陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

シンプル志向の私がまず読んだ『人生をシンプルにする禅の言葉』

2017-07-27 19:00:27 | 
本日は休みでしたが、新しいシステムの導入に伴う説明を受けなければならなくて、午前中出勤いたしました。
説明してくれる方が東京から来てくださっているので、休んでいる場合ではないのです。
操作の説明に私のパソコンを使うということで、私が担当する業務に関する説明が終わっても、私はパソコンがないので通常の業務ができないのです。
だから、今日は説明だけ受けて、簡単な事務処理をした後、早々に退社いたしました。

かねてより自分の中の懸案事項「とにかく本を読む」を遂行する絶好のチャンス!
本屋さんに行きました。
夏休みということで、“新潮文庫の100冊”など、文庫本で名作が装丁もリニューアルされて平積みになっていたり、新刊が並んでいたりと表紙を見ているだけでお腹いっぱいになりそうです。
いい本を読もう、なんて見返りを求めずに気になるものをサクサク選んで、レジへ向かいました。文庫本だけ5冊購入。

帰りのJRの中や帰宅後も読んで、1冊目読了。
それは、『人生をシンプルにする禅の言葉』枡野俊明(ますの・しゅんみょう)氏、曹洞宗徳雄山建功寺の住職でいらっしゃる方の著書です。
枡野氏は著書多数で、売り場でちょっと迷いましたが、読みやすさでこの本を選びました。
見開で一つのお話しが読めるようになっています。左側のページに「一志不退(いっしふたい)」などという禅語とその読み方・意味があり、右側のページに身近な例をひきながら分かり易い説明が書かれています。

例えば「以心伝心」。これも禅語なんですね。
そうとは知らずに、言葉を使わなくても相手に伝わる!わたしたち分かりあってる!みたいな感覚で使っていましたが、ちょっと違うようです。

相手のことを全人格をかけて信じること、お互いに信頼することで絆がうまれるのですよ。親子だから絆があって当然、というのは間違い。
他人であっても絆を得ることは出来ます。
絆はもともとあるものではなく、生きていく中でお互いに育んでいくものというとらえ方をすること、なんだそうです。

ふむふむ・・と、読んでいるときは分かったとおもっていましたが、こうやって第三者に伝えるように分かり易く書くのは案外難しいですね。
きっと、文章が分かり易くて、見開き2ページで完結してしまうから次々読んでいくうちに、読み終えてしまった~というだけこと。

やさしい言葉ほど奥が深くて、自分の行動に伴うまでになるのは時間がかかりそうです。



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”おまかせ”は今や”OMAKASE”です

2017-07-27 07:00:12 | 雑感
飲食店のメニューでよく見かける「本日のおまかせコース」などの見出し。
「おまかせ」って英語表記ではなんて訳したらいいの?と疑問がわいてきますが、もうこの言葉は"OMAKASE"で通用するのだそうです。
なるほど、海外のレストランでメニューを開いても、前菜・スープ・肉料理・・とそれぞれのカテゴリーで自分で選び取っていく形式のことが多いです。
私はアジア圏を回ったことはありません。香港で乗り継ぎのため1泊したときはホテル内で済ませてしまいましたので、チョイス形式でした。
日本以外って「おまかせ」の概念がないのでしょうね。
選ぶのも楽しいけど、あえてお任せしてみる。予期せずに出されたものを楽しむ。
これも新鮮な発見があるのでしょう。
好き嫌い、アレルギーのない人なら、旅先でおまかせ体験は楽しい食事ができそうですね。
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