しろごはん
チキン南蛮
粉のついた鶏肉を買ってきた
多めの油で炒めあげしてたれを絡める
らっきょうとコレステロールゼロのマヨネーズで作ったタルタルソースをのせて食べる
トマトとブロッコリースプラウトのサラダ
ゴマドレッシングで和える
イカと大根の煮物
昆布を入れた水に酒・醤油・白出汁・砂糖・千切り生姜を加えて煮立て
下茹でした大根を煮て イカを加える
イカは火が通ったら一度取り出す
大根を落し蓋をして煮含め 仕上げにイカを戻す
ジャガイモとうすあげのお味噌汁
金曜の夜にまだら君は職場から直行で実家に帰ってくる
そして日曜の夕方に自分の部屋に戻る
そしてやっぱり月曜は憂鬱で
「何だかちょっと下し気味」になってしまうらしい
とらじまも出かけようとすると何故か便意を催すので変なところが似てしまったらしい
日曜にまだら君を送り出すといつも同じ風景を思い出す
小学生の頃 夕方自宅の庭で遊んでいたら
おそらくひばりかモズの子供が落ちてきた
小鳥の親はひっきりなしに電線にとまって小鳥をよぶのだが
それに応えて返事をしながらも なかなかうまく飛べない
猫を飼っていたのでこのままでは猫に食べられてしまうと思い
薄暗くなってきたところで 家にあった古い鳥かごにいれて玄関で暗くして小鳥を休ませた
翌日の朝早く 鳥かごから小鳥を出して 庭に出してやったら親鳥がやってきて呼び掛けていた
お花にお水をやるためによそ見をしているうちに小鳥はいなくなってしまったので
ちゃんと飛べるようになったのかな、と思いながら登校した
しかしその翌日 私が自宅の塀にのぼって遊んでいると(塀を歩くのが好きだった)
またその小鳥が目の前の足元(塀の上)にとまった
その場所は親鳥のいる電線に近かったので
小鳥を手にとまらせ 親鳥の方に掲げると
小鳥は親鳥の鳴き声に答えながら羽ばたいていった
手のかかる どんくさい小鳥だな子供ながらに思った
あの時の光景がまだら君と重なるのか
小鳥が高く舞い上がって羽ばたく姿を想い出しつつ まだら君の車を見送る