映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

シェフ! 三ツ星レストランの舞台裏へようこそ

2013年05月01日 | 映画
<ストーリー> 映画.comより抜粋

20年間にわたり三ツ星評価を守り続けてきたパリの高級レストラン「カルゴ・ラガルド」は、厨房の要たるベテランシェフのアレクサンドルがスランプに陥ってしまい、危機を迎えていた。
次の品評会が迫るなか、新メニューが浮かばないアレクサンドルは、天才的な舌をもつ若手シェフのジャッキー・ボノに出会う。
生意気な性格のためいくつものレストランをクビになり、老人ホームでペンキ塗りをしていたジャッキー・ボノと、老人ホームの厨房で働いていた素人シェフも仲間に加わり、アレクサンドルらはカルゴ・ラガルドを守るため立ち上がる。



予告編を観て面白そうだと思ったので観に行ったのですが、感想は“それほどでもなかったかも…?”という感じでした

この手の話は、定番通りに運んで行けばそれでOKというところがあるのですが、いかんせん盛り上がりが弱い…

無事三ツ星を維持できるのかどうか、という場面ではあれ?というほどあっさり片付けられてしまい拍子抜けしてしまいました。

伝統的なフランス料理と、最新の分子料理を融合して「これは素晴らしい~」と言われてもね~…



老人ホームの料理を作っているコックたちを、なぜ助手に選んだのかもよくわかりません。
なんとなく、画として面白い3人なのだから、それぞれに得意分野を持っていて、それを新しい料理に活かすとかするエピソードがあればよかったのだけど…

そもそも三ツ星レストランというのは、料理のみに与えられるものではなかったような?
料理の味はもちろん、レストランの雰囲気、サービスその他に対しての三ツ星ではなかったのでしょうか。

ところどころに笑いどころがあるのは楽しかったですが、全体的に淡々としていて、山場に欠ける展開だったかなと思うのです。

料理がテーマの映画なのに、観た後も全然お腹がすかなかったという、珍しい体験をしました。



ところで、映画に出てくる分子料理ですが、フランスでは絶大な人気があるのでしょうか?
見た目にもまずそう~という外観だったのですが。
料理を作ってるというより、理科の実験をしているという感じでした。

あれは…本当においしいんでしょうか。
そういえば『エル・ブリの秘密 - 世界一予約のとれないレストラン -』という映画がありましたね。三ツ星レストランのドキュメンタリーでした。
あれも、予告を見る限り「まずそう…」と思ってしまったのだけど、ああいうのを分子料理というのかな?(←映画を観てないのでわかりません間違ってたらごめんね



原題:Comme un chef
製作年:2012年
製作国:フランス・スペイン合作
上映時間:85分

監督 ダニエル・コーエン
脚本 ダニエル・コーエン 、オリヴィエ・ダザ
音楽 ニコラ・ピオヴァーニ


<キャスト>

ジャン・レノ
ミカエル・ユーン
ラファエル・アゴゲ
ジュリアン・ボワッスリエ
サロメ・ステヴナン
セルジュ・ラヴィリエール
イサ・ドゥンビア

コメント
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