『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』町田そのこ
地方のすり鉢状の盆地にある小さな町が基点の、
5つの連作短編集。
一作目の『カメルーンの青い魚』がR-18文学賞大賞受賞で、
デビュー作らしいです。
これが一番よかった。
いきなり差し歯が取れるのも良かったし、
サッちゃんの、ちょっと抜けているところも良かった。
表題作も悪くなかったけれど。
主人公のふたりに対して、その他のクラスメイト達が
幼すぎるというか、愚かすぎるというか。
うーむ、これくらいの差があったほうがわかりやすいのかな。
あとは『浪間に浮かぶイエロー』がよかった。
主人公の孤独と、環さんへの寛容と嫉妬、最後の畳み方、
全部、とてもよかった。
どの短編も、冒頭が良いし、
最後も手ぬかりなく「おお」と言わせる構成。
うまい人なんだなあ。
地方のすり鉢状の盆地にある小さな町が基点の、
5つの連作短編集。
一作目の『カメルーンの青い魚』がR-18文学賞大賞受賞で、
デビュー作らしいです。
これが一番よかった。
いきなり差し歯が取れるのも良かったし、
サッちゃんの、ちょっと抜けているところも良かった。
表題作も悪くなかったけれど。
主人公のふたりに対して、その他のクラスメイト達が
幼すぎるというか、愚かすぎるというか。
うーむ、これくらいの差があったほうがわかりやすいのかな。
あとは『浪間に浮かぶイエロー』がよかった。
主人公の孤独と、環さんへの寛容と嫉妬、最後の畳み方、
全部、とてもよかった。
どの短編も、冒頭が良いし、
最後も手ぬかりなく「おお」と言わせる構成。
うまい人なんだなあ。
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