今日は朝出勤し、学生とゼミの相談。
何人か悩んでいるようだが、このような抽象的なテーマは、もう直感で決めるしかない。
いろんな「情報」を入れると思うが、それが正しいとは限らない。
いくつかの脳を経由すすれば、確実に操作(着色)されている。
午後に講義。
片麻痺の歩行についてビデオを見る。
まだ、当たり前のことを当たり前のように講義している。
僕のテンションが高くないほうが、今の臨床では求められると思う。
テンションが高いところは、今の科学で話をしているから、何年か先の話である。
そのあたりを、使い分ける脳を持った学生はすばらしいと思うが、あくまでもテンションが低いのをみて、自らのテンションも低くなるのは、少し「メタ」がきいていない。
いずれにしても、臨床思考過程が湧き出すような感じは受けずに、1+1=2の世界を求めているようであった。
「難しい」
それは、当然である。
「難しい」と思うなら、がむしゃらに勉強しなさい。
あなたたちには、相当な時間があるんだから。
「苦しい」が自然に「気づき」を経由して「楽しい」になるよ。
「わからない」ことも、ある程度超越できれば、これも快感になる。
大学というのは「手取り足取り」教えないから、大学というんだ。
わかりきった世界のみで語られ、それに疑問を抱かず記憶するという行為を続けると創造的な臨床思考なんて生まれるわけがない。
会議はスムーズに終わった。
その後、4回生対象の神経系理学療法学セミナーの講師承諾を。
「臨床思考過程」を築いてください。
今日は、比較的ゆっくりと時間と空間が流れた。
机周りが荒れているので、片付けたいが、明日は岡山。
その講義を考えないといけないが・・・
とにかく、勉強する時間が欲しい。
それが、おそらく、ストレスになっているのだろう。
表紙をUPしておきます。