<読書メモ 2014年3月>
この月はミステリばかり読んで、しかも感想メモがネタバレ祭りでした。
ネタバレっぽい感想を白文字にしてみましたが、
行間が広いなあという印象のブログになった笑
反転箇所がわかりにくいですね。
ここからここまで、みたいに補足した方がいいのかな(していないけど)。
カッコ内は、2020年現在の補足コメントです。
以下、当時のメモ
『白ゆき姫殺人事件』湊かなえ
文芸誌の連載と特設サイト連動の企画ものだったみたい。
その形式で読めば面白かったのかも。
小説としてはどうかなあ。
城野さんの印象を最初にもう少しコントロールして
設計できちゃえば良かったのかも。
なんか、こういう多面的な女性はよくいる気がする。
(この時点で、4年ぶり2作目の湊かなえである。
多分、前作の感想を忘れてしまったのでしょう。
イヤミスぅ…!!
とはいえ「こういう女、いるよなあ」とも思ったので、
衝撃がそんなに大きくなかったのでしょう。
この後、もう一冊読んで、湊かなえイヤミスショックを
もろに食らうハメになります)
『折れた竜骨』米澤穂信
犯人として最も意外性のある人物を意外性満々に告発する、
という目的の為だけに長々と書いたなあという感じがした。
結果として意外性は無いが、そのためだけに存在した主人公が
可哀想すぎた。
(私はミステリを読みながら謎解きはがんばらないタイプで。
読者へ挑戦されても、応戦しない。ただ読む。です。
という私ですが、途中で「これはアレじゃないか?」と
気づけるレベルのミステリで。
それを素直に楽しめばいいのかなあ?
個人的には、読後に虚しい気持ちになりました。
これ、書店で出版当初から長らくプッシュされていたイメージがありますが、
ちょっと評価が過大だったんじゃないかなと。
今でも思ってます)
『ボトルネック』米澤穂信
これはおもしろかった。
主人公は結局死を選んだのでは、という解釈が多いみたいだけど、
この主人公はもっと図太いと思う。
思春期から一歩抜け出したところで終わったと思えたので、
読後感も悪くない。
(当時、米澤穂信という作家の人気が凄い、という空気感は
疎い私にも感じられており。
いろいろとつまみ食いし始めた時期です。
結果として、作品によって好みに合う合わないの高低差が
凄いということがわかりました。
『インシテミル』は好きだけど『折れた竜骨』は評価しない)
『モロッコ水晶の謎』有栖川有栖
悪くはないが、トリックがピンとこないんだよなあ。
偶然の結果、リレー形式で複数犯に!というネタが多い気がする。
(<作家アリスシリーズ>の、短編集<国名シリーズ>第8弾。
何かと感想メモに文句が多いですが、
何かと定期的に読んでます笑)
『真相』横山秀夫
後味がびみょーな短編集。
選挙の話しは、宮部みゆきの「魔術はささやく」に同じような
ネタがあったような。
(人の深層心理というかエゴというか、なかなか仄暗いところを
突きまくった5つの短編集。
『18番ホール』での“過去に起きた失踪事件”の設定が
宮部みゆき『魔術はささやく』を思い出すところがありますが、
まあ、ネタ被りとかトリック被りというほどではないです。
一応、白文字にしましたが…)
この月はミステリばかり読んで、しかも感想メモがネタバレ祭りでした。
ネタバレっぽい感想を白文字にしてみましたが、
行間が広いなあという印象のブログになった笑
反転箇所がわかりにくいですね。
ここからここまで、みたいに補足した方がいいのかな(していないけど)。
カッコ内は、2020年現在の補足コメントです。
以下、当時のメモ
『白ゆき姫殺人事件』湊かなえ
文芸誌の連載と特設サイト連動の企画ものだったみたい。
その形式で読めば面白かったのかも。
小説としてはどうかなあ。
城野さんの印象を最初にもう少しコントロールして
設計できちゃえば良かったのかも。
なんか、こういう多面的な女性はよくいる気がする。
(この時点で、4年ぶり2作目の湊かなえである。
多分、前作の感想を忘れてしまったのでしょう。
イヤミスぅ…!!
とはいえ「こういう女、いるよなあ」とも思ったので、
衝撃がそんなに大きくなかったのでしょう。
この後、もう一冊読んで、湊かなえイヤミスショックを
もろに食らうハメになります)
『折れた竜骨』米澤穂信
犯人として最も意外性のある人物を意外性満々に告発する、
という目的の為だけに長々と書いたなあという感じがした。
結果として意外性は無いが、そのためだけに存在した主人公が
可哀想すぎた。
(私はミステリを読みながら謎解きはがんばらないタイプで。
読者へ挑戦されても、応戦しない。ただ読む。です。
という私ですが、途中で「これはアレじゃないか?」と
気づけるレベルのミステリで。
それを素直に楽しめばいいのかなあ?
個人的には、読後に虚しい気持ちになりました。
これ、書店で出版当初から長らくプッシュされていたイメージがありますが、
ちょっと評価が過大だったんじゃないかなと。
今でも思ってます)
『ボトルネック』米澤穂信
これはおもしろかった。
主人公は結局死を選んだのでは、という解釈が多いみたいだけど、
この主人公はもっと図太いと思う。
思春期から一歩抜け出したところで終わったと思えたので、
読後感も悪くない。
(当時、米澤穂信という作家の人気が凄い、という空気感は
疎い私にも感じられており。
いろいろとつまみ食いし始めた時期です。
結果として、作品によって好みに合う合わないの高低差が
凄いということがわかりました。
『インシテミル』は好きだけど『折れた竜骨』は評価しない)
『モロッコ水晶の謎』有栖川有栖
悪くはないが、トリックがピンとこないんだよなあ。
偶然の結果、リレー形式で複数犯に!というネタが多い気がする。
(<作家アリスシリーズ>の、短編集<国名シリーズ>第8弾。
何かと感想メモに文句が多いですが、
何かと定期的に読んでます笑)
『真相』横山秀夫
後味がびみょーな短編集。
選挙の話しは、宮部みゆきの「魔術はささやく」に同じような
ネタがあったような。
(人の深層心理というかエゴというか、なかなか仄暗いところを
突きまくった5つの短編集。
『18番ホール』での“過去に起きた失踪事件”の設定が
宮部みゆき『魔術はささやく』を思い出すところがありますが、
まあ、ネタ被りとかトリック被りというほどではないです。
一応、白文字にしましたが…)
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