なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事⑮~
コロナウイルスの起源は?どこから来たのか?そして、また1つ希望の光が、、、
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長期戦について書こうと思っていましたが、また一つ、希望の光が見えたので、そちらから書きます、
ずっと気になっている、
“なぜ、日本国内の感染者拡大のスピードは欧米に比べると緩やかなのか?”
またひとつ、意外なところからヒントが出てきました、
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コロナウイルスの出生起源については初期の頃からあれこれ取りざたされています、
武漢の市場、コウモリ、センザンコウ?
そして、今はアメリカと中国はお互いの陰謀説や中国のウイルス研究所からの漏洩拡散説で打ち合っています、
まったく、、、トランプ大統領も自身の失策を他に擦り付けるのに躍起です、WHOへの資金提供も止めちゃったし(ま、少しは根拠があるみたいですが)、
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◆ウイルスの起源と変異
ここにコロナウイルスの起源についての論文がありました、
イギリスのケンブリッジ大学のピーター・フォースター(Peter Forster)博士を筆頭とする欧米の研究者グループが、2020年4月8日にアメリカの学術誌PNASに発表(4月8日)した論文、
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これはとても興味深いです、
中国問題グローバル研究所所長、筑波大学名誉教授、理学博士 遠藤誉さんが噛み砕いて解説されています
が、やはり難しい、、、
少しでも興味を持っていただくために物凄く乱暴に簡単に書いてしまうと、、、
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【独酌酔言的ざっくり要約】コロナウイルスの起源と変異
・コロナウイルスは現在A型→B型→C型と変異を続けている、
・A型は雲南省にいたオリジナルでコウモリが宿主、
・これが何らかの方法で(ここにセンザンコウが登場)、武漢に移動、快適な宿主としてヒトを選びB型に変異、
・A型を持ち帰ったアメリカ人により、米国ではA型が爆発感染
(A型のままはLAなど西海岸が多い)
・B型は欧州に渡るとヨーロッパ人に適応したC型に変異
(最新型だけに、これが一番強力みたい)
・アメリカ人はC型にも感染しやすく、感染爆発に拍車をかけた
(NYはC型)
・いまやB型も世界に広がり、混とんとした感染状態
という流れだそうです、
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さらにここで最も気になる記述は以下、
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・ウイルスには宿主を選ぶ傾向があり(中略)、どうやらアジア人には(古い流れにおける免疫環境など複雑な話があり)感染しにくい。欧米系の「ヒト」を宿主とすることを好むらしい。
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なんと!!!!
中国雲南省が起源のコロナウイルス(COVIT2019)、
昔からお付き合いのあるアジア人に古い免疫があってもおかしな話ではありません!
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ずいぶん前に(どなたの発言か忘れましたが)、
『グローバリズムがここまで発達していなかったら、このウイルスも中国の一部地域の風土病で終わっていたかもしれない』
という発言も聞きました、
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もし、アジア人が古くからこのウイルスとそれとなく付き合ってきたのなら、
中国・韓国・日本での感染拡大が緩やか(初期に中国・韓国では爆発していますが、その後は沈静)なことも説明できるかもしれません、
ひょっとして、古来より日本人もA型オリジナルへの免疫を持っていたら、、、また一つ、希望の光です、
ここにも、“なぜ、日本国内の感染者拡大のスピードは欧米に比べると緩やかなのか?”のヒントがありましたね、
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◆コロナウイルスはなぜヒトに感染したか?
もともとコウモリを宿主にしていたコロナウイルスがなぜヒトを宿主に選んだのか?
もちろん、ヒトが快適な宿主であり、数(人口)が多いからですが、
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今回のコロナウイルス感染拡大の要因について、新たな視点が、、、
ここに、はっきりと『コロナウイルスは、野生世界の生態系へのヒトの進出が原因』とばっさり切っている方がいらっしゃいます、
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「土曜特集 新型コロナどう向き合うか 長崎大学熱帯医学研究所教授 山本太郎氏に聞く」(公明新聞2020/04/04 4面より)
【独酌酔言的な視点でばっさり抜粋転載】
――新型コロナウイルスとは。
山本太郎教授 野生動物が保有しているウイルスの一種だ。今回、たまたまヒトに感染して広がり、、、
――なぜ、ヒト社会に出現したのか。
山本 野生動物が暮らす生態系に人間が進出したのが大きな原因だ。新たな感染症は、基本的に動物からやってくる。長い人類史の中で繰り返されたことが、今回また一つ起きた。最近のSARSや鳥インフルエンザ、エボラ出血熱なども同様だ。
背景には、自然環境の止めどない開発や、地球温暖化による野生動物の生息域の縮小などがある。近代的な行為の結果といえよう。
(抜粋転載ここまで)
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そういうことなのです、もともとコロナウイルスは人とは別の世界で生き延びて来たのです、
その世界へ人間がズカズカと土足で踏み込んだことで、お互いの世界の境界線が無くなってしまったのが感染拡大の本質であると述べられています、
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人間の活動が弱まると地球は綺麗になるらしいです、
ひょっとするとオゾン層も修復されているかもしれません、
インドからヒマラヤの山並みが30年振りに見えたり、
先日、ワタシが六甲山から見た大阪湾の景色は、今まで観たことがないほど綺麗で遠くまで見渡せました、
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これらのことは、
『今回の感染拡大が終息した後の世界がどうあるべきか』
をどのような考えで人類は生きていかなければならないか、についての大きな方向性を示しています、
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◆知り合いがFacebookで書いていました、
【以下、勝手に抜粋転載】
(坂下さん、ご了解ください)
コロナで人間は大変な状況になっているけれど、地球は…人間の経済活動が、人間本来必要とされている最低限の状況になっていることで、地球は…病気回復…V字回復している。争いも減っている。
本来人間は、地球とともに生きていた方が心身の健やかさにつながる道があるのに。
今までのあり方を考える良い最後のチャンスかもしれない。コロナ解決後の経済V字回復は、以前の…同じ経済の着地点であってはならないと思う。同じことを繰り返すのはもうやめよう。
(抜粋転載ここまで)
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まさしく、終息後のあるべき世界観の核心をついています、
日本の緊急事態宣言は、相変わらず“拡大防止と経済の天秤”、
全国の知事からも経済の停滞を案ずる発言がたくさん飛び出しています、
もちろん、目前の経済維持を完全に捨て去ることはできませんが、、、にしても、人間は経済にこだわりすぎているのかも、、、
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終息後の世界をどのような視点で考えるか?
政治家の器量が問われます、少なくとも経済は成り行きでも回復できるでしょう、
ひょっとすると、政治家が本当に指針を示さないといけないのは経済対策ではなく、地球との共生、持続可能な世界の構築、というところかもしれません、
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◆新たな希望の光を1つ加えます、
さて、相変わらず不思議な日本の感染拡大、
・外出自粛、人との接触80%削減もままならず、
・経済との天秤でしか思考が進まない進まない官僚と政府、知事、
・PCR検査能力の半分程度しか稼働しない検査体制、
・崩壊寸前と云われるコロナウイルス対応医療体制、
政府の対応はとても十分とは云えない、もっと上手にできるはずだと思うのだが、、、
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なのに、感染者の増加数はまだ“ぎりぎり持ちこたえている”状態を1カ月も続けている、
なぜか?
これに、さらにもう一つの可能性を付け加えます、
アジア人はコロナウイルスへのなんらかの免疫を持っているのではないか?
もしそうなら、感染者数増加が緩やかのことも説明できます、
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◆日本の特殊事情(最新追加まとめ)
現状、考えられている日本の特殊事情に新たに⑥を追加、
① 初期の“クラスター潰し”戦略が功を奏した(初期の押さえ込みに貢献)
② 日本の高い衛生習慣(手洗い・マスク着用などの習慣)
③ 日本の距離のある社会習慣(握手・ハグはほとんどしない+靴を脱いで家に上る)
④ BCG接種のラッキーパンチ(未だエビデンスなし)
⑤ 外出自粛3密回避・都市間移動制限などの効果(絶対的効果も、実情は心もとない)
⑥アジア人はコロナウイルス(SARS-Cov-2)に対するなんらかの免疫があるかもしれない
また一つ、希望の光が、、、
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ワクチン開発のスピードが半端なく早いです、
既存薬の治験も進んでいます、
そして、免疫検査も始まります、
ここらは次回で、、、
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