~猫と戦争と、そして世界の秘密のおはなし。「BOOK」データベースより
大好きな伊坂幸太郎氏の作品を久しぶりに読みました。
とても不思議な世界観で、しょっぱなから、かなりの緊張感を持って読み始めました。
おとぎ話なんですが、色んな伏線が絡み合っていて、面白いです。ネコ目線の語りと、人間の語りとで、間接的に「ある国」の現状が明らかになっていきます。
オチとしては後半に入ったあたりから想像がつきますが、伏線も回収されていますし、「戦争と統治」についてなど、考えさせられる部分も多くあります。
伊坂幸太郎氏の文章は相変わらず読みやすく、読後感も爽やかです。
巻末のあとがき、解説も「なるほどねぇ~」と納得させられます。
★★★3つです。
大好きな伊坂幸太郎氏の作品を久しぶりに読みました。
とても不思議な世界観で、しょっぱなから、かなりの緊張感を持って読み始めました。
おとぎ話なんですが、色んな伏線が絡み合っていて、面白いです。ネコ目線の語りと、人間の語りとで、間接的に「ある国」の現状が明らかになっていきます。
オチとしては後半に入ったあたりから想像がつきますが、伏線も回収されていますし、「戦争と統治」についてなど、考えさせられる部分も多くあります。
伊坂幸太郎氏の文章は相変わらず読みやすく、読後感も爽やかです。
巻末のあとがき、解説も「なるほどねぇ~」と納得させられます。
★★★3つです。