映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

バトルシップ

2012年05月01日 | 映画
<ストーリー> 映画.comより抜粋

「キングダム 見えざる敵」「ハンコック」のピーター・バーグ監督が手がけ、エイリアンの侵略部隊と各国の連合艦隊が洋上で激闘を繰り広げる姿を描くアクション大作。ハワイ沖の太平洋上で大規模な軍事演習を行っていた、アメリカを中心とした世界各国の護衛艦隊の前に、突如として正体不明のエイリアンの母船が出現。地球側の呼びかけ応じることなく、侵略を始める。演習に参加していた米海軍の新人将校アレックスや、アレックスがライバル心を抱いている海上自衛隊の指揮官ナガタらは、弱点もわからない謎の侵略者と相対することになる。


観ようかどうか迷ってましたが、結局観てしまいました~

“ツッコミだらけの映画”という情報は入っていたので、最初からそのつもりで観ましたが…

おや?そんなに悪くないじゃんという感じでした。

ツッコミだらけの映画には、「こんなのあるわけねーだろ!!ふざけんな!」みたいなのと「こんなのありえない。あっはっは!」みたいなのの2種類あると思うのですが、今回は後者の方でした。

ま、言いたいことはいろいろあるけど笑って許そうぜ
みたいな感じですかね




冒頭で登場した主役がいきなり、飲んだくれのプー太郎という設定で、しょーもないことで警察に逮捕されるどうしようもない男だったはずなのに、タイトルが出た次の瞬間にはなぜか、海軍に入ってて、なんと大尉にまで昇りつめてるという展開には驚き。

いくらお兄さんに「海軍に入れ!」と言われたとはいえ、そんなに簡単に入れるものなのか?
たとえ入ったとしても、そんなに早く昇格するものなのか?

主役が、心を入れ替えて真面目になったというならともかく、大事な式典に遅刻するわ、喧嘩沙汰を起こすわで、最初と全然変わってない感じ。
挙句、提督から「懲戒処分」を通告されたりするのです。


でも、観ているこちらとしては、もうこの段階で先の展開が手にとるように読めてしまうのですね~

でも、この映画の見どころはそういうところではないのです。



海上に現れた正体不明の巨大な構造物が出てからが、この映画の見どころなのですよ。

そこからはもう期待通りのドンパチ合戦
映画館じゃなかったら、いいぞ、いいぞ、もっとやれ~!!と盛り上がること請け合い。

ところで、最初は「この敵には絶対にかなわないじゃん!どーやって戦うの~」と思われていた敵が、後半拍子抜けするように、こちらの攻撃でやられまくるのは何故?

最初もっと強かった気がするんだけど…あれ?気のせいだったかな?



宇宙人の攻撃対象の基準のルールがいまいちわからなかったり、主役の恋人が、判を押したようなナイスバディの美人で偉いさんの娘だったり、最後の頼みの綱の戦艦に、最初からこれを使うことがわかってたかのように爺さんたちが位置についてたり、言いたいことは山ほどあるのですが、キリがないのでそこのところは割愛

あ、でもやっぱりひとこと言いたい。
冒頭の、店に盗みに入る時のあのBGMは何!?
ヘンリー・マンシーニの「ピンクパンサーのテーマ」
あのシーンだけは、正直センスを疑ってしまいました



これでもか、これでもかというような、派手な映像と轟音がこの映画の醍醐味。
これこそ、この映画の正しい楽しみ方ですよね
えっそうなの?

ラストも期待通りで、清々しいほどの爽快感です。

こういう映画のテーマは、たいていこういうことなんですよね。

アメリカ万歳!!



ところで、クレジット後にも映像が流れるのですが、ちょっと中途半端なエピソードだっただけに、あまり必然性を感じませんでした。

儲かった時のために、続編への伏線を張っておこう…的なものですかね、やっぱり


監督:ピーター・バーグ
製作:ブライアン・ゴールドナー、スコット・ステューバー、ピーター・バーグ、サラ・オーブリー、ダンカン・ヘンダーソン、ベネット・シュナイアー
製作総指揮:ジョナサン・モーン、ブラデン・アフターグッド
脚本:ジョン・ホーバー、エリック・ホーバー
撮影:トビアス・シュリッスラー
美術:ニール・スピサック
編集:コルビー・パーカー・Jr.、ビリー・リッチ、ポール・ラベル
衣装:ルイーズ・ミンゲンバック
音楽:スティーブ・ジャブロンスキー

原題:Battleship
製作国:2012年アメリカ映画
上映時間:130分

<キャスト>

テイラー・キッチュ
アレクサンダー・スカルスガルド
リアーナ
ブルックリン・デッカー
浅野忠信
リーアム・ニーソン
ジェシー・プレモンス
グレゴリー・D・ガドソン
ハミッシュ・リンクレイター

コメント
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