<内容> Yahoo!映画より抜粋
ストリート・アーティストのバンクシーが初監督を務め、第83回アカデミー賞ドキュメンタリー長編部門にノミネートされた話題作。
素顔を誰も知らない覆面グラフィティ・アーティスト、バンクシーが、ユーモアたっぷりにアート業界の暗部を映し出す。
スペースインベーダーのモチーフを世界中に張り巡らせたスペース・インベーダーら多数のアーティストも登場し、見逃せない作品となっている。
映画館の前にあったチラシを見た時、この雰囲気は…ホラー映画??と思ってしまったのですが、そういう勝手な思いこみもあって、その時はまったく気にしない作品でした。
で、しばらく忘れていたのですが、たまたまネットで映画のランキングを見たら、その時点で10位以内で評価もとても高かったのです
それからは少し情報も入れて、ホラーではなくドキュメンタリー作品だとわかり、なにやら爆笑するとか何とか聞き、ちょっと興味がわいてきました
たくさんのアーティストが出演するらしいけど、アートには疎いうえ、監督のバンクシーについてもまっっったく知らない私たちでしたが、それでも十分楽しめるということなので観ることにしたのですが…
アーティストの話かと思いきや、この映画の主人公となるのは普通のおっさんでした
もちろん才能あるアーティストは出てくるのですが、焦点を当てられているのは撮影マニアのおっさんティエリー・グエッタ。
ビデオカメラをまわすことが日常の彼が数々のアーティストと親交を深め、さらには、あるきっかけで彼自身がアートを創る側に…というか本気でアーティストになろうとして……
と、ここからが特におもしろいのですが、ドキュメンタリーなのにドラマのような展開になりビックリするやら苦笑いしてしまうやら
アーティストの価値・アート作品の価値とは、才能やセンスで決まるのかそれとも…??
と、ここでは思わずウ~ン…と考えさせられるような皮肉がたっぷりと含まれていたように思いました。
それにともなって、バンクシーがなぜこの映画を撮ったのかという理由もわかったような気がしました
それにしても、個展に集まり楽しむたくさんのお客のシーンでは、あれは私たちでもありうるかもしれない…と少し冷や汗が出る思いです
しかし、アートというのは定義がなくて感覚(その表現を感じとるもの)だから何が素晴らしいのか見極めるのは難しいですね
時代によっても価値が変わってきたりもするし…。
私たちの場合は、それが好きかそうでないか…で決まりそうです~(←やっぱりアートには疎い(笑))
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素人の目からしても、これはいいなぁと思いました。描いている場所と状況を考えるとさらに
**おまけ**
チケット購入時に、この映画のステッカーをいただきました!
しかし、どこで使えばいいのやら
原題:Exit Through the Gift Shop
製作国:2010年アメリカ・イギリス合作映画
上映時間:90分
監督:バンクシー
ナレーション:リス・エバンス
音楽:ジェフ・バーロウ、ロニ・サイズ
<キャスト>
ティエリー・グエッタ
スペース・インベーダー
シェパード・フェアリー
バンクシー