その前に、事務所の先輩からお借りしている藤原正彦氏著の「国家の品格」を読まねば! 

あたりまえ・・・今日は深いよ!

2006年03月08日 | 家族・友達

IDからして「makotoさん」という方?のブログ、「我家はプチ大家族」の中にある、「返信コメントなんだけど長くなりそうなのでこちらに 」からのトラックバックです。

 自己紹介欄には「二年前病気の後遺症で車椅子の身になりましたが6人の子供達とドタバタ大騒ぎにぎやか過ぎる我家の日常を覗いていってくださいね^^」
と、明るくかかれてありますが、日常の中で大変なご苦労がおありかではないかと拝察いたしております。


 最近、家庭内でも、色々と考えさせられることが多くてねぇ・・・(@_@;)

 日本語には、「ありがたい」、「おかげさまで」、「すまんこと」など、良い言葉がありますよ。
 日々生活を送っていく中で、当たり前に思っていることに感謝し、色んな方々や事象のお蔭様で、健康にて笑顔の溢れる日々を送らせていただいている「あたりまえの日常」に、心から「ありがたい」と思わなければならないのですよ。

 「あたりまえ」色々とネットでググってますと、上記のブログや、「KEN'S DIARY」さんのブログ中の「あたりまえ」にたどり着いたりしました。
 とても深く考えさせられる、井村和清さんの詩でありますね。
 

「あたりまえ」 

あたりまえ
こんなすばらしいことを、みんなはなぜよろこばないのでしょう

あたりまえであることを お父さんがいるお母さんがいる
手が二本あって、足が二本ある 行きたいところへ自分で歩いてゆける
手をのばせばなんでもとれる 音が聞こえて声がでる
こんなしあわせはあるでしょうか

しかし、だれもそれをよろこばない あたりまえだ、と笑ってすます
食事が食べられる 夜になるとちゃんと眠れ、そして又朝がくる
空気をむねいっぱいにすえる
笑える、泣ける、叫ぶこともできる 走りまわれる

みんなあたりまえのこと こんなすばらしいことを、
みんなは決してよろこばない そのありがたさを知っているのは、

それを失くした人たちだけ なぜでしょう

あたりまえ


飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ」井村和清 

 これを読みますよ!DVDも見たいけど!
まずは今日!本屋に買いに行きますよ!
 レビューは後日!((^-^ゝ


三寒四温

2006年03月06日 | 雑感・日記的な
昔の人ってつくづく偉い思うねぇ・・・ことわざとか、もののいわれとか、辿ってみると、ホンマに深い味わいのある日本語が出てきます。

「三寒四温」って、この季節によく耳にしますし、「暑さ寒さも彼岸まで」みたいな感じで、ことわざの部類の一つかな?などと考えていた浅知恵の私ですが、調べてみてビックリ!

雑貨屋さんの「バナナボート」さんのブログからのトラックバックなんですが、ここにも書いてありますように、

>この季節の天気図の変化を見ると、まず全体的には低気圧と高気圧が
>交互にやってくる季節らしいです。
>そして、低気圧が日本上空を発達しながら通り過ぎます。
>→一時的に冬型の気圧配置となり、数日間は寒い日が続きます。
>(これを仮に三寒とします)→その後を高気圧がやってきます。
>→冬型の気圧配置が崩れ暖かくなります。(これが四温)
>→でもまたあとから低気圧がきて天気が崩れます。
>そして最初にもどります。この周期が概ね七日で行われるらしいんですよ。

 なんですって!なんか科学的というか、気象学的というか、ちゃんと裏づけされていたんですねぇ! 少し賢くなった気がしますわ。^_^;