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本場でバレエ(白鳥の湖)を初体験 2015.07.10
ペテルゴフの噴水芸術を堪能し、ピーテルに戻る車中、今宵のバレエ観賞の説明があった。料金は旅行代金に含まれているが、公演内容や劇場は定かでなかった。説明によるとミハイロフスキー劇場での白鳥の湖を観賞、開演は7時半、39名ものツアー客だけに席はばらけるとのこと。とりあえず、早く市内のレストランに着いて、夕食を済まさなくては。
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(左)ペテルゴフからの帰路の高速料金所 (右)ネフスキー大通りのカザン聖堂
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(左)ネフスキー大通りのゴスチーヌイ・ドヴォール (右)同じくポールチク
フォンタンカ河畔のサーカス(改装中)向いのレストランで、壺焼きシチューをメインとする夕食だが、スタッフが少ないのか食事の提供にムラがあり、開演時刻が迫ってきているので食後の飲み物をパスして、ミハイロフスキー劇場に向かう。
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(左)フォンタンカのサーカス (右)夕食のレストラン「デジャヴ」
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(左・中・右)壺焼きシチューをメインとする夕食
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(左)ミハイロフスキー劇場近辺の施設:グランドホテル (右)同じくロシア民族学博物館
1833年創設のミハイロフスキー劇場は、1783年創設のマリインスキー劇場には及ばないが、ピーテルでは2番目に歴史のあるオペラ・バレエ劇場である。
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(左)ミハイロフスキー劇場 (中)白鳥の湖(イメージ) (右)マリインスキー劇場
「白鳥の湖」は、チャイコフスキーにより作曲されたバレエ音楽、およびクラシックバレエ作品、1877年にモスクワ・ボリショイ劇場バレエ団が初演した。今でこそ「眠れる森の美女」、「くるみ割り人形」と共に3大バレエと言われるが、初演当初は極めて不評で一度はお蔵入りした作品。チャイコフスキーは1893年に没するが、その2年後1895年 サンクトペテルブルク・マリインスキー劇場バレエ団が蘇演、その後演出家たちによる様々な版が誕生し、今日的名声を得るようになったのだが、チャイコフスキーは残念ながらこのことを全く知らない。
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(左)劇場演目ポスター前で記念撮影のロシア娘 (中)演目ポスター(SOLD OUTの襷が) (右)今宵のチケット
通常、清純な白鳥オデットと妖艶な黒鳥オディール役は、同じバレリーナが演じる。衣装(オデット=白、オディール=黒)が違うが如く、全く性格の違う2つの役を一人で踊り分けるのはバレリーナにとって大変なこと。特に32回連続のフェッテ(片足はつま先で立ち、もう一方の足をむちのように蹴り出して旋回する技法)など、優雅さと演技力、表現力、技術、体力、スピードすべてに高いレベルが要求される役である。
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(左・右)1833年建造のミハイロフスキー劇場
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(左・中・右)愛称はマールイ劇場(小劇場) ちなみにボリショイ劇場(大劇場)はマリインスキー劇場
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(左)お隣ボックス席には跨いでいける (中)幕間の小休止・売店コーナー
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(左・右)ボックス席の扉は、オートロック。そのカードキイ。なのにボックス席同士の境界は跨いで行ける
今宵のオデット/オディール役は、第12回モスクワ国際バレエコンクールのメダリストで、ボリショイバレエで3年経験を積み昨年ミハイロフスキーに移籍、今はファーストソリストとして活躍する「アナスタシア・ソボレワ」。ジークフリード王子役は期待の若手「ヴィクトル・レベデフ」。
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(左)「アナスタシア・ソボレワ」 (中左)今宵のキャスト (中右)「ヴィクトル・レベデフ」 (右)20ルーブルの英語パンフ
帝室ミハイロフスキー劇場として誕生し、ソ連時代はレニングラード国立歌劇場と呼ばれ、ピーテルの人々に愛され続けているこの劇場。小生は3階のボックス席から観賞。定員3人のボックス席、部屋の扉は何とオートロック式。しかし、隣のボックス席へは境界を跨いでいけば難なく行ける。カードキイを貰ったがどういう意味があるのだろう。正装して観賞する人もいれば、我々のようなラフな旅行姿のものもいる。
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(左)幕後の拍手・喝采に答える舞台 (右)左よりミハイル・ベンシチコフ アナスタシア・ソボレワ ヴィクトル・レベデフ
全4幕、2時間半の公演がブラボーの嵐の中で終わったが、今宵のミハイロフスキー劇場バレエ団、何と2016年新春来日公演が決まっているそうだ。
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(左)終演後の劇場前広場(NOフラッシュ撮影) (右)白夜の中をホテルに戻る
10時過ぎのミハイロフスキー劇場前には、興奮気味の人達が次々出口から出てくる。サンクトペテルブルグの夜はまだまだ薄明りの白夜状態だが、バレエ鑑賞の余韻に浸りながらホテルに戻る。
明日の朝は早い。次なる目的地モスクワに移動だ。
本場でバレエ(白鳥の湖)を初体験 2015.07.10
ペテルゴフの噴水芸術を堪能し、ピーテルに戻る車中、今宵のバレエ観賞の説明があった。料金は旅行代金に含まれているが、公演内容や劇場は定かでなかった。説明によるとミハイロフスキー劇場での白鳥の湖を観賞、開演は7時半、39名ものツアー客だけに席はばらけるとのこと。とりあえず、早く市内のレストランに着いて、夕食を済まさなくては。
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(左)ペテルゴフからの帰路の高速料金所 (右)ネフスキー大通りのカザン聖堂
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(左)ネフスキー大通りのゴスチーヌイ・ドヴォール (右)同じくポールチク
フォンタンカ河畔のサーカス(改装中)向いのレストランで、壺焼きシチューをメインとする夕食だが、スタッフが少ないのか食事の提供にムラがあり、開演時刻が迫ってきているので食後の飲み物をパスして、ミハイロフスキー劇場に向かう。
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(左)フォンタンカのサーカス (右)夕食のレストラン「デジャヴ」
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(左・中・右)壺焼きシチューをメインとする夕食
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(左)ミハイロフスキー劇場近辺の施設:グランドホテル (右)同じくロシア民族学博物館
1833年創設のミハイロフスキー劇場は、1783年創設のマリインスキー劇場には及ばないが、ピーテルでは2番目に歴史のあるオペラ・バレエ劇場である。
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(左)ミハイロフスキー劇場 (中)白鳥の湖(イメージ) (右)マリインスキー劇場
「白鳥の湖」は、チャイコフスキーにより作曲されたバレエ音楽、およびクラシックバレエ作品、1877年にモスクワ・ボリショイ劇場バレエ団が初演した。今でこそ「眠れる森の美女」、「くるみ割り人形」と共に3大バレエと言われるが、初演当初は極めて不評で一度はお蔵入りした作品。チャイコフスキーは1893年に没するが、その2年後1895年 サンクトペテルブルク・マリインスキー劇場バレエ団が蘇演、その後演出家たちによる様々な版が誕生し、今日的名声を得るようになったのだが、チャイコフスキーは残念ながらこのことを全く知らない。
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(左)劇場演目ポスター前で記念撮影のロシア娘 (中)演目ポスター(SOLD OUTの襷が) (右)今宵のチケット
通常、清純な白鳥オデットと妖艶な黒鳥オディール役は、同じバレリーナが演じる。衣装(オデット=白、オディール=黒)が違うが如く、全く性格の違う2つの役を一人で踊り分けるのはバレリーナにとって大変なこと。特に32回連続のフェッテ(片足はつま先で立ち、もう一方の足をむちのように蹴り出して旋回する技法)など、優雅さと演技力、表現力、技術、体力、スピードすべてに高いレベルが要求される役である。
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(左・右)1833年建造のミハイロフスキー劇場
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(左・中・右)愛称はマールイ劇場(小劇場) ちなみにボリショイ劇場(大劇場)はマリインスキー劇場
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(左)お隣ボックス席には跨いでいける (中)幕間の小休止・売店コーナー
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(左・右)ボックス席の扉は、オートロック。そのカードキイ。なのにボックス席同士の境界は跨いで行ける
今宵のオデット/オディール役は、第12回モスクワ国際バレエコンクールのメダリストで、ボリショイバレエで3年経験を積み昨年ミハイロフスキーに移籍、今はファーストソリストとして活躍する「アナスタシア・ソボレワ」。ジークフリード王子役は期待の若手「ヴィクトル・レベデフ」。
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(左)「アナスタシア・ソボレワ」 (中左)今宵のキャスト (中右)「ヴィクトル・レベデフ」 (右)20ルーブルの英語パンフ
帝室ミハイロフスキー劇場として誕生し、ソ連時代はレニングラード国立歌劇場と呼ばれ、ピーテルの人々に愛され続けているこの劇場。小生は3階のボックス席から観賞。定員3人のボックス席、部屋の扉は何とオートロック式。しかし、隣のボックス席へは境界を跨いでいけば難なく行ける。カードキイを貰ったがどういう意味があるのだろう。正装して観賞する人もいれば、我々のようなラフな旅行姿のものもいる。
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(左)幕後の拍手・喝采に答える舞台 (右)左よりミハイル・ベンシチコフ アナスタシア・ソボレワ ヴィクトル・レベデフ
全4幕、2時間半の公演がブラボーの嵐の中で終わったが、今宵のミハイロフスキー劇場バレエ団、何と2016年新春来日公演が決まっているそうだ。
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(左)終演後の劇場前広場(NOフラッシュ撮影) (右)白夜の中をホテルに戻る
10時過ぎのミハイロフスキー劇場前には、興奮気味の人達が次々出口から出てくる。サンクトペテルブルグの夜はまだまだ薄明りの白夜状態だが、バレエ鑑賞の余韻に浸りながらホテルに戻る。
明日の朝は早い。次なる目的地モスクワに移動だ。
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