映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

またもや簡単レビュー

2014年03月08日 | 映画
映画レビューがたまってしまいました
簡単ではありますが、ちょこちょこ~っと書いたので、よかったら読んでくださいね

<セブン・サイコパス>



気軽に観られるコメディーかと思いきや、意外と難解な作品でした
でも一人ひとりのサイコパスのエピソードがなかなかおもしろく、また先の展開がまったく読めずついつい惹き込まれる作品であったのも確かです。
観終わってすぐ思ったのは“変な映画だったなぁ”ということでしたが決して悪い作品ではありません。
一見の価値ありというところかな?


<オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ>



ジム・ジャームッシュならではの気だるさ満載、でもなんだか洒落てる雰囲気の作品でした。
ストーリーの中ではこれといった特別な出来事はないけれど、ジャームッシュ監督らしいユーモアと魅力があっておもしろかったです。
私たちの近くに座っていた少し年配の女性は、自分が期待していたものと違ったのか途中退席してしまいました
吸血鬼のラブストーリーということでもっと劇的なものを想像していたのでしょうか?
あくまでもジャームッシュ作品なので、一般的な作品とは違うということだけ知っておくことは大切なようです


<アメリカン・ハッスル>



アカデミー賞にも関わる作品なのでかなり期待していた作品ですが、正直そこまでは…という感じの作品でした。(「世界にひとつのプレイブック」でもそんな感じでしたが。)
おもしろくないわけではないし最後もスカッとする演出も良かったのだけど、2時間くらいでまとめても良かったのでは…と思いました。(やや長い?)
もう少し展開のテンポが良かったらいいような…。


<大統領の執事の涙>



タイトルからするとホワイトハウスの中での出来事(歴史)を執事の目線から追っていく話かな?と思っていたのですが、そうではなく、この作品の本質は親子の絆と人種差別問題でした。
文句なしにいい作品。それは間違いありません。
ただ、なぜか“これだ!”と思うくらいの感動は得られませんでした。
こういうテーマの作品ならば何かもうちょっと思わずグッとくるものが欲しかった気がします。
どうでもいいけど、邦画のタイトルはなぜ『大統領の執事』ではないのでしょうか?
『鉄の女の涙』もそうだけど、“涙”をつけることで感動作だという効果を狙ってるような気も…


<エージェント・ライアン>



観ていて飽きることはなく、普通におもしろい作品でした。
が、悪くはないんだけど「おもしろかった!」と思う以外に後には何も残らない感じ
“あのシーンがああで、このシーンがこうで、すごかったね!!”と観た後につい話したくなるような印象的なシーンがなく、これといった新鮮味がないのが残念でした。
悪くないのに、なんか惜しいです…。


<鑑定士と顔のない依頼人>



こちらは観た後に、あのシーンがああでこうで…!!とウワ~ッと話したくなる作品でした。
ジュゼッペ・トルナトーレ監督の演出とジェフリー・ラッシュの演技、一流品のモノたち、そして常に先が気になるストーリー。
ドキドキしながら観ていて、これは何かある、どういうこと?という疑問がラストで明かされる楽しさがたまりませんでした
しかし、あのラストの喪失感といったら…
エンニオ・モリコーネの音楽も素晴らしかったです。

コメント
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