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寿司食いねえ! -ロンドン- 1986.9.15~16
いつものことながら、大阪のチェックインカウンターで成田のJALさくらラウンジのチケットを貰う。一人旅の時はラウンジを使えるのは大いに助かるものである。
海外への出発口「成田空港」 しかし、大阪伊丹-成田間の便は少なく極めて不便である。
最近、海外への土産に冷凍・即席の寿司を持っていく人がいるという噂を聞き、今回はロンドン事務所のO君に約束をしてしまった。未確認情報であるが成田空港内の京樽という寿司屋で売っているという情報をあてにして、空港内を探し回るが京樽がない。仕方なく成田北ウイングのさくらラウンジに入り、ホステスに聞くと寿司屋は「国内」にあるという。既に出国手続きの終わった我が身、「買ってまいりましょうか?」の一言にお願いすることにした。これで約束が果たせると一安心。後日談になるが、帰路成田に寄った時、お礼に名前を忘れたこのホステスさんにチョコを置いていった所、後日お礼の葉書が会社に来て会社の女性達から詰問されるハメになった。
(左右とも)成田空港JALさくらラウンジ
さてさて、苦労して手に入れた寿司は残念ながら頼んだものとは違う「生の寿司」。ロンドンまで10数時間、早朝に着くからご家族の口に入るのに更に12時間くらい、都合25時間も持たさなくてはならない。スチュアデスに相談すると、機内に冷蔵庫がないのでドライアイスで包んでは?ということになり、出来るだけ冷気に当てるほうが良いので機内食用ナプキンを貰ってドライアイスと共に包み、座席の下に保管。以後、ロンドンに着くまで3回ドライアイスを交換して、無事O君の手に渡った次第である。
(左)今日では多種多様な冷凍寿司が、当時はまだ・・ (右)機内で貰った生の寿司を冷却したドライアイス
昼飯をロンドン事務所近くの天ぷら屋で済まし、事務所に戻るとN.Y.事務所のO氏が飛び込んできた。O氏によると今朝のTVで「フランスではテロ多発につき、仏政府が急に入国ビザを要求するようになった!」と放映されたという。それは今回の行程の最期に仏国に入る小生にとっても困った問題である。大使館に問い合わせて貰ったところ、本国からの具体的指示がまだ来ていないので運用は不明との事。まあ、どうせ仏政府のこと、対外的カモフラージュかも知れないし、既に出国済みの人間にまで必要とは言わないだろうと推測。
バーバリー本店 日本人に合うサイズは少ない
ロンドンに寄ったついでにバーバリーのコートを買おうとバーバリー本店に行くがサイズの合うのがなく、三越で310ポンドのライナー付きコートを買う。海外出張で自分の物としては過去最高の買物である。
(左)サイエンス・ミュージアムの玄関 (右)産業革命時の蒸気機関等が展示してある
ロンドンのサイエンスミュージアム。この辺りは博物館が多く、延々と続く地下道を通って苦労して目的の博物館に辿り着く。さすが、産業革命の国、蒸気機関や大きなレトルト等の実物が所狭しと展示してあり、科学の歴史が存分に体験出来る。また、現代ハイテクを応用した遊びのコーナーもあり、大人も子供も楽しく遊べるように工夫されている。
(左)パークレーンホテル (右)ホテル前のグリーンパーク
夕刻、O君が晩飯を気にしてパークレーンホテルに訪ねて来てくれたが、例のお寿司を早く持って帰ってもらわないと苦労が水の泡となるので、ミュンヘンでの再会を約し、自宅に帰ってもらう。ピカデリーサーカスに以前から良く利用するサンドウィッチ屋さんがあり、ここのローストビーフサンドがいけるので、夕方散歩がてら出かけてついつい3種類のサンドを買ってしまった。ホテルの部屋での豪華?な夕食となる。
寿司食いねえ! -ロンドン- 1986.9.15~16
いつものことながら、大阪のチェックインカウンターで成田のJALさくらラウンジのチケットを貰う。一人旅の時はラウンジを使えるのは大いに助かるものである。
海外への出発口「成田空港」 しかし、大阪伊丹-成田間の便は少なく極めて不便である。
最近、海外への土産に冷凍・即席の寿司を持っていく人がいるという噂を聞き、今回はロンドン事務所のO君に約束をしてしまった。未確認情報であるが成田空港内の京樽という寿司屋で売っているという情報をあてにして、空港内を探し回るが京樽がない。仕方なく成田北ウイングのさくらラウンジに入り、ホステスに聞くと寿司屋は「国内」にあるという。既に出国手続きの終わった我が身、「買ってまいりましょうか?」の一言にお願いすることにした。これで約束が果たせると一安心。後日談になるが、帰路成田に寄った時、お礼に名前を忘れたこのホステスさんにチョコを置いていった所、後日お礼の葉書が会社に来て会社の女性達から詰問されるハメになった。
(左右とも)成田空港JALさくらラウンジ
さてさて、苦労して手に入れた寿司は残念ながら頼んだものとは違う「生の寿司」。ロンドンまで10数時間、早朝に着くからご家族の口に入るのに更に12時間くらい、都合25時間も持たさなくてはならない。スチュアデスに相談すると、機内に冷蔵庫がないのでドライアイスで包んでは?ということになり、出来るだけ冷気に当てるほうが良いので機内食用ナプキンを貰ってドライアイスと共に包み、座席の下に保管。以後、ロンドンに着くまで3回ドライアイスを交換して、無事O君の手に渡った次第である。
(左)今日では多種多様な冷凍寿司が、当時はまだ・・ (右)機内で貰った生の寿司を冷却したドライアイス
昼飯をロンドン事務所近くの天ぷら屋で済まし、事務所に戻るとN.Y.事務所のO氏が飛び込んできた。O氏によると今朝のTVで「フランスではテロ多発につき、仏政府が急に入国ビザを要求するようになった!」と放映されたという。それは今回の行程の最期に仏国に入る小生にとっても困った問題である。大使館に問い合わせて貰ったところ、本国からの具体的指示がまだ来ていないので運用は不明との事。まあ、どうせ仏政府のこと、対外的カモフラージュかも知れないし、既に出国済みの人間にまで必要とは言わないだろうと推測。
バーバリー本店 日本人に合うサイズは少ない
ロンドンに寄ったついでにバーバリーのコートを買おうとバーバリー本店に行くがサイズの合うのがなく、三越で310ポンドのライナー付きコートを買う。海外出張で自分の物としては過去最高の買物である。
(左)サイエンス・ミュージアムの玄関 (右)産業革命時の蒸気機関等が展示してある
ロンドンのサイエンスミュージアム。この辺りは博物館が多く、延々と続く地下道を通って苦労して目的の博物館に辿り着く。さすが、産業革命の国、蒸気機関や大きなレトルト等の実物が所狭しと展示してあり、科学の歴史が存分に体験出来る。また、現代ハイテクを応用した遊びのコーナーもあり、大人も子供も楽しく遊べるように工夫されている。
(左)パークレーンホテル (右)ホテル前のグリーンパーク
夕刻、O君が晩飯を気にしてパークレーンホテルに訪ねて来てくれたが、例のお寿司を早く持って帰ってもらわないと苦労が水の泡となるので、ミュンヘンでの再会を約し、自宅に帰ってもらう。ピカデリーサーカスに以前から良く利用するサンドウィッチ屋さんがあり、ここのローストビーフサンドがいけるので、夕方散歩がてら出かけてついつい3種類のサンドを買ってしまった。ホテルの部屋での豪華?な夕食となる。
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