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旅行記、世相独言

世界自然遺産 屋久島紀行 (その1)  (World Heritage Yakushima Vol.1)

2014年01月31日 16時22分22秒 | 異文化体験_日本
(写真はクリックで拡大します)

世界自然遺産  屋久島紀行 (その1)  2013.12.24-26

 周囲130km、面積約500k㎡の屋久島が世界自然遺産に登録されたのは、20年前の1993年。
 そんな屋久島にクリスマス・イブの日に一人で来たのは、女房が数年前に知人らと縄文杉までトレッキングして、屋久島を経験済みのため。小生も柵が出来て近寄れなくなった縄文杉に興味はなく、それ以外の世界自然遺産に触れたいがための旅である。

 屋久島は鹿児島県 もっと南かと思っていたが。

  島内地図 周囲130km

[12月24日(火)]

 屋久島空港は滑走路が1800mしかないため、大型ジェット機の離着陸が出来ないようで、関東の人は航続距離の関係で伊丹や鹿児島からの飛行便を利用することになる。
 今回の旅は伊丹からの直行便利用で、10時30分発-12時05分着と1時間半のフライトで時間を大幅に短縮できる旅である。

 1ケ月に35日雨が降ると林芙美子が浮雲の中で書いているように1日中島のどこかで雨が降っていると言われる屋久島、ご多分に漏れずタラップを降りる時は歓迎の雨。
 しかし、その後の観光が帰る日まで傘無しで出来たことは、超ラッキーと言わざるを得ない。
 
 初日の行程は、まず杉匠で「飛び魚の唐揚げ」の昼食後、紀元杉」を訪ね、ヤクスギランド」での森林浴。その後、「屋久島シーサイドホテル」へ。

 この日の午前中まで、紀元杉への道中は積雪で通行止めだったそうだ。南の島に雪が降るではないが、屋久島で雪!は全く念頭になかったこと。もっとも、この島の最高峰宮之浦岳は九州で一番高い山だそうだ。ちなみに標高は1936m。

飛び魚の唐揚げ
        
(左)杉匠に着いた頃には雨も上がり歓迎の虹が。    (右)昼食は屋久島名物「飛び魚の唐揚げ」頭からいただく。

紀元杉
            
    紀元杉(標高1230m、推定樹齢3000年、樹高19.5m、胸高周囲8.1m)積雪を踏み締めながら傾斜地にそびえる杉を1周する。

ヤクスギランド
       
(左)ヤクスギランド 270haパンフ             (中)入場チケット                 (右)この辺りを生活の場にしている野生のヤクシカ

              
屋久杉とは樹齢1000年以上のもの、それ以下は小杉と言う。江戸時代、木目が真直ぐなものが徴用され、そうでないものは倒木となり多くの切り株が残っている。 

        
(左)鬱蒼とした森の中で見る虹                     (右)まさに苔むす森

        
(左)同じく苔むす森                           (右)倒木に苔が生え、そこから新たな杉の命が

屋久島シーサイドホテル
              
(左)屋久島シーサイドホテル             (中)ホテルパンフと2晩の夕食お品書き                 (右)初日の夕食(期待したX'masケーキはなし)

        
(左)ホテル入り口のウィルソン株のモニュメント            (右)切り株の中から見上げるとハート型の空が


[12月25日(水)]

 二日目の行程は、まず苔むす森の「白谷雲水峡」、昼食後「千尋の滝」「屋久島フルーツガーデン」を訪ね、世界遺産地区「西部林道」を少し歩いて「大川の滝」という行程。

白谷雲水峡
        
(左)白谷雲水峡の案内図(今日は、二代大杉までの往復コース)苔むす森までは数時間を要する (右)入場チケット

        
(左)白谷雲水峡の入り口                            (右)澄み切った清流、水豊かな森     

        
(左)自然の造形にただただ感激                         (右)飛流橋から見る飛流おとし

        
(左)もののけ姫の世界に1歩近づいた感じ                    (右)さつき吊り橋から下を見る

        

        
                  (左・右)二代大杉(胸高周囲4.4m、樹高32.0m、標高730m)

        
          (左)猿の腰掛??                      (右)自然の造形美

        
(左)樹木の葉や苔にキラキラ光る滴                  (右)自生するうらじろ、正月の飾り餅に持って帰りたいところ

    
(左)対面の山の千年杉、急峻な崖で近づき難いとか   (中・右)道路の両側に屋久猿のお出迎え 左は親子、右は木の実を食べている
 
  昼食の器は、屋久杉の工芸品 


昼食後の、千尋の滝、フルーツランド、世界遺産地区西部林道、大川の滝、最終日の永田いなか浜は、その2(Vol.2)で紹介します。        





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