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こんな所で酒飲んで大丈夫? -コペンハーゲン- 1995.7.9~7.12
(左)コペンの名門ホテル「ダングレテール」 (右)部屋には沢山のフルーツバスケットが。
お昼の便でロンドンからコペンハーゲンへ。コペンNo.1のヨーロピアン最高級ホテル・ダングレテールの部屋にチェックインしたのは午後3時頃。西日のさす部屋には、食べきれない位の果物がお皿に盛られ桃を剥きながらニューハウン方面から聞こえる恒例のジャズ・フェスティバルのライブに耳を傾ける。
ホテルの隣のニューハウンではジャズフェスティバル
小休止の後、ストロイエ通りに沿って同行のO氏はロイヤルコペンハーゲンの絵皿を、小生はジョージ・ジェンセンの小物を夫々ショッピング。
ストロイエのロイヤルコペンハーゲン(左茶)とジョージ・ジェンセン(右白)のお店
(左)ロイヤル・ブルーで有名なロイヤルコペンハーゲン (右)ジョージ・ジェンセンの作品「Grape」
チヴォリ公園の前に「すき焼き」という老舗の日本レストランがある。どんなメニューがあるのか、仕出しは可能なのか、と、うどんを食べながら店主相手に早速調査開始。今回のコペンハーゲン来訪の目的は1997年に開催される世界ガス会議の際のJGAレセプションの準備・仮予約なのだ。
(左)チヴォリ公園の95年プログラム (右)公園の案内図
「すきやき」屋の前が公園の入口 かがり火のモニュメント
アメリカンスタイルのテーマパークとは全く趣が異なる大人の公園チヴォリも夏の夜は大賑わい。公園内の池の辺のレストランで遅めの夕食を取る。95年のプログラムでは4月19日から9月17日の開園日は午前11時の開場から午後11時45分の花火まで、絶え間なく様々なイベントが繰り広げられる。
翌朝、現地のコーディネーター「TUMLARE」社を訪問。スーパーバイザーのP.K氏とホテル・レセプション会場・仕出屋・ハイヤー等の候補を見て回る。
ホテルは天皇陛下も泊ったと言うSASロイヤルとダングレテールを視察、品格等からダングレテールに決定。コペン市内のホテル部屋数が少ないので早速仮予約を入れる。
(左)「DEN GYLDNE FORTUN」の女性スタッフ お店の宣伝? (右)14年前にも訪れた「FISKEKELDEREN」
仕出関係は有名なシーフードレストラン「DEN GYLDNE FORTUN」の女性スタッフと打合わせ。昼食はP.K氏お薦めの海鮮料理レストラン「FISKEKELDEREN」へ。実はこのレストラン、初めての海外出張でコペンハーゲンを訪れた際(1981年)に利用した思い出のあるレストランだ。カールスベア、ツヴォルグといったビールを持つデンマーク、さぞかしお昼もと思いきや、今やお昼は顧客相手でもパワーランチの時代、日本はまだそんなことをやっているのか?と恥かしい思い。
(左)新カールスベア美術館のファサード (右)美術館内部の空間 こんな所で飲食パーティ本当に大丈夫なの?
JGAレセプション会場は、永らくホテル開催が続いているので、出来れば趣向を変えてやりたいと思い、いくつかの候補地を見て廻る。候補地は、市内は「新カールスベア美術館」、「王立兵器博物館」、「証券取引所」、郊外はコペンの北クランペンボーグにある「シューティングクラブ」や「海に面したお城」等である。
(左)王立兵器博物館 (右)旧証券取引所
美術館や博物館内で飲食して大丈夫か?と思うが、そこは大人の社交場の秩序・マナーが確立されている欧州と日本の差が如実に出るところ。
公の場で酩酊することが個人の人格を疑われる大人社会の欧米と、酩酊状態での失敗に寛大な日本の文化の差。西洋と東洋の考え方の差とも言える。
結局、美術館は喫煙がダメ、兵器博物館は空間の見通しの悪さ、証券取引所は少し狭く、シューティングクラブ(射撃クラブ)は車で30分ほど必要、お城は天気が心配と夫々一長一短があり、どうしても和食(なま物)を扱う関係でダングレテールの宴会場が無難という結論に。
街で見かけたバイク
二日間の調査・仮予約を終え、最終日夕刻の帰国までの時間、再度コペンの街を徘徊する。それにしても、立派なツーリストガイドの後ろのページには日本では⑱禁のナイトクラブやVIPエスコートの色っぽい写真が並ぶ反面、未成年者に対する扱いは厳しく、公的空間での飲食も含め、日本の大人たちよ、もっと大人になれ!
ストロイエ通りは短い夏を楽しむ人々で賑わっている
このコペンハーゲンでの世界ガス会議に小生が出席することはまずないが、後任への順調な引継ぎ事項となる旅であった。ストロイエ通りを行き交う女性達は短い夏を満喫するかのように開放的な衣装に身を包んでいる。
14年前に来た時は真冬のコペンハーゲン。短い夏に乾杯!
こんな所で酒飲んで大丈夫? -コペンハーゲン- 1995.7.9~7.12
(左)コペンの名門ホテル「ダングレテール」 (右)部屋には沢山のフルーツバスケットが。
お昼の便でロンドンからコペンハーゲンへ。コペンNo.1のヨーロピアン最高級ホテル・ダングレテールの部屋にチェックインしたのは午後3時頃。西日のさす部屋には、食べきれない位の果物がお皿に盛られ桃を剥きながらニューハウン方面から聞こえる恒例のジャズ・フェスティバルのライブに耳を傾ける。
ホテルの隣のニューハウンではジャズフェスティバル
小休止の後、ストロイエ通りに沿って同行のO氏はロイヤルコペンハーゲンの絵皿を、小生はジョージ・ジェンセンの小物を夫々ショッピング。
ストロイエのロイヤルコペンハーゲン(左茶)とジョージ・ジェンセン(右白)のお店
(左)ロイヤル・ブルーで有名なロイヤルコペンハーゲン (右)ジョージ・ジェンセンの作品「Grape」
チヴォリ公園の前に「すき焼き」という老舗の日本レストランがある。どんなメニューがあるのか、仕出しは可能なのか、と、うどんを食べながら店主相手に早速調査開始。今回のコペンハーゲン来訪の目的は1997年に開催される世界ガス会議の際のJGAレセプションの準備・仮予約なのだ。
(左)チヴォリ公園の95年プログラム (右)公園の案内図
「すきやき」屋の前が公園の入口 かがり火のモニュメント
アメリカンスタイルのテーマパークとは全く趣が異なる大人の公園チヴォリも夏の夜は大賑わい。公園内の池の辺のレストランで遅めの夕食を取る。95年のプログラムでは4月19日から9月17日の開園日は午前11時の開場から午後11時45分の花火まで、絶え間なく様々なイベントが繰り広げられる。
翌朝、現地のコーディネーター「TUMLARE」社を訪問。スーパーバイザーのP.K氏とホテル・レセプション会場・仕出屋・ハイヤー等の候補を見て回る。
ホテルは天皇陛下も泊ったと言うSASロイヤルとダングレテールを視察、品格等からダングレテールに決定。コペン市内のホテル部屋数が少ないので早速仮予約を入れる。
(左)「DEN GYLDNE FORTUN」の女性スタッフ お店の宣伝? (右)14年前にも訪れた「FISKEKELDEREN」
仕出関係は有名なシーフードレストラン「DEN GYLDNE FORTUN」の女性スタッフと打合わせ。昼食はP.K氏お薦めの海鮮料理レストラン「FISKEKELDEREN」へ。実はこのレストラン、初めての海外出張でコペンハーゲンを訪れた際(1981年)に利用した思い出のあるレストランだ。カールスベア、ツヴォルグといったビールを持つデンマーク、さぞかしお昼もと思いきや、今やお昼は顧客相手でもパワーランチの時代、日本はまだそんなことをやっているのか?と恥かしい思い。
(左)新カールスベア美術館のファサード (右)美術館内部の空間 こんな所で飲食パーティ本当に大丈夫なの?
JGAレセプション会場は、永らくホテル開催が続いているので、出来れば趣向を変えてやりたいと思い、いくつかの候補地を見て廻る。候補地は、市内は「新カールスベア美術館」、「王立兵器博物館」、「証券取引所」、郊外はコペンの北クランペンボーグにある「シューティングクラブ」や「海に面したお城」等である。
(左)王立兵器博物館 (右)旧証券取引所
美術館や博物館内で飲食して大丈夫か?と思うが、そこは大人の社交場の秩序・マナーが確立されている欧州と日本の差が如実に出るところ。
公の場で酩酊することが個人の人格を疑われる大人社会の欧米と、酩酊状態での失敗に寛大な日本の文化の差。西洋と東洋の考え方の差とも言える。
結局、美術館は喫煙がダメ、兵器博物館は空間の見通しの悪さ、証券取引所は少し狭く、シューティングクラブ(射撃クラブ)は車で30分ほど必要、お城は天気が心配と夫々一長一短があり、どうしても和食(なま物)を扱う関係でダングレテールの宴会場が無難という結論に。
街で見かけたバイク
二日間の調査・仮予約を終え、最終日夕刻の帰国までの時間、再度コペンの街を徘徊する。それにしても、立派なツーリストガイドの後ろのページには日本では⑱禁のナイトクラブやVIPエスコートの色っぽい写真が並ぶ反面、未成年者に対する扱いは厳しく、公的空間での飲食も含め、日本の大人たちよ、もっと大人になれ!
ストロイエ通りは短い夏を楽しむ人々で賑わっている
このコペンハーゲンでの世界ガス会議に小生が出席することはまずないが、後任への順調な引継ぎ事項となる旅であった。ストロイエ通りを行き交う女性達は短い夏を満喫するかのように開放的な衣装に身を包んでいる。
14年前に来た時は真冬のコペンハーゲン。短い夏に乾杯!
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