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旅行記、世相独言

必要な逆の発想 東北地方太平洋沖地震

2011年03月17日 00時41分37秒 | 世相独言
必要な逆の発想

高速道路が通行止めになり、折角の新幹線も動かせない。
今、必要なことは一刻もこれらのインフラを営業運転ではなく被災者救済インフラとしてかつようすることである。

 多くの物資が動脈が梗塞を起こしているので、静脈に届かないという現実。
全国に有り余る土木業者を総動員して、これらのインフラをいち早く開通させることがまず求められる。

 次に、どこかの愚知事が問題発言しているが、阪神・淡路の時も無数の若いボランティアが静脈の役割を果たしたことを思い出して欲しい。幸いあの時は大阪という若い人を供給できる無傷な大都市が近接していたので、彼らが一斉に動いた結果、物資が比較的早く被災者の手元に届いた。

 しかし、今回は被災地域が広域で、かつ東京がこれらの地域から若い人達を吸い上げた結果、過疎化が進展し、年寄りだけの街、村になっていることから考えれば、東京都知事はいの一番に若い人達中心に巨大ボランティア軍団を組織し、静脈の役割を果たすことで、日頃の自行政の発展の恩返しを図るべきであろう。
愚知事が言った「我欲を洗い流す」必要のあるのは、愚知事自身であることに気づいて欲しいものである。

 そして、これらの被災者の方々を、とくに弱者の方々を一刻も早く首都圏に移送し、看護・介護等医療サービスや暖かい住環境を提供することで、時と共に被災地で起こる恐ろしい二次的被害を最小限に止めることが肝要である。
 
 これだけ広域な被災地では、被災地にモノを運ぶという発想よりは、逆に被災者を健常地区に移送するといった発想が必要である。
そのためには、何としても幹線高速道路、新幹線の早期復旧が、各被災地での道路復旧と共に、その移送手段として必要である。
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