上海双龍ラグビー倶楽部

上海にてラグビーを愛する者達の活動報告です。

(Vol.131) 京滬戦(7月5日)レポート

2008-07-08 13:06:44 | 試合結果・練習内容
北京原人との定期戦(兼15人制タイトルマッチ)結果。


・場所:上海体育学院
・時間:15時30分 K/O.、40分ハーフ(×前後半、20分時点でウォーターブレイク)
・レフリー:Micheal. (TJ:アレックスさん、金澤優さん)
・天候:快晴(ほぼ無風、気温:40℃近くの灼熱)
・当日の参加者(順不同・敬称略):
  安部・バ~バン♪・尾藤・榎本・フランキー・福本・今尾・岩原・垣添・金澤・川島・
  前田・Micheal.・三林・永松・中・中井・西岡・岡本(淳)・大倉・尾関・36・須賀・
  田原・竹ノ内・田村・馬之助・梅沢・横田・チャーリー・陸 

・得点経過(敬称略):
 【前半】12分:(双)田村、ラックからのサイド攻撃で抜け、中央にトライ。ゴール成功
         (永松)。
     19分:(双)敵陣22m付近のラック(モール?)からのボールを竹之内⇒岩原と
         繋ぎ、トライ。ゴール成功(岩原)。
     23分:(双)ハーフウェイライン付近から竹之内⇒田村と繋ぎ、約40mを独走
         してトライ。ゴール成功(岩原)。
     30分:(双)これもラックからのサイド攻撃で抜けて独走(?)……、榎本が中央
         にトライ。ゴール失敗(榎本)。
     35分:(双)敵陣22m付近のラックから左へ展開。永松へボールが渡ってその
         まま左中間にトライ。ゴール失敗(陸)。
     以上、前半、(双)31点:(原)0点
 【後半】07分:(双)敵陣10m付近から抜け出したプレイヤー(←名前;?)をフォロー
         した馬之助が22m付近でパスを受けそのまま左中間にトライ。ゴール
         成功(永松)。
         ★ベストトライ! よくフォローに付いていました。この日の馬之助、
          身体の位置取りも「ラグビーのそれ」になっていました。
     09分:(双)これも敵陣22m付近からだったろうか?今尾が左中間に持ち込み
         トライ。ゴール成功(永松)。
         ★安定したキックは機会が有った3本を全て成功、トライ×1本も記録
          して、この日の得点王。
     16分:(双)ハーフウェイライン付近(?)から陸が抜け出しそのまま独走で中央
         にトライ。ゴール成功(陸)。
     18分:(双)同じくハーフウェイライン付近から、今度はチャーリーが抜け出し
         中央にトライ。ゴール成功(チャーリー)。
     20分:後半のウォーターブレイク時点で、北京原人隊側から「試合続行不可」
         の申し出が有り、両チーム合意の上、ここで打ち切りとする。
     以上、後半、(双)28点:(原)0点
 【トータルスコア】
     ・上海双龍:59点(9T/7C)
     ・北京原人: 0点(0T/0C)
 ★双龍、北京原人戦との定期戦2連覇、そして15人制タイトル3連続防衛!
 【MVP】
     ・MVP:田村(上海双龍)、石田(北京原人)
      ⇒両チームから1名ずつ。両チームの監督が相手チームのMVPを選考。

・試合内容所感:
       
  梅雨が明けたばかりの上海は朝から強い日差しで、真昼のピッチレベルでは40℃近く
  になっていたのではなかろうか? そんな中、前日の上海入りを予定していた北京原人
  のメンバー数名が、北京地方の大雨によるフライトキャンセルで立ち往生。結局試合に
  間に合わないプレイヤーも出るなど「アウェイの悲哀」と呼ぶには残酷過ぎる神の悪戯
  に見舞われた。何とかオリジナルで15名のメンツを確保するも、たまたま会場に姿を
  表していた「台湾の張さん」や東華大学の面々、更に必要とあれば双龍側からも助っ人
  を出しましょうという事で、またキックオフの時刻を当初予定より30分遅らせ、とも
  あれ試合が出来る運びとなった。
  
  (↑)
  左;京滬定期戦のカップ。右;15人制のカップ。右のカップに貼り付けてある紙は、
  北京原人からの挑戦状。

  
  

  体育学院のピッチは、梅雨時に育ちまくったであろう「雑草」を綺麗に刈り込んだ為、
  一見すると「芝生」にも見える程のコンデション。また 3月のシンガポール戦(@江湾
  体育場)の際に培われた、36双龍土木部長による「Hなポール」の建設により、戦い
  の舞台もキチンと整えられていた事を称えておきたい。
  
  

  双龍は徹底して密集の近場を突く戦法。BKに回した場合もWTBまでボールが届く事
  は殆ど無く--それ迄にゲインラインを突破してしまうという事実も有ると思うが--
  縦~縦~縦、そして縦、更に縦、もっと縦…というゲーム運び。MVPの田村をはじめ、
  永松、前田らの突破力がよく目立った。それと馬之助、上手くなったなぁ。サイド攻撃
  も積極的だったし、後半のトライではスルスルとフォローの選手が出て来て「誰やろ?」
  と思ったら、刺し馬の如く現れたのが馬之助。ボールを受ける時にトップに持って行く
  意識付け練習の成果と思う。それと「プ~ケット合宿♪」で一皮剥けたか?
  
  

  一方の原人はやはりベストメンバーで戦わせて上げたかった。自然現象が原因である故
  どこにも文句は言えないが、修正すべき点が有るとすれば、①必ず立ってプレーする事、
  ②どこがオフサイドラインなのかの意識、この2点だけは最低限気を付けて頂きたい。
  更にもう1つはスタミナ。前半の15分位までは敵陣にも攻め込んでいたし、ディフェ
  ンスも崩れなかった。しかしこれ以降から足が止まるのは明らかにスタミナ不足。これ
  は双龍でもそうだけど、我々の場合12月とは言え酷暑となるシンガポールやバンコク
  でAJRCの激戦を戦い抜かねばならない。事前の練習(既に涼しい10月や11月)で
  幾ら走れても、実戦の際の気温は30℃以上になるのだ。「バンコクやシンガポールの
  環境で練習が出来るのは7月~8月の2ヶ月だけ」という気持ちで、例年双龍ではこの
  2ヶ月に徹底した走り込みを行う事にしている。北京でもこれは同じだと思う。この夏、
  ガンガン走り込みましょう!
   ←この試合は、双龍の川し尾さんと…、
  ←コタローさんの「兼・送別記念」。

  最後に、後半20分の時点での原人からのギブアップ宣言には、心から理解を示したい。
  如何なる状況下であれ、やはり自らリングにタオルを投げ込む事の屈辱はラグビー人と
  して察して余り有るものが有る。しかし乍ら、慣れぬ遠征先での事、ましてや前日から
  のアクシデントによるメンバー不足、当日の厳しい天候、それぞれが仕事を家庭を持ち
  乍らのラグビーは、やはり事故無く安全に終えてこそ「エンジョイ出来た!」と言える
  のだ。それらを踏まえた上での「勇気有る決断」への敬意を、ここで表しておきたい。

  
  

  ★レフリーとしての課題・反省点は、また後日に書かせて頂きます。
  
 
・ファンクション(夜の部):

  韓国宮廷料理「富」にて19時過ぎから。須賀提督(双龍)の挨拶、渡辺大監督(原人)の
  ご挨拶と乾杯の音頭でファンクションは賑々しくスタート。以下、写真を見乍ら……;

   ←MVP(双龍/田村さん)
   ←MVP(原人/石田さん)
   ←息子さんとお父さん
   ←お爺ちゃんと(娘の旦那と)お孫さん?

  当日は双龍の2名と原人側でも石田新聞、報徳③号、コンプレッサー岡田さん、(蘇州)トッポジージョの4名、計6名の送別試合と位置付けられた。
  

  そして、当日(7月5日)にお誕生日を迎えられたのが双龍監督夫人。生日快楽!
  
  

  美鉄路①号/双龍監督による中締めの挨拶でファンクション(1次会)もフィナーレ迎え、
  恒例のキングコング♪
   ←石原君が説教されているのではありません。
  

  更に場所を移して………;
  
  
  ★お食事中の方、失礼しました!

  
  
   ←これ、中華圏に居るラグビー人の定番ですね。
   ←で、サビのところで肩を組んでしまうのも。
 
  締めはやはり大吉PR店で。改めて「去る人;6名」が、別れの杯を………;
  
  
  
  


皆さん、お疲れ様でした。  

Michael.

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