
月29日と30日の2日間、骨休めのため大分県湯布院町へ家族で1泊2日の温泉旅行へ行ってきました。でもNHK朝の連続小説
「風のハルカ」の舞台のひとつとは知らなかった、というか「風のハルカ」って何?と。湯布院も黒川とならぶ全国でも知られた温泉地。僕が小さい頃は、まだまだ別府・鉄輪の方が人気で、湯布院はパッとしなかったような記憶があります。地元農家や観光業を営む人たちが一丸となり、自然で素朴なもてなしというのが受けたのでしょう。

て普段ではまだ眠っている時間に支度を整え、実家の母を向かえ出発したのが午前10時過ぎ。天候は曇りときどき晴れ。
ガソリン満タン、財布はガス欠。ウチから5分の距離にある福岡インターチェンジから九州自動車道・大分自動車道を乗り継ぎ湯布院の町にランディング。ここまでの高速通行料3,050円。お腹もペッコリングの午前11時40分、モヤで由布岳は拝めず。金鱗湖周辺をてくてく散策。レストランへ向かおうにも道は細いし人ごみで車は動けず離合もうまくいかず、前門のトラ・後門のオオカミ状態でドライバー同士の睨み合いになるかと思ったら、譲り合ったり誘導したりで、
これが旅するオトコの気持ちの余裕なのか、今夜キメるオンナにいいとこ見せたいのかは知らないが、怒号やクラクションは鳴り響かなかった。てか皆、ココロとカラダを休めに来たんだから、つまらぬことでカリカリするのはよそうという気持ちだろう。

労してたどりついたレストラン夢鹿(ムジカ)は結婚式で貸切。気をとりなおして町中から車で5分の鳥越エリアという、さっきまでの喧噪とは別世界の、静かな森の木陰にある「
ホテル/レストラン・ムスタッシュ」へ。フクロウとかきっといるんだろうねこの森は。このレストランの味に終始ニッコリ顔。お客さんも全国から訪れるらしく、この日は横須賀から来ているテーブルがあった。そして
湯布院 玉の湯で土産を買ったり、湯の坪街道の
Cafe La Rucheでひと息入れたり。ここから先はドーンとハショって
(何を食べ何処へ行ったかはフォトアルバムで写真とそのキャプションを読んでくださいね)お宿「
山のホテル 夢想園」に到着。ここの露天風呂は「風のハルカ」の撮影に使われたそうだ。湯布院の町は今「風のハルカ」フィーバー。そしてまた随分ハショりまして
(詳細はフォトアルバムで)、風は冷たいけど翌日の午前の天気は上々だった。コチコチのカラダも、醒めてヒネたココロもほぐれ、白バイにギョッとしながら高速道路をブッとばして帰ってきた。さて気もほぐれたので仕事に戻ろう。むむ、仕事スイッチの入れ方を忘れてしまったようであります。