<読書メモ 2013年7月③>
梶龍雄。
戦後のミステリ作家。
『透明な季節』で第23回江戸川乱歩賞(1977)を受賞し、
本格推理小説の作家としてのキャリアが始まります。
戦前戦後の旧制高校にまつわる設定や登場人物が多数。
(1928年生まれだから、ご自身の経験が反映されているんじゃないかな)
旧制高校の自由な校風と文化、
学力があるはずなのになかなかのドンくささを持つ
思春期男子のどうしょもなさと、
そんなどうしょもない男子たちの独りよがりっつうかなんつうか、
な恋心がめちゃくちゃ良い感じです。
ほめてますよ!
ちゃんと本格ミステリもしてます。
良い感じなんですけど、ほぼほぼ絶版なんですよね…。
現代で読んでも面白いと思うんだけどなあ。
ちなみにこういう絶版系は図書館が強いはずなんですが、
意外と蔵書が少ないんですよ。
うちの近所だけか?海もない名物もない、蔵書もないのか!?
みんな、梶龍雄のこと、もうちょっと思い出して!!!
思い出すも何も、知らない人が圧倒的多数だと思うけど!!!
そんな梶龍雄を読んだ7年前のメモが以下。
『龍神池の小さな死体』梶龍雄
戦後活躍した本格派の作家。
の割に、知名度低いらしい。おもしろかった!!
全共闘時代の大学教授が主人公という設定も、今読んでも分かる。
30代はさすがに若いと思ったけど。
絶版らしい。惜しいなあ。
『海を見ないで陸を見よう』梶龍雄
前半の青春回顧がめんどくさいなーと思っていたけれど、
最終的なすべてのヒントを回収して
着地が気持ち良かったので良しとする!
探偵役がこいつかよ!という人なのも、良くも悪くも意外で、
面白かった!
梶龍雄。
戦後のミステリ作家。
『透明な季節』で第23回江戸川乱歩賞(1977)を受賞し、
本格推理小説の作家としてのキャリアが始まります。
戦前戦後の旧制高校にまつわる設定や登場人物が多数。
(1928年生まれだから、ご自身の経験が反映されているんじゃないかな)
旧制高校の自由な校風と文化、
学力があるはずなのになかなかのドンくささを持つ
思春期男子のどうしょもなさと、
そんなどうしょもない男子たちの独りよがりっつうかなんつうか、
な恋心がめちゃくちゃ良い感じです。
ほめてますよ!
ちゃんと本格ミステリもしてます。
良い感じなんですけど、ほぼほぼ絶版なんですよね…。
現代で読んでも面白いと思うんだけどなあ。
ちなみにこういう絶版系は図書館が強いはずなんですが、
意外と蔵書が少ないんですよ。
うちの近所だけか?海もない名物もない、蔵書もないのか!?
みんな、梶龍雄のこと、もうちょっと思い出して!!!
思い出すも何も、知らない人が圧倒的多数だと思うけど!!!
そんな梶龍雄を読んだ7年前のメモが以下。
『龍神池の小さな死体』梶龍雄
戦後活躍した本格派の作家。
の割に、知名度低いらしい。おもしろかった!!
全共闘時代の大学教授が主人公という設定も、今読んでも分かる。
30代はさすがに若いと思ったけど。
絶版らしい。惜しいなあ。
『海を見ないで陸を見よう』梶龍雄
前半の青春回顧がめんどくさいなーと思っていたけれど、
最終的なすべてのヒントを回収して
着地が気持ち良かったので良しとする!
探偵役がこいつかよ!という人なのも、良くも悪くも意外で、
面白かった!
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