散歩者goo 

タイトルのgooは、同名のHPやブログと区別の為付けてます。HPの「散歩者」はこのブログ筆者の私とは全く無関係です。

昨日記121214金(12/2曇 旗谷吉員絵画展 SOHOアートギャラリー システマギャラリー)

2012年12月15日 12時58分14秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
昨日午後から、案内をいただいた展覧会に行った。

「ぎゃらり かのこ」で開かれている「千日庭園」その弐 旗谷吉員展に行った。
そのギャラリーに行く途中で、上六から西に下ったところにあるSOHOアートギャラリーに寄った。
音楽に合わせながら描くという赤や黄色の激しい地に黒の荒々しい太い線が渦巻き走る「ライブパーフォーマンスで描いたという作品は印象的だった。
作品は、赤色を主体とした線のない面構成の作品だった。
作家も居られたので、少しはなしを伺った。

その後「かのこ」(http://ami-kanoko.com/)に行った。
このギャラリーには何度も行っているが、行く度に道に迷う。
案内状の地図で道を確かめながら、たどり着いた。
周囲の風俗店が増えたような気がする。

ギャラリーの一階の「画廊編」では、「馬川祐輔 陶展」をやっていた。
大阪芸大を卒業後、多治見の窯元で修行したという若い作家だった。
壷型オブジェや器を主体とした、現代作品だ。
色合いや形が良く、いい作品だと思った。
作家ともいろいろ話すことが出来た。

その後2階の和室「ぎゃらり かのこ」に上がった。
1階は、いわゆるギャラリーのホワイトキューブの状態だが、2階の「かのこ」は、古い民家の畳敷きの二階をそのままギャラリーにしていて、畳の和室の横に平行して板張りの廊下状のスペースと広い窓がある。
2階は女性客で一杯だった。
旗谷氏によって、お茶が立てられていた。
周囲には狩野派等の作品を、アクリルや油で模写した作品や、影響を受けて書いた風景画が並べられていた。
金箔の狩野派の作品の模写は、すばらしかった。(すべてアクリル絵具等で模写。)
彼は、この模写で様々なことを学んだという。
いままでの、エロスシリーズやコラージュや、その他具象系の現代作品とは、少し違った面を見せていた。
彼が着ていた、金地の生地に華麗な和風のアプリケや刺繍を施したベスト風の羽織も見事だった。
これから、彼がどのような作品展開をするのだろうか興味ある。
作品を見終わった後、多くの客人と一緒に旗谷氏のお茶をいただいた。(お互い正式の作法ではありませんが)
お茶の器も様々で、私がお茶をいただくのに使った器は、織部風の堀尾作品だった。

かのこで、千日庭園の癒された時間を過ごした後、再び自転車に乗り、案内をいただいた大阪市立中央図書館の近くのシステマギャラリーの向かった。
このギャラリーは不定期で開催されていて、しかも金、土、日のみの開催である。
何度か、このギャラリーに行ったことがあるが、いつも迷う。
案内の地図を見ていても、昨日も迷った。
4人展だった。
一通り見た後、着ていた客の人と話が弾みかなり長時間話した。
彼は、奈良で文化的な交流会をしたいようであったので、フェイスブック等のSNSをを利用して人脈を作ることを勧めた。

3つのギャラリーを廻り、帰りは遅くなったが、結構充実した一日となったようだ。 

コメント

12月14日(金)のつぶやき

2012年12月15日 02時17分58秒 | 携帯メール投稿・つぶやき twitter
コメント

昨日記121213木(10/3晴 ジム ランニング 時速9.3km約45分間距離7km)

2012年12月14日 14時14分55秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
昨日は年賀状の文案を作成。
年賀状のことで、思いつくまま書き連ねると長くなったので、別ブログ「年賀状から見える人生の浮き沈み」にした。
年賀状の大体の文案は決まったが、写真は去年のものというわけには行かないので、何か探す必要がある。
もう少し時間がかかりそうである。

今朝から火曜日のランニングと水曜日のプールの疲れも無く体調もよく走れそうな気がしたので、夕方からジムに出かけた。

ダメ元で出来るだけ前回より少しでも長距離走ろうと考えた。
結局時速9.3kmで約29分間走り、数分間休んだ後16分間走り7km走った。
その後帰宅したが、以外に前回のような激しい疲労は無かった。

プロテインや菓子パンを食べた後、いつものようにコーヒーを飲みにファストフードに行き、本を読んだ。
本当に疲れていると、本を読んでいて眠気を催すが、昨日はしっかりと読書が出来たが、1時間近くたった頃に眠くなったので読書を切り上げて帰宅した。

帰宅後洗濯をしたり食事を作ったが軽い疲れを感じた。
コメント

年賀状から見える人生の浮き沈み

2012年12月14日 12時04分54秒 | エッセイ &余談 ・短感・片言雑事
年賀状を出す頃になると、いつも悩ませられる。
紋切り型にはしたくないし、かといっていいスタイルも思い浮かばない。
本当は、年賀状は、手間がかかるので出したくないのだ。
でも逆に、もらうとうれしい。
サラリーマン時代や、ギャラリーをしていたときは、年賀状のために何日も無駄な時間をとられた。
本文の作成も毎年悩んだが、これは10代の頃から変化がない。
芋版を作ったり、文を沢山書いたり、毛筆だったり、いろいろ変わったが、これといって満足するものはない。
現在では、私の日常はブログに書いていているし、年賀状にもブログのアドレスを掲載しているので、年賀状に近況をつらつら書くのも、余り意味が無いかもしれない。

15年以上前は、今のようなパソコンやプリンターを自由に駆使してというわけにはいかなかった。
宛名を手書きして間違い何度も没にしたこともあった。
パソコン以前は、プリントゴッコ全盛の時代で、年賀状をプリントして乾かしていた。

年賀状の枚数も大きく変化した。
20-30代のサラリーマン時代やギャラリーをしていた頃は、公私あわせると50枚から100枚以上の年賀状になり、その制作に手間取り大変だった。
その後ギャラリーや会社を辞めた翌年には、枚数が激減し世間の現実を感じた。
多分、多くの企業や団体で活躍していた人たちは、社会の第一線を退いたあとの、年賀状や年末年始の迎え方に寂しい思いを経験しただろうし、誰もが必ず経験することである。

自分の社会的経済的地位と、自分の実力や人望を混同している人が、非常に多い。
政治家や、経済人や企業幹部に年賀状の束を自慢する人がいると聞くが、そういう人たちにとっては、年賀状も権勢の象徴なのだろう。

年賀状には、も一つ厄介なことがあって、出していないところから来たり、出したところから来なかったりすることが多い。
毎年そのような状態を繰り返す人もいる。
喪中の後の翌年の年賀状で、相手には失礼な話なのだが、全員ださずに、来たものだけに返信したこともあった。
最近では、ややこしいので、こちらから賀状を出しても2年続けて返信の無かったものについては、その翌年から出さないようにしている。

両親が生きていた間は、親と私の連名のあて先で、親戚からも年賀状が来ていたが、両親が亡くなると来なくなった。
私の名前で親戚に出したことはないので当然だが、近い親族からも途切れたのは、私の不徳のいたすところだろう。
客観的に見れば、周囲からは経済力も何もない貧困の独居老人には、かかわらないほうが良いと、冷たい目でみられているのだろうし、それは相手を非難すべきことでもないし、当然だろう。

実はこれに近い事例で、親族であっても疎遠な多くの例を、私は直接見聞きしている。
兄の入院中、病院で知り合った老人達の中には、社会で成功したり、企業や公務員の管理職で高収入の彼らの子供達が、見舞いに来ないといった扱いを受けている人が何人もいたし、そういう話も聞いた。
ヘルパーの実習で行った養護老人ホームでも、余り面会に来ない家族が多いという。

私は独居老人であるし家族もいないが、これからも人に頼ろうとも思っていないし、少なくとも今は50代の体力を維持していると思っているので当分、問題はないだろう。
今後も、老人を強く意識して生きるつもりはなく、壮年と同じ意識で動きたいし、少なくとも肉体的、精神的には問題ないと思っている。


エッセイ(このブログは左記リンクのカテゴリー別「エッセイ」ホルダーに収納しています。)
過去の注目ブログは、自選ブログ集・カテゴリー別(分野別)ホルダーに保存しています。
散歩者gooのトップページへ、 http://blog.goo.ne.jp/sksoo




コメント

12月13日(木)のつぶやき

2012年12月14日 02時02分28秒 | 携帯メール投稿・つぶやき twitter

昨日記121212木(8/2晴 プール 約600m弱<100m単位>  大ニュース続く) blog.goo.ne.jp/sksoo/e/5698fd…


コメント

昨日記121212木(8/2晴 プール 約600m弱<100m単位>  大ニュース続く)

2012年12月13日 12時02分34秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
昨日は、朝から大きなニュースが続々飛び込んで、ニュースやワイドショーに釘付けになっている時間が多かった。
北朝鮮のミサイル発射(人工衛星)成功や、犯罪史上に残るであろう尼崎の角田美代子容疑者による大量殺人事件の主犯と見られる美代子容疑者の留置場での自殺は号外にもなった。
更に舞鶴の女子高生殺人事件の無期懲役が高裁で無罪判決が出る等、非常に大きなニュースが重なった。
選挙も重なり、大きなニュースも続くためか、選挙の盛り上がりはいま一つだ。
このまま問題なくいくと再び政権交代が起き、自公政権が復活するといった予想が週刊誌や新聞等の選挙情報で流されている。

そんな中、身の回りでは先週以来、連日厳寒期並みの異常な寒さが続いているが体調は問題なく、クシャミが出たりするが単発で、風邪ではなさそうだ。
それより、一昨日のジムでの持久力の運動で無理をしているので、疲労が蓄積していないかが気がかりだった。

自分でも肉体疲労の状況がつかめず、とりあえず夕方からプールに行った。
一晩寝て、疲労回復した感じではあったが、いざ泳いで見ると体が重く、足には疲労感があった。
やはり、筋肉痛等はないが、体の疲労が充分回復していなかったようだ。
プールでは、同じコースに若い?女性が泳いでいたが、50mを40秒余りで泳いでいたようで、非常に速かった。
私は50m65秒ぐらいなのでその力の差は歴然だ。
多分、彼女は水泳選手だったのであろうと思った。
幸い、彼女は50m単位で泳ぐと毎回プールの端で少し休んでいたので、彼女が泳ぎ始めて直ぐ後から泳ぐと、100mずつ完泳することが出来た。
昨日は100m単位でトータル600m弱泳いだ。

帰宅後読書を兼ねコーヒーを飲みに行ったが、何度も本を読みながら、うつらうつら夢を見る始末。
プールで意識した疲労の状態が、このとき改めて一昨日の疲労と、昨日のプールの疲労が重なって強い疲労として現れている確認できた。
いつもは、プールで600m泳いでも、疲労を伴うことは無く、本を読んで居眠りすることはない。
居眠りや眠気は、疲労の有力な信号だ。
こんなことがあったので、昨夜は出来るだけプロテインやビタミンを補給し、栄養価の高いものを食べて早く寝て体を休め、疲労を回復させようとしたが一週間分の会計処理がたまっていて、寝たのは12時半だった。

コメント

12月12日(水)のつぶやき

2012年12月13日 02時01分48秒 | 携帯メール投稿・つぶやき twitter
コメント

昨日記121211水(9/2晴 ジム 時速9.3km約40分 6.2km走行)

2012年12月12日 14時54分58秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
昨日夕方からジムに行った。
持久力強化が目的だ。
始めにトレッドミルを使って時速9.3kmで29分間走り5分ほど休憩した後、11分間走った。
ランニングをする前は、できるだけ長時間走ることを目標にしたが、トータル40分間しか走れなかった。
5分ほどの休憩後のランニングでは、体全体が重く足が付いていかない感じで走れなくなった。
スピードを時速9km程度に落として走ることも考えたが、無理をしないことにした。
その後、筋トレをこなしたが、記録はかなり落ちていた。

ランニング後も、寝るまで強い疲労感があったので、普段より速く寝た。
今日も、多少疲労が残っているかもしれない。 眠い!

コメント

「私のしもやけ対策」を追加修正

2012年12月12日 11時34分10秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
2011年12月8日のブログ「私のしもやけ対策」http://blog.goo.ne.jp/sksoo/e/968345b23c3749822c82816a17203b3a
を追加修正しました。

これから寒くなるとしもやけに悩まされる方も多くなります。
私も今まで、毎年しもやけに悩まされてきました。
その体験の中で、昨年しもやけ対策をまとめてみました。
最近、このページの閲覧が増えたので、改めて記事を見直し、一部追加しました。
コメント

12月11日(火)のつぶやき

2012年12月12日 02時02分38秒 | 携帯メール投稿・つぶやき twitter
コメント

昨日記121210月(7/2曇 防寒用品買物 )

2012年12月11日 15時04分08秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
昨日朝起きたときの室温は、7度と大寒の頃の寒さだった。
これから、春になるまで例年より長く厳しい寒さが続きそうなので、昨日夕方から、まだ一部に不備のあった防寒対策の商品を買いに、ホームセンターに出かけた。
ウレタンにアルミ貼り付けの断熱シートの買い足しと、防寒スリッパと厚手の座布団とマイクロ繊維の掛け布団を購入した。

室温が低下すると、寝ているときに体は布団の中で動くので、布団や毛布の端からの空気の出入りが起こり、寝具内に侵入した冷たい空気に、足の熱が奪われる。
同時に寝具からの輻射熱や寝具表面からの熱交換による放熱も気温が低くなると大きくなる。
足は筋肉が少ないので発熱量も少ない上に、寝る前に足先が冷えていると血行も悪く、足先の部分から自分の発熱なり血行により皮膚に供給される熱量より、寝具から奪われる熱量のほうが多くなるため、布団内は足元が冷え込み足が冷たくて眠れない状態が続くことになる。
寒い夜に、寝る前に長時間椅子に座って足が冷えると、足先が冷えて布団に入ってもなかなか暖かくならないのは、このためだ。

そんなときは、布団とマットの足元を毛布で包むと、足先からの寝具の空気の出入りがなくなり、冷たい空気が侵入せず暖かくなるので、真冬には必ず実践している。
それでもつま先が冷えていつまでも寝られないことがたまにある。
その場合、携帯カイロをマットの下に入れると、じんわりと暖かくなり、布団に入ると問題なく寝付ける。
電気アンカや電気毛布を使うと、私の場合暑すぎる。
つま先以外は自分の体温だけで充分暖かくなるのだ。
多分去年の冬は携帯カイロを10枚も使っていないので、昨年の携帯カイロがたっぷり残っている。

しかし足元を毛布で包むよりは、断熱シートのアルミ面(熱反射面)を布団側にして足先を包み込めば、更に断熱効果も高まる(輻射・対流・伝導をすべて遮断)ので、去年から小さい断熱シートを使い実施しているが、体感効果は非常に良好で暖かい。

昨日は長い断熱シートを購入して、アルミ面を上(体側)にしてマットの下に敷き、マットの足元でU字に折り曲げてかけ布団と一緒に包みこみ、断熱シートの端を、重さなっている布団の間に差し込むようにした。
その結果、寝る前の準備が簡単になり、上記と同様に足元の冷えは今までの対策同様全く無い。。
(寒くなりだしてから、既に数枚の短い断熱シートを重ねてマットの下に敷いていて、寝た時にマットからの冷えは全く感じない)

マイクロ繊維の掛け布団は、もっと寒くなったときのための対策だ。
既にここ数日の真冬並みの寒さでも、問題なく寝ることができているので、新しく購入した布団は使わなくてもいいだろうと予想しているが、冷えた時には使う予定だ。
この、シーズン初めに同じタイプの布団を購入しているが、使用結果は軽くて暖かく非常によく価格も驚くほど安かったので、防寒対策の予備として購入した。

又、どうでもいいことを長々と説明し書いた。
悪い癖だ。
今後もっと文を短くしたい。
コメント

12月10日(月)のつぶやき

2012年12月11日 02時13分46秒 | 携帯メール投稿・つぶやき twitter

12月5日の中日新聞社会部長・島田佳幸氏の記事「こんなに怖い選挙はない」が、ネットの掲示板で掲載されSNSやブログでも多く取り上げられ話題を呼んでいる。説得力がる。 asyura2.com/12/senkyo140/m…


公人としていかがなものか。ツイッター問題は人間の尊厳とか、人権や自由にかかわる問題でない。自分はルールをあえて破り、他人には厳しい姿勢?: 橋下氏、ツイッター継続で「選挙後に逮捕されるかも」(産経新聞) - Y!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121210-…


昨日記121209日(7/3晴 古代学研究会シンポジウム ) goo.gl/uz4va


コメント

昨日記121209日(7/3晴 古代学研究会シンポジウム )

2012年12月10日 16時41分47秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
昨日は,以前から参加を予定していた古代学研究会シンポジウムの日だ。
参加には、会員であるとか予約が必要といった制限はない。
ただ開催が朝10時と早い。

いつもどおり起きて朝食中にご飯を炊き、一昨日に切らしてしまった、ご飯を炊いて10食分程をラップに包み冷凍した。
この作業には時間がかかる。

その後、大急ぎで家を飛び出し、会場の大阪歴史博物館に向かった。
寒く風も少し強くて冷たかった。
会場で、駐輪場探しに苦労し、警備員に聞いてやっと駐輪場の場所を知った。
遅れて会場の受付に向かった。
会費を払い立派な資料をもらった。
「集落から探る古墳時代中期の地域社会」―渡来文化の受容と手工業生産―
というタイトルで180ページプラス数十ページゲラ刷りの資料だ。
そこには15本余りの学術論文が収録されていて、そのうち半分程度が大会で報告されるようだった。
会場内に入ると若い人が多く、いつも行っている古代史の会(多分今週末行く可能性あり)のように中高年は少なかった。
明らかに、大学や教育委員会や遺跡調査会の研究者・専門家の人達だ。
休憩時に、彼らがお互い挨拶したり、自分の論文?のコピーを渡したりしている光景があちらこちらであった。
30年以上前にも、この会に入会して毎年4回送られてくる論文集を読んでいたが、当時はそれほど本格的に読んでいなかったので、今の方がはるかに知識は深まっていると思っている。

古墳時代中期というと5世紀前後で、ここで堺の百舌古墳群や羽曳野の古市古墳群が作られた頃だ。
この頃を境に古墳の埋葬の仕方とか、様々なことに、大きな変化が出てくる。
同時に、この時期は朝鮮との関係が、深くなる時期でもあり、それは日朝の文献にも出てくる。
特に、韓半島南部との係わりが注目されている。
今回のシンポジウムでは、その時期の韓半島からの渡来人(多く来ている)がどのように定住し、集落を作ったかとか、日本の大王や豪族達が、渡来人を配置したか(例:陶邑窯跡群(すえむらようしぐん)、それとも自分の意思で来たのかをどう見分けるのか、といったことも遺跡、遺物の中から考えようというものであった。

渡来人は、土器のみならず、様々な鉄関係を含む様々な手工業を日本にもたらしている。
詳細は、昨日記の範疇を超えるので省略するが、大王と渡来系集団の関係を含め非常に興味あるシンポジウムであった。
特に「韓半島系土器のありかたからみた集落分類」(中野咲・中久保辰夫)の中で提示された「韓半島系土器の受容過程による集落類型」という手法の提示は画期的だと思った。
この件に関し、後の会場とのディスカッションでいくつかの問題点が指摘されていて、確かにその指摘は、当を得ている。
しかし、今まで倭人と渡来人の集落の状態(混じり具合や同化度)を客観的にしめす指標が無かったが、その事をある程度、遺物から定量的に計測し客観的に判断しようという手法の開発は評価されて良いし、今後更に議論や応用をし、精度を高めることにより、より正確な当時の政治・経済・軍事を含む社会像を、考古学の面から検証できると思う。
昨日のシンポジウムは朝10時から夕方4時半まで昼の50分の休憩を挟んでびっしりと続けられたが、参加して本当に良かったと思ったし、内容も非常に充実していた。
注目されることは、発表者の多くが、若手研究者であった。
日本の考古学は、いまや発掘件数の増加と研究者の多さと研究の緻密さで、世界的にも非常に高いレベルにあるという人もいる。
今回の研究発表を見てもそのことが感じられる。

ここでは、邪馬台国といった類の話は一度も出てこなかった。
物から地道にその時代を語らせる手法は、警察の捜査にも似ている。
推理小説の松本清張が、考古学にのめりこんだのも、物から人や社会や出来事を語らせるという、構造的に同じ部分があるからではないだろうか。

このシンポジウムの後、時間があったので、以前行ったことのある本町近くの散髪のチェーン店に寄ってみたら、待ち客が無く少し待っただけで散髪できた。
帰りは再びよく通った産創館の前を通り、上町台地を登り、以前よく行ったことのあるファストフードでお茶を飲み、一休みしてから帰宅した。

帰って、食事するには早いので、7時過ぎからプールに行きトータル6-700m泳いだ。(400m完泳)

コメント

12月9日(日)のつぶやき

2012年12月10日 02時02分20秒 | 携帯メール投稿・つぶやき twitter
コメント

昨日記121208土(9/4晴 西天満 冬物衣料購入 )

2012年12月09日 22時21分42秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
ここ数日真冬並の寒さになり、最低気温は4度だ。
月曜以降も低温が続くというし、最低気温は1-2度まで下がるという。

今年の1-2月は、家で同じ冬物のセーターやT長袖シャツを着たままのことが多かった。
手持ちのセーターは1枚で長袖Tシャツ、ポロシャツは2枚、メンや毛のネルのワーキングシャツは4枚ほどある。
外出にはワーキングシャツや、綿の厚手のYシャツを着て出かけることが多い。
衣料品を買う金が無いわけではないが、余り服装を気にしないことが、原因していると思う。
しかし、最近着替えがないと長くきると汚れが多く付くので、普段着のセーターやシャツ類も1週間に1回程度は洗濯したいと思うようになった。
(ただし、肌着は風呂に行くときに着替えるし、夏は毎日、冬は2日に一回程度着替えるようにしている。)
そのため、昨日は冬物セールが始まっているので、思い切って袖のほころびがあるブルゾンとTシャツやセーター類を買うことにした。

ここ2年ほど、2月ごろの冬物売り尽くしバーゲンでスーパーを廻ったが、現品限りでサイズはLやLLが多くMサイズで気に入った品物が無かったので、買い足すことが出来ず、着ていたセーター類も洗って破れたりして、切羽詰った状況になっていた。


ということで、昨日は朝からそのつもりで、動いた。
最近、ジム等で体を追い込んでいるので、一昨日の夜は目覚ましなしにして寝たら、昨日の目覚めは何と8時50分だった。
目覚めは爽快だった。

土曜の午後は、いつものように西天満のギャラリー訪問に出かけた。
その帰り、天満橋でお茶を飲み、上にある衣料品店でTシャツやセーターを購入した。
数日前にも同じチェーン店の別の店でシャツを1枚購入している。

その後以前にスーパーで見たブルゾンを購入に京橋へ行った。
結局以前見たものでなく、別のブルゾンでもっと安く暖かそうなのがあったのでそれを購入した。
予想どうり、色やスタイルのセンスがいいなと思うブルゾンのMサイズは売り切れていた。
こうした安くて品質やデザインのいい衣料品は、1月どころが、12月中旬までには売り切れるのだろう。
カフェでいつもどおり時間をつぶしてから、2つの店舗に買物に出かけたため、帰りはすっかり遅くなってしまった。
自炊しようとして、冷凍していたご飯がなくなっていたことを忘れていたのに気付いた。
炊飯していては間に合わないので、帰宅後休む間も無く、近所のスーパーに弁当を買いに出かけた。
最近運動しすぎのせいか、体重が63キロ台から上がらないので、スーパーの弁当と、いつも食べている肉や野菜がたっぷり入っている手作りの温野菜も調理して食べた。
昨日は、あわただしい一日であった。

コメント