でも、まだ日本でいう、「松の内」気分。
クリスマスの前からお正月まで休暇をとってる人も多いですしね。
昨日の ストックポートのタウンセンター。

クリスマスツリーや電飾を含むクリスマスの飾りはだいたい1月6日(クリスマスから12に日目)まで残しておきます。

☝ 昨日 初めて明かりがともるところを見た、ショッピングセンター中央の ニセ・ツリーの電飾!
イギリスの生木のクリスマスツリーは たいていマツ科ですから、イギリスでも「松の内」と言ってもおかしくないかもしれません。
店はどこも半額セール真っ最中。
クリスマスに会わなかった 主に友人たちに、大晦日の年忘れカウントダウン・パーティーなどで クリスマスプレゼントを渡す人たちも いるそうです。
そのパーティーに着ていく服を半額セールで買う人も もかなりいるはずです。
よく見たら、50% OFFと大書された張り紙の上のほうに小さくup to という言葉がプリントされています・・・「up to 50% off」・・・(最高)50% まで割引。
まだ売れるチャンスが少しでもある限り、「本気の割引」には踏み切れないようです。
一月になって、春物をいれる時期になると「 up to 70% OFF」の張り紙が目に付くようになりますよ。
せこい!
クリスマスの余韻、もうひとつ、食べ物!
クリスマス当日のターキー・(七面鳥)ロースト。

満喫しました!
クリスマスの翌日、ボクシング・ディ(12月26日祭日)に冷蔵庫から取り出した、前日の七面鳥のローストのあまり。

よく冷えて、面白いようにサクサク切れる肉を丁寧にスライスして、私と息子で、ターキー・サンドウィッチにして食べました。
プラスチック容器に一杯分を、冷凍庫に保存。
骨の周りにこびりついてきれいにスライスできなかったかなりの量はボロボロこそげとって、ターキー・カレーに入れました。
日本風の、小麦粉を油で溶いて、「エスビーのカレー粉」をまぜてゆっくり焦がしてルーを作った、本格日本の学食風カレー。
上の息子がスライスを5,6枚持ち帰りました。
家で中国製の日本ブランド日清の「出前一丁」に入れて、ターキーラーメンを作るんだそうです。(即席スープはとんこつ味でした)
その次の日、鍋の底に煮詰まって残ったカレーソースに牛乳を混ぜて、ターキー・カレー・シチューにして、私一人で食べました。
下の息子は気持ち悪がって手を付けませんでしたが、懐かしい日本の学校給食の味です!
もう、これで数か月、七面鳥はこりごりです!
忘れたころに冷凍庫からカチンカチンのスライスが出てくるでしょう。
クリスマス・イブに焼いた、クリスマス・ケーキモドキ。

昨日になっても まだ このぐらい残っています。

ドライフルーツとナッツ、砂糖、小麦粉が同量の甘い甘いケーキです。
クリスマス風味のスパイスも たっぷり入れました。
ブランデーをいれなかったのと、フルーツを一晩水に漬けなかったのと黒砂糖の代わりにゴールデン・シュガーを使ったので、ただのフルーツケーキですが、アイシングで覆ってクリスマス・ケーキ風に仕上げました。
本当のクリスマスケーキは ドス黒く しっとり、ねっとり しています。甘すぎて私は苦手なんです。
アイシングの嫌いな夫のために、半分はアイシングなし。両側から切っていったら真ん中が残りました。
日本ではなじみがないと思われるもののひとつ、ピッグ・イン・ブランケット pigs in blankets。


ターキーを二時間ローストする最後の10分に加え、こんがり焼き上げ、クリスマスのターキーローストと一緒に盛り付けます。
日本のウィンナ・ソーセージによく似た「カクテル・ソーセージ」にベーコンが巻き付けてあります。
作ったことはありませんが、レストランの厨房で大量に作った という息子の話によれば、巻いたベーコンの重なった部分を下にして、熱い鉄板にギュッと押し付けたら、しっかりくっついて脱げることがないんだそうです。
私たち、これが大好きなんですが、12個は3人で食べるには多すぎて・・・(ターキーでおなかがいっぱい)翌日、と翌々日に私がひとりで かたずけました。
冷たいまま 食べると、日本のお弁当を思い出す、懐かしい おいしさです。
イギリスのお弁当と言えば、たいていサンドウィッチ。
最近では ラップ(トルティーヤで肉や野菜を巻いたもの)や、クスクス、パスタサラダなんかも人気です。
ごはんと一緒に ゆでた野菜や、卵焼き、ウィンナソーセージ、エビフライなど を詰めて持っていく、なんて考えられません。
ピッグインブランケット、もともとのベーコンの塩味に、ターキーの肉汁が煮凝り風に薄くかたまって、絶妙のおいしさです。冷たいごはんとお弁当箱に詰めて食べたかったです!
ベジタリアンの夫は、クリスマス・ディナーのあまりの 冷たいロースト・ポテトをつぶしてフライパンでジュージュー炒めて食べていました。
クリスマス期限定、ピッグ・イン・ブランケット味のクリスプス(ポテト・チップス)。

イギリスのポテトチップスの標準味、「ビーフ&オニオン」は、ベジタリアンでも食べられる人口の牛肉フレーバーが使われていることは、良く知られています。
この期間限定味は、「(本物の)ベーコンパウダー使用」でした!
ベジタリアンの夫にすすめる前に袋に印刷された、原材料名リストを読んでおいて本当に良かった!
スモーキーなベーコン味がきいていて、とてもおいしかったです。
食べた後、のどがすごく乾きました!
イギリスのクリスマスといえば!
私にとってなくてはならない、ミンス・パイ mince pie。

11月の終わりから店頭に並びます。それから1月の終わりに姿を消すまで私は毎日、必ず1つは食べます。
昨日も、クリスマス食品を食べきる努力を放棄して、スーパーで6個入りを買ってしまいました!

細かく切ったドライフルーツを 砂糖とスパイスを混ぜて練り上げた ねちゃねちゃの具が、バター風味がきいたペーストリーの中にぎっちり詰まっています。
スパイスがきついので、日本人には苦手な人もいるでしょう。甘さもくどいです。
安売りパン屋で買った、ジンジャー・ブレッドマン。

ショウガの粉が焼きこんであるビスケット。
クリスマス限定ではなく、年中 食べられますが、クリスマスになると食べたくなるお菓子。
星やベルの形にクリスマス前に大量に焼いて、クリスマスツリーや窓辺に飾る人もたくさんいます。
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