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柔らかい「チン・チン!」とトップレス -リミニ- 1992.7.22
リミニへの道中 サンマリノ共和国「グアイタの塔」
バスはフィレンツエからアペニン山脈を越えて、エミリア・ロマーニャ州の首都ボローニャを通過。ここからベネツィアへ向かう道をそれて、サンマリノ共和国方面に進路を取る。サンマリノは世界で5番目に小さな国家で最も古い共和国である。人口が2万人強で、切手・コイン・観光で知られた国。最近ではF1レースも行われ、集客に躍起である。
バスはサンマリノを更に東に走り、アドリア海の海岸にぶち当たる。そこがリミニ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/e8/0c9fe93cc26043d5364370337b433808.jpg)
アドリア海に面した一大リゾート地、沢山のリゾートホテルが。
リミニは、夏の観光地としてヨーロッパからたくさんの人がバカンスに訪れ、「イタリアのマイアミ」とも呼ばれる国内最大の海水浴場だ。
また、6月~9月は当地の語学学校にヨーロッパ各国から若者が夏休みを利用してイタリア語学習にやってくるので、若者の街ともなるようだ。
海岸沿いにはホテルが並び、観光客は月単位で契約を行い長いバカンスを楽しむ。各ホテルはきちんと区画された海岸を所有しレンタル式のパラソルやチェアーが整然とビーチ一面に配置されている。
イタリア映画界の巨匠フェデリコ・フェリーニの出身地
ここリミニにローマの植民地が築かれたのは、紀元前3世紀半ば。旧市街には一見の価値ある歴史的建造物も多いようだが、残念ながら今回は時間がない。イタリア映画「甘い生活」「誘惑」「カサノバ」等、イタリアが誇る映画監督のフェデリコ・フェリーニの出身地でもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/33/803cbf18e7ca3518ea051cfd579f9968.jpg)
白砂の海岸に見渡す限りビーチパラソルが並ぶ光景は圧巻である
数十kmに及ぶ白砂の海岸線にぎっしりとパラソルが並んでいる光景は圧巻そのもの。プライベートビーチもあるようだが、パブリックビーチが大半。背広を着た集団がビーチに入ってきたものだから、ビーチで寝転んでいた人はビックリ。トップレスを見つけると一斉にカメラのシャッターが切られる。でも、そこは結構陽気なイタリア娘、怒ることもなく笑顔でポーズ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/7e/b9080da670df441382df0d39e86fc52e.jpg)
(左)ビーチのレストラン (右)さすがにトップレスの女性を撮る勇気もなく・・・
海岸に面したレストランでボロネーゼ(ボローニャの人という意)お勧めの「スパゲッティ・アラ・ボロネーゼ」と魚料理を食する。ハウスワインで乾杯という時に、隣に座ったバスの運ちゃんが「チン・チン!」と言う。「チン・チン!」は、柔らかい表現の「乾杯!」の意だそうな。これ以来、食事時になると大きな声で「チン・チン!」が続くことになる。グラスの触れ合う音が語源のようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/ae/249355be9a9dffa07849d143a59a50c0.jpg)
(左)ビーチバレーなど、様々なインフラが整ったビーチ (右)リミニは港町でもある
食後、出発までビーチをうろうろ。水着姿でバカンスを楽しむ人達を恨めしそうに見入っている。整備された屋外ロッカールーム、シャワー設備、ビーチバレー場や卓球場。これらの施設が1ブロック単位で実に数百と続いている。しっかり番号を覚えていないと大変なことになる。しかしパブリックでこれだけの施設整備がなされた海水浴場、日本のそれとは大違いである。これも社会資本の一つなのだろうか。
ことのついでに、イタリア水着ファッション情報。ほとんどがセパレーツ。しかも下はハイレグでカラフルなものが多い。上と下が色違いというのも結構多い。トップレスは全体の1割程度であろうか。うつ伏せに焼いている時は、皆さん跡が残らないように上を外している。
ポー川、水溶性天然ガスと巨大な蚊の一大産地。
リミニを後にバスは一路ベネツィアへ。ロンバルディア平原を流れてアドリア海に流れ込むポー川。河口は一面の湿地帯。一帯には世界最大の水溶性天然ガスが埋蔵されている。この辺りは蚊が多く、大きさも半端じゃない。刺されると痛いこと、この上なし。バスはいよいよ小生にとっての処女地、ヴェネト州の首都ベネツィアに入って行く。
柔らかい「チン・チン!」とトップレス -リミニ- 1992.7.22
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バスはフィレンツエからアペニン山脈を越えて、エミリア・ロマーニャ州の首都ボローニャを通過。ここからベネツィアへ向かう道をそれて、サンマリノ共和国方面に進路を取る。サンマリノは世界で5番目に小さな国家で最も古い共和国である。人口が2万人強で、切手・コイン・観光で知られた国。最近ではF1レースも行われ、集客に躍起である。
バスはサンマリノを更に東に走り、アドリア海の海岸にぶち当たる。そこがリミニ。
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アドリア海に面した一大リゾート地、沢山のリゾートホテルが。
リミニは、夏の観光地としてヨーロッパからたくさんの人がバカンスに訪れ、「イタリアのマイアミ」とも呼ばれる国内最大の海水浴場だ。
また、6月~9月は当地の語学学校にヨーロッパ各国から若者が夏休みを利用してイタリア語学習にやってくるので、若者の街ともなるようだ。
海岸沿いにはホテルが並び、観光客は月単位で契約を行い長いバカンスを楽しむ。各ホテルはきちんと区画された海岸を所有しレンタル式のパラソルやチェアーが整然とビーチ一面に配置されている。
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ここリミニにローマの植民地が築かれたのは、紀元前3世紀半ば。旧市街には一見の価値ある歴史的建造物も多いようだが、残念ながら今回は時間がない。イタリア映画「甘い生活」「誘惑」「カサノバ」等、イタリアが誇る映画監督のフェデリコ・フェリーニの出身地でもある。
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白砂の海岸に見渡す限りビーチパラソルが並ぶ光景は圧巻である
数十kmに及ぶ白砂の海岸線にぎっしりとパラソルが並んでいる光景は圧巻そのもの。プライベートビーチもあるようだが、パブリックビーチが大半。背広を着た集団がビーチに入ってきたものだから、ビーチで寝転んでいた人はビックリ。トップレスを見つけると一斉にカメラのシャッターが切られる。でも、そこは結構陽気なイタリア娘、怒ることもなく笑顔でポーズ。
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(左)ビーチのレストラン (右)さすがにトップレスの女性を撮る勇気もなく・・・
海岸に面したレストランでボロネーゼ(ボローニャの人という意)お勧めの「スパゲッティ・アラ・ボロネーゼ」と魚料理を食する。ハウスワインで乾杯という時に、隣に座ったバスの運ちゃんが「チン・チン!」と言う。「チン・チン!」は、柔らかい表現の「乾杯!」の意だそうな。これ以来、食事時になると大きな声で「チン・チン!」が続くことになる。グラスの触れ合う音が語源のようだ。
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(左)ビーチバレーなど、様々なインフラが整ったビーチ (右)リミニは港町でもある
食後、出発までビーチをうろうろ。水着姿でバカンスを楽しむ人達を恨めしそうに見入っている。整備された屋外ロッカールーム、シャワー設備、ビーチバレー場や卓球場。これらの施設が1ブロック単位で実に数百と続いている。しっかり番号を覚えていないと大変なことになる。しかしパブリックでこれだけの施設整備がなされた海水浴場、日本のそれとは大違いである。これも社会資本の一つなのだろうか。
ことのついでに、イタリア水着ファッション情報。ほとんどがセパレーツ。しかも下はハイレグでカラフルなものが多い。上と下が色違いというのも結構多い。トップレスは全体の1割程度であろうか。うつ伏せに焼いている時は、皆さん跡が残らないように上を外している。
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リミニを後にバスは一路ベネツィアへ。ロンバルディア平原を流れてアドリア海に流れ込むポー川。河口は一面の湿地帯。一帯には世界最大の水溶性天然ガスが埋蔵されている。この辺りは蚊が多く、大きさも半端じゃない。刺されると痛いこと、この上なし。バスはいよいよ小生にとっての処女地、ヴェネト州の首都ベネツィアに入って行く。
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