「心ゆたかな暮らしを」  ~Shu’s Page

小説のレビュー、家族の出来事、趣味の事、スポーツ全般など、日々の出来事をつづりながら、一日一日を心豊かに過ごせれば・・・

楽しめる武闘派短編集『叛撃』by今野敏

2020年02月04日 | 小説レビュー
『叛撃』by今野敏

~検挙する可能性のある暴力団員が、かつての空手のライバルだと気づく刑事(「花道」)、汚職に手を染めた政界の大物から脅しをかけられる空手師範(「非道議員」)、やむにやまれず売春組織と対峙するベテランのスタントマン(「血と埃のバラード」)…。闘う男たちの静かな熱情と迫力満点のアクションが読む者の胸に迫る、重厚かつ、切れ味抜群の傑作短編集。 「BOOK」データベースより


今野敏好きの同僚が貸してくれていたので、図書館の本がくる合間に読みました。

今回の今野敏氏の作品は、痛快な武闘派アクションストーリーで、しかも勧善懲悪、そして短編集ということで、サラッと読めましたね。

特に心に残る言葉やシーンがあった訳ではないですが、そこそこ楽しめましたよ。

★★★3つです。


原作を読む必要はないかな...『ラストレター』by岩井俊二

2020年02月04日 | 小説レビュー
『ラストレター』by岩井 俊二

~亡くなった姉の未咲の代わりに同窓会に出た裕里は、初恋相手の鏡史郎と再会する。二つの世代の恋愛を描く、岩井監督最新作原作小説。「内容紹介」より
『ラヴレター』から23年の時を経て贈られる、岩井美学の到達点。映画「Last Letter」原作小説。 「BOOK」データベースより


現在公開中の「岩井俊二監督の映画作品『ラストレター』」の原作小説です。同僚が買って読んだということで、貸してくれました。

映画のキャストがスゴいんですよ!松たか子、広瀬すず、福山雅治、庵野秀明、豊川悦司、中山美穂、神木隆之介など、そうそうたるメンバーですよね。



さて、原作小説ですが、主人公の小説家:乙坂鏡史郎が、過去に高校時代に一目ぼれし、大学生になってから付き合い、その後別れてしまった女性:未咲に、20年越しで恋をし続けているという、とても現実離れした作品です。

あまりに、女々しくて女々しくて、情けない主人公なんです。

ある意味、こんな変なストーリーを素晴らしいキャストの皆さんがどのように演じているのか?ある意味楽しみではあります。

小説は読む必要はないと思いますね。

★★☆2.5です。