ある日曜日の午前中。
女性のお客様2名が、喫茶のご利用で来店されていました。
ひとりは明るく華やかな印象の女性。この方を仮にAさんとします。
そして、もう一人の女性は、少しおとなしそうな雰囲気の清潔感のある女性。
この方をBさんとしましょう。
AさんはBさんに資料を見せて、身振り手振りを交えながら一方的に話しています。
Bさんはそれを聞いて「はい」と言ったりうなずいたりしている様子。
ちょっと不自然な感じがしました。
うちのお店では、コーヒーのお替りができますので、そろそろ声をかけてみようかなぁ・・と、テーブルに近寄ってみますと
Aさんがノートに何やら図を書いて説明しているところ。
それを目にした私は反射的に「なんか、ねずみ講みたい」と思ってしまいました。
バックスペースに戻り、同僚に「なんか、あのテーブルのお客さん、ねずみ講みたいな話してるんだよね。大丈夫かなぁ」と話してみました。
同僚もそのあと気になって様子を見ていたようです。
「どうなったんだろうねー」「なんか、Bさん、お財布出してたから商談成立、って感じだったよ」「えー!めっちゃ苦笑いだったのに」
・・・・・まあ、大人ですから。
納得ずくなのか、押し切られたのかは、はたから見ているだけではわかりません。
もし、怪しい勧誘だったとして。。
あなたがBさんの立場なら、どうしますか?
とりあえず、即決は避けたほうがよいでしょうね。
ちょっとトイレに立つとか、相手のペースダウンを図って、席に戻ったら「この後待ち合わせがあって・・」など、嘘でもなんでもいいから時間を稼ぎましょう。
ゆっくり考えることで、よりよい選択ができると思います。
Bさんがへんな勧誘に乗ってしまったのでなければよいのですが。