『わたしの美しい庭』 凪良ゆう
とある街の5階建マンションの屋上には
緑豊かな屋上庭園があり、
その奥には神社が鎮座している。
そこの宮司の青年(トウリ)と、義理の娘モネが中心にいて。
その周辺の人々を描いた連作短編(中編?)のような物語。
同じマンションに住んでいて、39歳独身女性の生きづらさに
ど正面から向き合ってる(ブチあたってる)桃子さん。
同性愛者で4年前の失恋を引きずりつつ飄々と暮らしているロウ。
うつでゼネコンを退職した元体育会男子の33歳、モトイくん。
みんなそれぞれ、なんらかにブチ当たっているけれど、
ちょっとずつ、もじゃもじゃしたものをほぐしていく。
周囲の環境のおかげもあるけれど、
結局は自分の考えや意思のもと、
「なんとなく正しい方へ」進んでいる。
どれもこれも良い話しである。
うまい作者さんなんだなあ。
『すみれ荘ファミリア』も良かったし。
ちょっと感覚がズレているトウリと
いろいろとスレているロウの
飲んだくれながらしてる会話が良かった。
とある街の5階建マンションの屋上には
緑豊かな屋上庭園があり、
その奥には神社が鎮座している。
そこの宮司の青年(トウリ)と、義理の娘モネが中心にいて。
その周辺の人々を描いた連作短編(中編?)のような物語。
同じマンションに住んでいて、39歳独身女性の生きづらさに
ど正面から向き合ってる(ブチあたってる)桃子さん。
同性愛者で4年前の失恋を引きずりつつ飄々と暮らしているロウ。
うつでゼネコンを退職した元体育会男子の33歳、モトイくん。
みんなそれぞれ、なんらかにブチ当たっているけれど、
ちょっとずつ、もじゃもじゃしたものをほぐしていく。
周囲の環境のおかげもあるけれど、
結局は自分の考えや意思のもと、
「なんとなく正しい方へ」進んでいる。
どれもこれも良い話しである。
うまい作者さんなんだなあ。
『すみれ荘ファミリア』も良かったし。
ちょっと感覚がズレているトウリと
いろいろとスレているロウの
飲んだくれながらしてる会話が良かった。