森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

静岡県認知運動療法研究会

2006年06月08日 19時18分43秒 | 過去ログ
プログラム
6月10日(土)
13:30~    受付
14:00~15:15 第3回マスターコースの伝達講習 『メタファー』について
15:30~17:00 脳科学の最新事情:森岡 周(畿央大学)
17:30~19:00         :森岡 周(畿央大学)

6月11日(日)
9:30~10:30 症例検討1   進行:内田先生 アドバイザー:森岡
10:40~11:40 症例検討2
11:40~    まとめ

中伊豆温泉病院が会場かな?
それすら把握しておらず。
もちろん、講義資料、スライドなど・・・ いきなり「感じる」まま話すと思う。
準備時間がないというものは、おそろしい。



神経系理学療法学実習A 6月12日

2006年06月08日 18時15分19秒 | 過去ログ
6月12日の「神経系理学療法学実習A」は、「神経系理学療法学A」が学会などで進行が遅れていますので、そちらに変更します。よって、6月8日(木) の資料を持参してきてください。また、追加の資料を6月12日(月)AM11時までにUPします。各自、それもダウンロードし持参してきてください。

マジック

2006年06月08日 18時07分17秒 | 過去ログ
今日は授業をし、会議に。
授業はせずに、卒論のこと、ゼミのことで話が終わった。

1.学習と姿勢制御
2.知覚と認知
3.予測的運動制御機構
4.ミラーニューロンシステム
5.言語と他者理解&心の理論
6.運動の準備電位と意識の問題
7.認知神経リハビリテーション

これらについては流れが悪く、わかりにくかったと思うが、興味ある人は一緒に勉強していきましょう。
結果よりプロセスが大事です。
ありきたりな研究をしても意味がない。
創造力を存分に発揮してください。
理系脳のみでは、人間の脳と身体は解決できません。
両者を生かしたアイデアを期待します。
柔軟な脳のうちに、存分に想像してください。
退化していきますよ。

時代を変える。
パラダイムを変える。
それが大学でしょう。
既存の基礎が、本当に確証なのか。
それを解明することが研究機関に所属する学生の力です。
入りびたりで研究してください。

すべてが片手間になれば、確実に実習でもひびくよ。
今は診療報酬改定などもあり、パラダイム転換の時期。
かつて特例教育から、専修学校教育に変わった時期に似ている。
マッサージ主体の治療から、運動療法が生まれた時期。
こんどはその機械運動を変革する時期。

リハビリテーションが全人教育(古いが)なら、理学療法も「理学的」から脱却すべき。
いつも思う。

音楽療法に興味を持つ学生に遭遇。
あもしろい。
これからの展開に期待します。
微力ながら、お手伝いします。
「精神医学」に光明を。
「理学療法士」はいつまでも「理学療法」を行うから「理学療法士」なんだというフレーズがよぎる。
そうはいうもの「おまえ」はなんだ?!と言われそうだが、とりあえず「人間」だ。「わたし」だ、と答えるだろう。

「専門家」の前に「人間」であることは間違いでない。
「博士」だろうが、「理学療法士」だろうが関係ない。
「保険」みたいなもんだ。
その効力も「時代」が変わればなくなるかもしれない。


高知で実習を終え、奈良で二期を行っている学生が「にこやかな笑顔」で研究室に。
高知の実習施設に就職したいとのこと。
セラピストの「大切さ」を感じ、学習することを心底喜びにできたらしい。
これこそ「教育」の力である。
臨床家マジック!
学校の教官では、それは体験させることができない。
これこそ、臨床家の教育力である。
片岡先生をはじめ、愛宕病院のスタッフに感謝します。
あのような生き生きとした学生の目は「本気」でうれしいです。


重箱の隅をつつき、自己中心的かつ、学生の容姿や人格を否定するといった、かつての徒弟制度的教育をする、若者セラピスト! おまえが法律か?

「恐怖」だけを味あう生産性のない、刺激-反応主義をいつまで続けるんだ。
協会の教育部では盛んに実習をどうするかが議論されているが、本質が変わらない以上、どうしようもない。
「こころ」それをもう一度、その幹部の連中に思ってもらいたい。

見かけ上のシステムだけ変えても、表面しか変わらないよ。
深部は腐ったみかんだ。