前後編で長いですが、よろしくお願いします。
11月10日・11日、鹿児島県の霧島温泉へ、オレの母と妻の3人で1泊2日の旅行へ出かけた。
きっかけはその1カ月ちょっと前の買い物途中に、JTBへふらりと立ち寄った際、ラックに差してあるパンフレットに呼ばれたからだ。それと母の「カラダが動かなくなる前にまたどこかへ旅行に連れていって」の言葉だった。小額ずつ2年間積み立た貯金を旅行のために全額おろした。
今回利用したのはエースJTBの「黒の霧島」という宿泊プラン(緑のうれしの、赤の阿蘇というプランもある)で、宿オリジナルの「黒料理」がつくというもの。鹿児島で黒といえば、やっぱ黒豚なわけデスヨ。しゃぶしゃぶとか、とんこつ(煮こみ)とか、とんかつとか、トモ喰いの感は否めないが‥。 黒霧島って焼酎(霧島酒造)は都城(宮崎県)やもんね。
そのパンフにのってた数々の宿の中から、料理の写真にマツタケの土瓶蒸しがあるという理由で「さくらさくら温泉」をチョイス。泥パック温泉が有名らしいが、貧乏人のサガでしょうか、オレらはマツタケに目がくらんだのです。それで銀プランと金プランが選べたので、ここは迷わず金プランです。 それは銀プランの夕食のメニューに土瓶蒸しと黒毛和牛のステーキが追加されるという内容。それから宿オリジナルの黒料理として黒豚のシチューが両プランともついてる。
往復の交通手段は、飛行機に一度も乗ったことない母のためにJALのサイトで予約。先得割引だと鹿児島新幹線つばめ利用と同じくらいの運賃だ。それに鹿児島空港は霧島温泉に近いし。往路はトラブル続きのボンバルディア社、復路はサーブ社のどちらも双発のプロペラ機で。空港からの足にはスカイレンタカーへコンパクトクラスを予約。
観光としては、年に一度の霧島神宮の神官による「天孫降臨御神火祭」が高千穂河原あるのでそれは見ておきたい、鹿児島市内観光はせず、あとは行き当たりばったりで行こう、とオレら家族は「もしもボンバルディア機が‥」と不安を抱えながら福岡空港を飛び立った。「南無三!!(ショウ・ザマ)」
あっさり着いた。40分くらいで。はやー。
つづく。