(写真はクリックで拡大します)
神々と芸能の島 -バリ- 1993.9.27-10.02
バリ島ヌサドゥア地区でも最高級の「グランド・ハイアット」
成田を午前10時に飛び立って、香港経由インドネシア・バリ島デンパサールに降り立ったのは夜の8時過ぎ。熱帯特有のムッとする熱気が押寄せる。
手配していた迎えの車が私を探している。ホテルはNUSA DUA地区でも最高級の「グランド・ハイアット」。
ガムランの響きに迎えられチェック・インしたが、兎に角広い。部屋まで若いジャワ娘のガイドで薄暗い所々ライトアップされた庭園を歩くこと5分、広い広い部屋に到着。
インドネシアのガス協会から明日の歓迎レセプションの案内と果物の差し入れが届いている。今回の目的はIGU(世界ガス連盟)の理事会出席であり、国際部長としての初お目見えでもある。
翌朝、昨夜の迎車が観光案内に連れて行ってくれる。特段の希望もないので、一般の観光コースを廻ってもらう。
ウブドの芸術村で買った$120の細密画
デンパサールから芸術の村ウブドへ。1930年代西欧の芸術家がバリを訪れこの地に住み着いたことからバリ絵画が生れた。そして森羅万象を描き込む細密画ウブド・スタイルの絵が確立されたという。
あるギャラリーに案内されたが、どの地でも旅行業者と観光地は共存ルールがある。一人で行ったのが悪かったが、どうも買わないと店外へ出れそうにない。$200という細密画を$120まで値切って次なる観光地へ。(その後、値を調べると$120は妥当な値と分かって一安心)
ゴア・ガジャ(象の洞窟)
ウブド近郊にゴア・ガジャという11世紀頃の古代遺跡がある。「象の洞窟」という意味だが、洞窟内は僧の修行の場と言われている。6人の女神が彫られた沐浴場は、40年程前に埋もれていたのを発見され、右が男、左が女性用だそうだ。
(左)タンパクシリンの聖なる泉の湧く寺 (右)澄み切った聖なる泉(忍野八海のようなもの)
次に訪れたのはタンパクシリンにあるティルタ・エンブルという聖なる泉の湧く寺。綺麗な豊かな地下水脈があるようで、池には地下水が噴出し小石や砂が舞い陽にきらきら輝いて踊っているように見える。聖地に入るのに黄色い紐を腰に巻いた(スレンダンという)が、どんな意味があるのか?
(左)バリのRice Table(棚田)は有名 (右)毎日どこかでお祭りがあるバリ、お供え物
キンタマーニのバトゥール山と外輪山の雄大な展望
ここからは一路キンタマーニ村のあるバリ最高峰バトウール山に向かう。バリ特有の棚田、毎日どこかでやっているという村々の祭りを車窓に、バトウール湖が見えると一気に視界が開け、1717mの巨大なクレータを持つバトゥール山を始めとする外輪山の一大パノラマが展開する。1917、1926年とたて続きに大爆発を起こした活火山である。
木彫りの村で購入した黒檀の神様と鹿の彫物
帰りは、バリのバティックで有名なテキスタイル工房に寄り、マスという木彫りで有名な村にも立ち寄る。見ていると欲しくなるのが人情。丁度玄関の飾り物に手頃な黒檀の神様と鹿の彫り物があったので購入。送るのかと言うので、持って帰るというと丁寧に梱包してくれる。でも、たいそうな荷物になってしまった。
(左)ホテル・エントランスではガムランの音楽で迎えられる (右)ホテルのレターセット
ホテルに戻ると、エントランスではゴングが鳴らされ、開放的なロビー周辺では絶えずガムランが奏でられ、異空間に迷い込んだ気分にさせる。広大な敷地に6つのプール、4つに分かれたコテージ(全750室)、熱帯庭園、プライベートビーチが配せられ、広々した部屋で一人シャワーを浴びるのも切ないものである。
さあ、いよいよ歓迎レセプションだ!
神々と芸能の島 -バリ- 1993.9.27-10.02
バリ島ヌサドゥア地区でも最高級の「グランド・ハイアット」
成田を午前10時に飛び立って、香港経由インドネシア・バリ島デンパサールに降り立ったのは夜の8時過ぎ。熱帯特有のムッとする熱気が押寄せる。
手配していた迎えの車が私を探している。ホテルはNUSA DUA地区でも最高級の「グランド・ハイアット」。
ガムランの響きに迎えられチェック・インしたが、兎に角広い。部屋まで若いジャワ娘のガイドで薄暗い所々ライトアップされた庭園を歩くこと5分、広い広い部屋に到着。
インドネシアのガス協会から明日の歓迎レセプションの案内と果物の差し入れが届いている。今回の目的はIGU(世界ガス連盟)の理事会出席であり、国際部長としての初お目見えでもある。
翌朝、昨夜の迎車が観光案内に連れて行ってくれる。特段の希望もないので、一般の観光コースを廻ってもらう。
ウブドの芸術村で買った$120の細密画
デンパサールから芸術の村ウブドへ。1930年代西欧の芸術家がバリを訪れこの地に住み着いたことからバリ絵画が生れた。そして森羅万象を描き込む細密画ウブド・スタイルの絵が確立されたという。
あるギャラリーに案内されたが、どの地でも旅行業者と観光地は共存ルールがある。一人で行ったのが悪かったが、どうも買わないと店外へ出れそうにない。$200という細密画を$120まで値切って次なる観光地へ。(その後、値を調べると$120は妥当な値と分かって一安心)
ゴア・ガジャ(象の洞窟)
ウブド近郊にゴア・ガジャという11世紀頃の古代遺跡がある。「象の洞窟」という意味だが、洞窟内は僧の修行の場と言われている。6人の女神が彫られた沐浴場は、40年程前に埋もれていたのを発見され、右が男、左が女性用だそうだ。
(左)タンパクシリンの聖なる泉の湧く寺 (右)澄み切った聖なる泉(忍野八海のようなもの)
次に訪れたのはタンパクシリンにあるティルタ・エンブルという聖なる泉の湧く寺。綺麗な豊かな地下水脈があるようで、池には地下水が噴出し小石や砂が舞い陽にきらきら輝いて踊っているように見える。聖地に入るのに黄色い紐を腰に巻いた(スレンダンという)が、どんな意味があるのか?
(左)バリのRice Table(棚田)は有名 (右)毎日どこかでお祭りがあるバリ、お供え物
キンタマーニのバトゥール山と外輪山の雄大な展望
ここからは一路キンタマーニ村のあるバリ最高峰バトウール山に向かう。バリ特有の棚田、毎日どこかでやっているという村々の祭りを車窓に、バトウール湖が見えると一気に視界が開け、1717mの巨大なクレータを持つバトゥール山を始めとする外輪山の一大パノラマが展開する。1917、1926年とたて続きに大爆発を起こした活火山である。
木彫りの村で購入した黒檀の神様と鹿の彫物
帰りは、バリのバティックで有名なテキスタイル工房に寄り、マスという木彫りで有名な村にも立ち寄る。見ていると欲しくなるのが人情。丁度玄関の飾り物に手頃な黒檀の神様と鹿の彫り物があったので購入。送るのかと言うので、持って帰るというと丁寧に梱包してくれる。でも、たいそうな荷物になってしまった。
(左)ホテル・エントランスではガムランの音楽で迎えられる (右)ホテルのレターセット
ホテルに戻ると、エントランスではゴングが鳴らされ、開放的なロビー周辺では絶えずガムランが奏でられ、異空間に迷い込んだ気分にさせる。広大な敷地に6つのプール、4つに分かれたコテージ(全750室)、熱帯庭園、プライベートビーチが配せられ、広々した部屋で一人シャワーを浴びるのも切ないものである。
さあ、いよいよ歓迎レセプションだ!