ランチをとろうと大型文房具店の地下にある喫茶店に入ることにしました。
店内に足を踏み入れてみると煙草の煙。苦手な私は店員さんに「禁煙席はありますか?」とたずねたら「全席喫煙なんです」とのこと。
いまどき珍しいですね。でも、なんとなく雰囲気に魅力を感じて、そこで食事することにしました。
壁際の席のほうが落ち着けそうな気がしましたが、隣で煙草を吸っている人もいるので、さすがにそこは敬遠し、フロアの中央にある4人掛けのテーブルに座りました。
店内は地下にあるということもあって薄暗いのですが、照明の使い方が上手でいい雰囲気をだしているなぁと思いました。
煉瓦張りの柱や足踏みオルガン、螺旋階段。。目の行き場がちゃんとあって落ち着けました。
たまに「完全個室」みたいなお店がありますけど、ああいうのは独房に入れられているみたいですごく気がめいります。
センスのいいお店はインテリアも素敵です。
ランチはハンバーグランチをオーダーしました。
ご飯・お味噌汁・和風ハンバーグ(ブロッコリーと人参のソテー添え )・サラダにコーヒーがついて880円。
ハンバーグのソースがちょっとしょっぱかったけど、野菜と一緒に食べると野菜の甘みとあいまって美味しかったです。
サラダは大根や人参をなますのように細く千切りにしてぎゅっとしぼってあったので 、口に運んでもドレッシングが唇につかなくてよかった。
このサラダを食べてみて、ふだん外食するとき、いかに自分が口紅がとれないように気を付けて食事しているかわかりました。
こういう無意識レベルの気づかいって(私がありがたかっただけで、調理の人がそこまで考えているかわからないけど)うれしいです。
煙草の煙は、まったくないわけではありませんので気になると言えばそうなのですが、両隣に煙草を吸う人がいなかったのでそれほど気になりませんでした。
帰り際、来店したご夫婦が全席喫煙だといわれて「じゃあ換気口の近くの席はどこですか?」なんて聞いていたので、私、「ここの席はそれほど気になりませんでしたよ」と その奥さまに声をかけました。
気になる、ならないは個人差がありますから、どう思われたかはわかりませんけど^^
タバコは百害あって一利なし、と言われていますが、あまり排除しすぎるのも不自然です。世界史をみてみると、禁酒・禁煙をあまりにも強制するとろくなことになっていないようです。