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イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

クリスマスが終わっても新年までは半端なお祭り気分・・・その2

2017年12月29日 23時17分23秒 | ストックポートとその周辺
クリスマスが終わって、もう4日たちます。

でも、まだ日本でいう、「松の内」気分。

クリスマスの前からお正月まで休暇をとってる人も多いですしね。

昨日の ストックポートのタウンセンター。


クリスマスツリーや電飾を含むクリスマスの飾りはだいたい1月6日(クリスマスから12に日目)まで残しておきます。



☝ 昨日 初めて明かりがともるところを見た、ショッピングセンター中央の ニセ・ツリーの電飾!


イギリスの生木のクリスマスツリーは たいていマツ科ですから、イギリスでも「松の内」と言ってもおかしくないかもしれません。


店はどこも半額セール真っ最中。
クリスマスに会わなかった 主に友人たちに、大晦日の年忘れカウントダウン・パーティーなどで クリスマスプレゼントを渡す人たちも いるそうです。
そのパーティーに着ていく服を半額セールで買う人も もかなりいるはずです。

よく見たら、50% OFFと大書された張り紙の上のほうに小さくup to という言葉がプリントされています・・・「up to 50% off」・・・(最高)50% まで割引。

まだ売れるチャンスが少しでもある限り、「本気の割引」には踏み切れないようです。

一月になって、春物をいれる時期になると「 up to 70% OFF」の張り紙が目に付くようになりますよ。

せこい!



クリスマスの余韻、もうひとつ、食べ物!

クリスマス当日のターキー・(七面鳥)ロースト。


満喫しました!

クリスマスの翌日、ボクシング・ディ(12月26日祭日)に冷蔵庫から取り出した、前日の七面鳥のローストのあまり。


よく冷えて、面白いようにサクサク切れる肉を丁寧にスライスして、私と息子で、ターキー・サンドウィッチにして食べました。
プラスチック容器に一杯分を、冷凍庫に保存。

骨の周りにこびりついてきれいにスライスできなかったかなりの量はボロボロこそげとって、ターキー・カレーに入れました。
日本風の、小麦粉を油で溶いて、「エスビーのカレー粉」をまぜてゆっくり焦がしてルーを作った、本格日本の学食風カレー。

上の息子がスライスを5,6枚持ち帰りました。
家で中国製の日本ブランド日清の「出前一丁」に入れて、ターキーラーメンを作るんだそうです。(即席スープはとんこつ味でした)

その次の日、鍋の底に煮詰まって残ったカレーソースに牛乳を混ぜて、ターキー・カレー・シチューにして、私一人で食べました。
下の息子は気持ち悪がって手を付けませんでしたが、懐かしい日本の学校給食の味です!

もう、これで数か月、七面鳥はこりごりです!
忘れたころに冷凍庫からカチンカチンのスライスが出てくるでしょう。

クリスマス・イブに焼いた、クリスマス・ケーキモドキ。


昨日になっても まだ このぐらい残っています。


ドライフルーツとナッツ、砂糖、小麦粉が同量の甘い甘いケーキです。
クリスマス風味のスパイスも たっぷり入れました。
ブランデーをいれなかったのと、フルーツを一晩水に漬けなかったのと黒砂糖の代わりにゴールデン・シュガーを使ったので、ただのフルーツケーキですが、アイシングで覆ってクリスマス・ケーキ風に仕上げました。

本当のクリスマスケーキは ドス黒く しっとり、ねっとり しています。甘すぎて私は苦手なんです。

アイシングの嫌いな夫のために、半分はアイシングなし。両側から切っていったら真ん中が残りました。

日本ではなじみがないと思われるもののひとつ、ピッグ・イン・ブランケット pigs in blankets。




ターキーを二時間ローストする最後の10分に加え、こんがり焼き上げ、クリスマスのターキーローストと一緒に盛り付けます。

日本のウィンナ・ソーセージによく似た「カクテル・ソーセージ」にベーコンが巻き付けてあります。

作ったことはありませんが、レストランの厨房で大量に作った という息子の話によれば、巻いたベーコンの重なった部分を下にして、熱い鉄板にギュッと押し付けたら、しっかりくっついて脱げることがないんだそうです。

私たち、これが大好きなんですが、12個は3人で食べるには多すぎて・・・(ターキーでおなかがいっぱい)翌日、と翌々日に私がひとりで かたずけました。

冷たいまま 食べると、日本のお弁当を思い出す、懐かしい おいしさです。

イギリスのお弁当と言えば、たいていサンドウィッチ。
最近では ラップ(トルティーヤで肉や野菜を巻いたもの)や、クスクス、パスタサラダなんかも人気です。
ごはんと一緒に ゆでた野菜や、卵焼き、ウィンナソーセージ、エビフライなど を詰めて持っていく、なんて考えられません。


ピッグインブランケット、もともとのベーコンの塩味に、ターキーの肉汁が煮凝り風に薄くかたまって、絶妙のおいしさです。冷たいごはんとお弁当箱に詰めて食べたかったです!

ベジタリアンの夫は、クリスマス・ディナーのあまりの 冷たいロースト・ポテトをつぶしてフライパンでジュージュー炒めて食べていました。

クリスマス期限定、ピッグ・イン・ブランケット味のクリスプス(ポテト・チップス)。


イギリスのポテトチップスの標準味、「ビーフ&オニオン」は、ベジタリアンでも食べられる人口の牛肉フレーバーが使われていることは、良く知られています。

この期間限定味は、「(本物の)ベーコンパウダー使用」でした!
ベジタリアンの夫にすすめる前に袋に印刷された、原材料名リストを読んでおいて本当に良かった!

スモーキーなベーコン味がきいていて、とてもおいしかったです。
食べた後、のどがすごく乾きました!

イギリスのクリスマスといえば!
私にとってなくてはならない、ミンス・パイ mince pie。


11月の終わりから店頭に並びます。それから1月の終わりに姿を消すまで私は毎日、必ず1つは食べます。
昨日も、クリスマス食品を食べきる努力を放棄して、スーパーで6個入りを買ってしまいました!



細かく切ったドライフルーツを 砂糖とスパイスを混ぜて練り上げた ねちゃねちゃの具が、バター風味がきいたペーストリーの中にぎっちり詰まっています。

スパイスがきついので、日本人には苦手な人もいるでしょう。甘さもくどいです。

安売りパン屋で買った、ジンジャー・ブレッドマン。


ショウガの粉が焼きこんであるビスケット。
クリスマス限定ではなく、年中 食べられますが、クリスマスになると食べたくなるお菓子。

星やベルの形にクリスマス前に大量に焼いて、クリスマスツリーや窓辺に飾る人もたくさんいます。



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クリスマスが終わった後、新年までの半端なお祭り気分

2017年12月28日 23時11分14秒 | 英国の、生活のひとコマ
年の暮れも押し迫ってきましたね。

クリスマスが終わった、イギリスの平日の午後のスーパーマーケット・・・昨日 28日、木曜日。






どちらかというと 高級志向のスーパーマーケット、セインズベリー。

混雑というほどではありませんが 平日にしては、人が多かったほうです。
クリスマス前から新年(祭日は1月1日のみ) まで有給休暇をとっている人が多いからでしょう。

だけど、この生鮮食料品売り場の非常事態ぶりは何事!?
まだ、午後1時ごろ。まるで災害時の略奪にでもあったような...

おそらく、この「ユール・タイド(年末年始)」で仕入れの輸送が滞っているとか、そういうことだと思うんです。輸送会社のスタッフが休暇をとっているとか。
他のスーパーが どうなっているか しりません。


オリジナルのインテリア雑貨や、ギフトウェア(プレゼント用品)売り場のスカスカ状態は、クリスマスが終わって、ほとんどのものが半額になったためでしょう。ちょっと事情が違います。



元値がいくらだったか 見てくるのを忘れましたが、プレゼント用ラッピングペーパー 3メートル巻きが 1本 50ペンス(80円ぐらい)は安いです!


手前の箱がスカスカになったので、奥に移して まとめたようです。(箱、かたずけたら?)
品のいい奥様風の客が20本、トロリー(カート)に入れていました。
数えている私と目が合って、お互いニヤリと きまり悪く微笑みあい、「ハッピーニューイヤー}とあいさつを交わしました。

クリスマスの飾りは いつの間にか取り払われ、新年を迎える販促飾りに変えられています。


大晦日には 国中で花火があがり どんちゃん騒ぎのパーティーがあるはずです。
まだ、フェスティブ・シーズン(お祝い期間)は終わっていません。

クリスマス飾りも電飾も クリスマスから12日間取り外しません。


うちの自家用車のエンジンが故障して!修理待ち。

郊外のセインズベリーまで私一人で片道1時間15分歩いて行きました。
さすがに疲れて、カフェで長い一休み後、持って歩ける少量の買い物をリュックサックに入れて また同じ距離を歩いて帰りました。

駐車場から見た夕日が 美しかったです。


まだ 午後3時過ぎ。
それでも、日照時間は少しずつですが 長くなってきています。


実は、クリスマスの前日24日以来、外出していなかった私・・・。
天気が良く、外の空気が とても気持ちよかった寒い冬の午後でした。

歩いていると・・・
クリスマスツリーの飾りみたいな腐ったリンゴが鈴なりの木・・・





・・・や、郵便ポストが取り付けられた、ちょん切れた電信柱にささった、クリスマス飾りが施された松の枝・・・


シロクマとトナカイがサンタクロースの入滅を嘆く涅槃図…などが見られました。


私だけではないはずです!!クリスマス時期の食べすぎ現象。
カロリー燃焼に、できるだけ歩くつもりでいます。





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恒例!クリスマスのロースト・ターキー、七面鳥の丸焼きディナー

2017年12月26日 00時54分30秒 | 英国の食べ物、飲み物
昨日、25日のクリスマス・ディナーのレポートです。



本来クリスマス・ディナーというのは、3時か4時ごろ食べ始めて夜までだらだら、デザートやチーズやチョコレートなど席に着いたままあるいはソファーに場を移して食べ続けるものなのです。
ところが、この日うちは朝の11時ごろまで寝坊して、12時に、上の息子が用意したフル・イングリッシュ・ブレックファーストを食べたので、普通の夕食、6時半にディナーをスタート。


自室に引っ込んで出てこない下の息子をのぞく一家3人で調理に当たりました。


上の息子は、主にコンテンポラリーなイギリス料理を専門にするコック見習い。重宝です。

七面鳥の、これは「クラウン」と呼ばれる上半身分。
頭はもちろん、手羽、脚、おなかの部分がのぞかれて、調理が楽。よく写真などで見る「七面鳥の丸焼き」よりもっこり度が低く、つぶれた印象です。

4人から7人分。

大き目レモンを絞った汁をたっぷり表面に塗りつけてまわりに少し水を張り、ベーコンを張り付けて、


アルミフォイルで覆って、170度で1時間。

フォイルを外してまた1時間、こんがり焼けた頃にそれぞれ調理時間が違う付け合わせ野菜が同時に焼きあがるよう、時間差でいれていきます。

焼き上がり。




切り分けて・・・


各自好きなものを好きなだけ取って・・・



私の盛り付け完了。

おっとっと、抜けてるものは何でしょう?



七面鳥に欠かせない、クランベリーソース。
ナイフの柄の下あたりの、ワインカラーのドロッとしたゼリー状の甘酸っぱいソース。
びん入りのを買ってきました。

時計回りに、ヨークシャープディング、ニンジンとパースニップ(白ニンジンとか砂糖ニンジンと訳される、甘―い根菜)の短冊切り、ピッグ・イン・ブランケット(ベーコンで包んだウィンナタイプのカクテルソーセージ)、ロースト・ポテト、
ロースト・ターキー(七面鳥)のスライスにターキ―の脂をまぜてこってりさせたグレービーかけ、スタッフィングのダンプリング(パン粉と乾燥玉ねぎとハーブを丸めたお団子、インスタントを使用)、クリスマスに欠かせない芽キャベツ。七面鳥が焼きあがる最後の10分に加えて焼いた、オレンジ。

テーブルの上写真の隅にあるのは、七面鳥の汁の風味をよくするためいっしょにオーブン皿に入れてやいた、玉ねぎ、レモンの櫛切り、パースニップのかけらです。
誰も手を付けませんでしたが、七面鳥の脂がしみこんでおいしいので、スープを作る時のためにでも、取っておきます。

以上。

おなか一杯。
七面鳥はたっぷり余りました。
サンドウィッチや、カレーに食べ崩していきます。

ベジタリアンのうちの夫は今年は、チーズパイを食べました。
いつもベジタリアン用の出来合いのパーティー向きハレの日メニューの何かを買ってくるか、スコットランド産の鮭を料理するのですが、「普通のもの」がたべたい・・・という夫の希望です。


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クリスマス・ツリーとクリスマス・・・メリークリスマス!

2017年12月25日 09時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
きょう、12月25日は、クリスマス。
イギリスで一番重要な祭日です。

この記事は昨日、12月24日の、クリスマスイヴに書きました。

クリスマス・ツリーの写真をいくつか・・・


すべて、ストックポートのタウンセンターで撮りました。

左側の道が国道A6。



北はスコットランドとの国境の町、カーライルまで、南はロンドンまで続いている、長い長い、古代ローマ人が建設した道がもとになっています。




昼と夜・・・

この場所には去年までは、手入れの悪い楔形の花壇があって、生のスプロウス(クリスマスツリーによく使われる、先細りの松の一種)が植えられていました。
12月になると電飾が施されていたのですが、今年の夏に雑草と投棄ゴミだらけのその花壇が取り払われ、コンクリートもはがされ、きれいに敷石で舗装されました。そして木も伐採!

どこかからか、切ったクリスマス・ツリーが運ばれてきました。それがこれ☝


タウンホールのクリスマス・ツリーは2本。


これも、よそから持ってこられた伐採生木です。

ライトアップは見事です。




日替わり。

紫がかったピンクと黄色の時もあります。


ブラモル・パーク内ブラモル・ホール。これも、どこからか運ばれてきたもの。


一般家庭が購入する、生木のクリスマスツリー。


このぐらいの大きさだと、日本円で一万円から、一万五千円と言ったところでしょうか。

職人があつらえた門松よりは安い?



これは、マンチェスターのタウンセンターで撮りました。


もって帰りやすいように、すでに網をかぶせてあります。


このあたりで見られる最大のクリスマス・ツリーは、ストックポートのショッピングセンターの前にドーンとたつ、これ。


この木もどこかに生えていたのを伐採して、もってきたんです。

すごい手間、費用も掛かったことでしょう。

ここ10年ほど、イギリスでも偽物のクリスマスツリーが人気です。

私のうちのも、偽物です。


枝を一本一本とりはずし、幹を二つに分けてコンパクトに収納できるようになっています。
飾りをつけて、形を整えればけっこう本物に見えるでしょう?

本物でなければ!という人のこだわりは強いようです。
松の香りが何とも言えないクリスマス気分にさせてくれるというのが大きな理由です。
子供のころからクリスマスと言えば、あの匂い!香りとともに郷愁に包まれるそんな気持ちはよくわかります。

門松で偽物の木を使うのは、かなりしょぼくさいですね(第一、そんなのありますか)

最近は門松をあつらえる日本の家庭は少ないと聞いています。

イギリスでは、たいていどこの家でも、イスラム原理主義者でもない限りクリスマス・ツリーを飾ります。
偽物を買って、毎年出して使う選択肢が加わって、手ごろに便利になりました。

クリスマスツリーの鉢植えも、もちろんあります。枯らしちゃう家庭も多いようですが・・・。
苗から育てる家庭もあるみたいですが、飾れるぐらい成長するころには子供も成長しちゃっていることでしょう。

ほとんどのお店やレストランの飾りつけにも、小振りの偽物タイプが使われています。

クリスマスの時期になると、テレビのトークショーや音楽番組でも、「あなたは偽物派?それとも本物派?」と毎年出演者が聞かれています。
それで、聞かれた人の性格やライフスタイルを診断する根拠にでもなるのか、世論を二分する大問題(おおげさ!)のようです。
まあ、軽い、時事ネタってことでしょう。


経済性や処分する手間を考えて偽物で充分、という人が増えてきているようですが、子供の頃から本物の木になじんできたわけでもない私は、育ちかけの木をたった1か月ちょっとのディスプレイのために伐採して、その後木材チップに再生したりすることもあるそうですが、たいていは枯らして処分してしまう・・・というところが大いに疑問なんです!

クリスマス・ツリー・ファームという、クリスマス・ツリー専門に栽培販売する農家があって、「一本切ったら、2本植樹」というような厳しい環境保護規準をクリアして営業しているらしいんですが、そういう問題ではなく・・・むごい・・・です。

家具や建材など長く残る用法のため伐採されるのだったら別ですが・・・。

ショッピングセンター前の巨大クリスマス・ツリー、20年は生きてきたのでは?
他にも、タウンセンターには2メートル以上の立派な伐採生木のクリスマスツリーがいっぱい。

これは、町はずれの原っぱに生えてます!


好感が持てる、生きた木の利用!

ドイツや北欧のイメージの、葉が下に垂れる、モミの木の仲間だと思われます。
クリスマスの飾りを下ろす時期が過ぎても、フェアリー・ライトはとり下ろされることなく、一年中かけられています。
電源が入るのは日が短くなった11月の半ば。

さて、例によって、クリスマスの準備が整った、私のうちのクリスマス・イヴ。



冷凍の七面鳥は朝から解凍され、冷蔵庫に移りました。

普通のフルーツ・ケーキを焼きました。


アイシングを施して、クリスマス・ケーキっぽくしたのですが・・・夫が大嫌いなのでアイシングは半分だけ。

今年のクリスマス・カードはホレイシオ2編。

  


Merry Christmas!




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クリスマスの2日前、週末のタウンセンター、昨日の濡れ毛布レポート

2017年12月21日 23時25分49秒 | 英国の、生活のひとコマ
クリスマスまで、残すところあと2日の昨日、23日、土曜日です。週末です。

町中、ものすごい混雑でした。

下の息子と、タウンセンターのちょっとはずれにある、巨大スーパーマーケット、テスコ・エクストラに行きました。









下の息子に上の息子と、私の夫へのプレゼントを買わせるためです。

写真を撮っていたら、下の息子に怒られました。知らない人のふりをされました)


この時期、イギリス中でものすごい数のビスケットやチョコレートの詰め合わせが売れまくります。

クリスマス・ディナーに招待されたすべてのゲストがワインとともに手土産に持参するみたいだし、小さ目の箱を郵便屋さんやゴミ屋さんに手渡すお年寄りは多いし、職場でも自由にとって食べられるように缶や箱が置いてあるし・・・

自宅用にも、いくつも買い込む人も多いです。

国中で消費されるチョコレートとビスケットの数は相当なものです。


このテスコ・エクストラは通常の食品、日用雑貨など、スーパーで売っているものすべての他に、衣料、家電、インテリア用品など、何もかも揃っています。

クリスマスプレゼント用のセレクションも実に豊富で、大勢へのプレゼントを一度に買う…なんて時に非常に重宝です。

息子が選んだプレゼント2点は・・・
兄に、コカ・コーラのビンテージボトル入りと、ビンテージグラス、真鍮の栓抜きの詰め合わせ、父親には、地元ストックポート醸造のエールとロゴ入りの1パイントグラスの詰め合わせ、を手早く選びました。決めるのに3分。

一刻も早く、混雑したスーパーを出たかった私たち。

はい、私たち二人は、燃えさかる火をけすwet blanket(濡れ毛布)です。
みんなが盛り上がっているときにつまらなそうな顔をして楽しみをぶち壊しにするタイプ。

いえ、昨日は誰も盛り上がっていませんでしたよ。
必死の形相で棚に残ったプレゼントや食品をバンバン トロリー(カート)に詰め込んで長い長いチェックアウト(レジ)の行列に並んでいました。

駐車場にも行列。
カフェのテーブルを片付ける人がいない。
ぐずる子供も多数。



そういえば、今日、24日のクリスマス・イヴは日本では恋人たちがロマンチックなデートをしたり、家族で鶏のもも肉を食べたりする、聖夜でしたね。

クリスマス・イヴは、イギリスでは、ただのクリスマス前日です。
平日だったら、会社は通常営業。ただし社員の大半は休暇をとって出勤していませんから、半戸おろした状態です。

まだ、買い物に駆け回っている人もいるはずです。

店によってはクリスマスの翌日から始める「ジャヌアリー・セール」の半額セールのために値札の付け替えなど今夜のうちに始めるところが多いようです。

我が家ではクリスマス・プレゼントは家族にのみ。
クリスマスカードもくださった方のみに出しています。
クリスマス・ディナーも家族のみ。気楽です。ディナーが終わったら、テレビが楽しみな、だらだらしたクリスマス当日。

・・・明日です。




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イギリスのクリスマスはしゃぎぶり、日本でもすでにおなじみの電飾編、おまけ、トナカイ男

2017年12月19日 22時06分29秒 | 英国の、生活のひとコマ
クリスマスの飾りのひとつで、なくては ならないのが、光の演出、イルミネーション。

日本でも「電飾」として公共のイルミネーションが人気だそうですね。

一般住宅のイルミネーション 標準スタイル。
1;

とってもきれい。

道に面した窓の内側に点滅する小さな白熱電球(または、カラフルな多色電灯、ベリーライトと呼ばれる赤)をちりばめた、すだれのようなのを取り付ける家もとても多いんです。

2;

窓辺にキャンドルを模した明かりを控えめにともす家庭もあります。
キリスト教信者であることが多いそうです。

そもそも、クリスマスに明かりをともすのはなぜなのか?
キリストが自らを「この世の光」と名乗ったことから、彼の降誕祭に灯をともして祝うことになった、というのが比較的よく知られた由来だそうです。

実は、私が日本にいた時、何かで読んだ説は・・・
街灯などなかった昔、真っ暗だった通りを明るく灯し、道行く人々が安全に通行できるよう、沿道の家々が窓辺にランプやろうそくの灯をともした、キリスト教精神のあらわれが、クリスマスの明かりの始まりだとか?

いい話だな、と感心したのですが、この話とクリスマスが どうかかわっているのか、今となっては不明です。

ちょっと調べてみたのですが、分かりませんでした!!

たしかに、クリスマスの直前、イギリスの日照時間は一年で最も短く、5時、6時頃には外はもう真っ暗。
窓辺にともるロウソクの明かりを見て、道行く人々はキリスト教の隣人愛をさぞ心強く感じたことでしょう。

…と言っても、昨今のイギリスのクリスマスは本当に信仰している人々をのぞき、キリスト教とはほとんど無縁の、家族が親交を温め、宗教とは関係なく、世界人類の平和と幸福を願う時、ということになっています。

灯をともす習慣も、常緑樹を飾る習慣も、実はキリスト教が伝来する以前のヨーロッパの古代信仰の名ごりである、という説も確信をもって語られています。

火をあがめ、生命力と再生の象徴である樹木を飾って拝むのって、寒くて暗い、何も楽しいことのなさそうな12月終わりのヨーロッパの人たちにとって、けっこう楽しいことだったのかもしれませんね。
収穫を終え、家畜をし、飲んだり食べたりして楽しむいい口実にもなっていたらしいです。

キリスト教を信仰することになってから、ちょうどこの時期に生まれたらしいキリストの降誕祭と一緒くたにして祝うことにしたらしいですよ。

キリスト教が生活全体を支配した、古代邪教めいたことが厳禁だった長い間も、この楽し気な習慣がキリスト教の教義とオーバーラップして残っているということです。

で・・・


3;


4;

5;

すべて、うちの近所!

古代の信仰やキリスト教と、何か関係あるのか、この電気料金が心配になる電飾合戦。ほんの一例。

実は以上の3軒は、すべて同じ通り。両側に5軒ずつ並ぶ、私の家と同じ1970年代に開発された、短い行き止まりの通りです。

3;の写真の、中央、イグルー(氷の家)の内部ではディスコ・パーティーの真っ最中のようです。色とりどりのスポットライトが点滅しながらぐるぐる回っています。
6;

すべて、点滅作用と、動きつき。色や出る形態が刻々と変わるのでシャッターを切った瞬間と次の1秒後にはディスプレイが全く違います。

隣同士、通り全体で申し合わせたように電飾に凝る場合が実は非常に多いのです!

そう、電飾、家の外に向けたディスプレイはすべて、ご近所への心遣い。周りがやるなら、うちも何もやらないわけにはいかない…という心理は日本もイギリスもあまり変わりません。

通りの中でも特に張り切っている3軒だけ写真を撮りましたが他の家もすべて、何らかの、少なくとも標準よりは手をかけた電飾を施しています。

この通りは、12月の最初の土曜日に一斉にシャンペンを抜いて掛け声とともに電源をいれる「灯り初め」をすることで近所中に知れわたっています。

この通りでは「濡れ毛布」は通用しないらしい・・・。

通りで申し合わせたように連隊ディスプレイをする場合はともかく、個人的に張り切っているのは、どちらかというと、地域と連帯感を持っていたいと強く思っているらしいお年寄り家庭が多いようです。


写真2;のような、光る「ブロウアップ・フィギュア(膨らますタイプ)」の巨大サンタと、プレゼントを積んだそりを毎年屋根に載せていたおじいさんが近所にいます。(うちの上の息子のお友達のおじいさんです)

一瞬バスでその家の前を通りすぎる時、乗り合わせた5,6人の子供たちが一斉に「サンタクロースだー!」と歓声を上げたのが忘れられません。

この近所で育ったひとたちには、この家の「屋根の上のサンタ」は忘れられないクリスマスの思い出のひとつのようなのです。

ご夫婦そろってお元気ですが、孫が大きくなった数年前から、屋根に上るのも困難になって飾りがパワーダウンしました。
現在は、生垣や立ち木に絡めた「デュー・ドロップ(しずく)」と、軒下に下げた「アイシクル(つらら)」の点滅ライトのみの飾りです。

それでも、元気なうちは、地域コミュニュティーに少しでも貢献すべく、電飾を続けているようです。

屋外の明かりのディスプレイは たしかに道行く人々、地域の隣人に喜びを与える、あるいはクリスマス気分を分かち合う隣人愛のしるしです。家の外を照らす、窓辺の明かりと関連づけることができなくも…ないですね。

写真があまりよくとれていなくて残念ですが、プロを雇って毎年施す無秩序、やりすぎ電飾。
7;

知り合いのお宅。
8;

ご主人は電気技師。

私の家の控えめな窓飾り。
9;

「チェイサー」と言って、白い明かりが点滅しながら左から右へ移動します。

うちの通りは、数年前に張り切り家庭2軒が引っ越していったあと、濡れ毛布気味です。


おまけ。

昨日、ストックポート・タウンセンターの中央郵便局に行ったら、郵便局長がトナカイでした。


窓口に並ばなくても自分で計って小荷物を送れる最新マシンの使い方を利用者に説明しまわっていました。

普通、トナカイの角を頭につけた中年男に郵便局で声をかけられたら、ひるみますよね。



昨日は町中、何らかの扮装(サンタ、エルフ、トナカイ、七面鳥)をしているか、「クリスマス・ジャンパー」を着ているか、郵便局長のような「ヘッド・ドレス(サンタ/エルフの帽子、トナカイのツノ、エルフのとんがった耳、バネでビヨンビヨンする芽キャベツ等)」を装着している人たちであふれかえっていました。

店員だけではなく、銀行員も清掃職員も役所の窓口係員も警備員も、申し合わせたようにクリスマス装備です。

イギリスのクリスマス前の週の、ありふれた光景です。




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ミステリアスな霧の午後、にぎやかなスーパーはキッチュなクリスマス・ジャンパーの宝庫!

2017年12月19日 09時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
霧のストックポート、昨日の午後です。
一日中 濃い霧で、見通しが悪く、空気が冷たく湿っていました。

ストックポートのマーケット・プレイスの教会、セント・メアリーズ St.Mary's。





まだ、午後の3時40分ごろでした。



写真を撮ったのは、ストックポート・タウンセンターの、スーパー、アスダの立体駐車場の上階。





魔法の世界のようなミステリアスな外の風景と打って変わって・・・

アスダの内部。入口付近の窓に陳列された・・・


・・・☝アスダのオリジナル ノーム。売り物です。
ノームというのは、もともと北欧伝説に出てくる庭小人というか、妖精なんだそうです。
たいてい、2~3頭身のずんぐりむっくりした白髪白髭のおじいさんで、小鳥を手や肩にとまらせたり、釣り竿を担いでいることが多いです。
レトロでキッチュな庭のマスコットというか、お守りとして、イギリスでは人気です。

通常、緑の上着に茶色いズボンですが季節限定のサンタ衣装。

サンタ夫人まで!
普通は少年のエルフ(サンタのお手伝い小人)まで白髪白髭のノーム版!

変態的な薄気味悪さ!
誰が買うんだろう。

クリスマス・ディナーに招待されたいたずら者が嫌がらせにお土産として持ち込むとしか買う目的が考えられません。

スーパー、アスダは価格が安いので知られる、大手スーパーのひとつです。

クリスマス間近の殺人的混雑を避けて、昨日買い出しに行きました。

必要なものはおおかた買い込みました。
他に思い付いた半端なものは、近所の価格が少し割高の、コンビニ等で買い足してもいいでしょう。

駐車場はぞっとするほどいっぱいでした。

店内は、駐車場の混雑のわりには、空いていました。

通常よりにぎわっていたのは確かです。クリスマスの一週間前ですから。
町にクリスマス・プレゼントを買いに来た大勢の買い物客が、駐車場をちゃっかり利用しているようです。

街なかの、大型スーパーはすべて、5ポンド以上買い物をした客に、無料で2時間まで駐車スペースを提供しています。

この時期のスーパーはキッチュ衣料の宝庫!

クリスマス・プレゼントの定番、靴下!


男性用、もちろんジョークです。
クリスマスが終わって履いている人がいたらお目にかかりたい。

ティーシャツ。


女性用セーター。


「クリスマス・ジャンパー(クリスマス定番モチーフのセーター)」のファッション・バージョンのつもりでしょう。

この裏側にも、もうちょっと恥ずかしさの増す「伝統的な」柄バージョンが多数ありました。

まんなかに雪だるま、ルードルフ(赤鼻のトナカイさん)、クリスマス・プディング、を配したものやサンタやエルフの衣装を模したもの、などです。

男性用のセーターも別の場所にありました。

子供用は、かわいいですね!
  

この日は、アスダ店内に、通常より多めに配置されたスタッフ全員が、店の売り物の「クリスマス・ジャンパー」を着て接客をしていました。
クリスマス・ジャンパーを着て来店した客も多数。

サンタの帽子をかぶったダースべーダーのセーターを着て突っ立っていた男性に「失礼ですが、店員さん?」と声をかけたら、「さっきも聞かれたけど、違うよ!」と言われました。

まぎらわしい。
「濡れ毛布」の私は本当にクリスマスにはうんざり。


比較的、高級志向のスーパー、セインズベリーで。


エルフ elf に self check-out(自分で会計するレジ)をかけた、情けないダジャレ。ちょっとかわいいです。

前回の記事も併せて読んで下さい!説明の補足として。
クリスマス気分満載!ショーウィンドウのあれこれ


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クリスマス気分満載!ショーウィンドウのあれこれ

2017年12月17日 00時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
イギリスの冬、12月、あわただしいクリスマスの準備期間・・・国中こぞってものすごい数のクリスマスプレゼントを買いまわっています。クリスマス・ショッピングの季節です!

クリスマス・ショッピングと言えば!ショーウィンドウ。

12月7日の記事の続きです。
リンクを下に貼りました↓

クリスマスの飾り、ショーウィンドー編
開いて、ぜひ読んで下さい!

うちの近所の、ユニフォーム・ショップ。


そう、同じ通りに実は3軒、「制服」を売る個人商店があるのです。
☝上にリンクを貼った記事の他の2店は、それぞれ、作業服、学校の制服に力をいれています。
この店は、学校指定の体操服や通学用の校章入りトレイナーなども売っていますが、もともとスポーツ・ウェアに力を入れているのです。

やはりクリスマス・プレゼントを飾りに取り入れていますが、センスが混とんを極めています。
左の男性ウィンドウ・ダミ―(マネキン)は普段は地元アマチュア・ラグビークラブのユニフォームか柔道着を着せられています。
12月に入ると、季節感たっぷり、まったく似合わないサンタの衣装を着せられて締まりがないこと、この上ないですね。
子供用の、プレゼントを積んだプラスチックのそりのひもまで持たされています。

このサンタの衣装は売り物ではないようです。

この時期、サンタの衣装のバリエーションをはじめとした、クリスマス模様のセーター「クリスマス・ジャンパー」を、公共の場に着ていく人の、なんと多いことか!

超低価格のファッションデパート、プライマーク、マンチェスター店のウィンドーディスプレイ。


ほとんどすべての、着るものを扱う店で売られているものですから、ついつい、職場や、パーティーに着ていきたくなっちゃう人々が続出なのもうなずけます。

いくら、美男美女のモデルが着たって、ダサいものは…ダサい。


どちらかというと、おばあさんに好まれる、ピーコック(若い人や子供向けの服も売っています)のストックポート店。


家族でルードルフ(赤鼻のトナカイさん)のおそろいセーター、ほほえましいですね。
家で着ている分には、文句もないのですが・・・

昨日、ショーウィンドウをちょっとお見せした、全国展開の高級志向のデパート、マークス&スペンサー(M&S)のマンチェスター店。


入口、入ったところで出迎える、金ぴかクマのパディントンと、警備員。
現在上映中の映画、Padington 2 とタイアップしてキャンペーンを張っているようです。


クリスマスムードを満点に盛り上げる、クリスマス・ジャンパーをショーウィンド―に並べなかったのは、ウィンドーディスプレイのセンスが良いことで知られる、M&Sの意地と誇りかもしれません。

他の店よりも比較的控えめでダサさを軽減したクリスマス・ジャンパーがパディントンの後ろに並びます。


さすが、M&S! 警備員も、スーツを着用、ソフトムードを醸し出しています。
ああ、靴がごついワーク・ブーツ、惜しい!

この時期、スーパーの警備員の多くは、制服にサンタの帽子かエルフ(サンタのお手伝い小人)の帽子をかぶって楽しいムードで万引きに厳しく目を光らせているのですが、全然、有能に見えません!

ええっと、もしかして私、英語でいう「wet blanket」でしょうか?火を消す濡れた毛布
みんなが楽しんでいる時につまらなそうな顔をして、楽しみをぶち壊しにする人のこと・・・

私が、ボランティアとしてお手伝いしているチャリティ・ショップ、オックスファムで売っているミニ・ドレス。



私がかつて目にしてきたクリスマステーマの服の中で一番趣味の悪い逸品。
4ポンド99ペンス。(750円)
善意の寄付品です。
店頭に出てから、一週間・・・昨日店を訪ねた時に、まだありました。
売れるかどうか、見ものです。職場のパーティーにウケねらいで着ていく若い女性がもしかしたら、いるかもしれません。
売り上げは、貧困に苦しむ地域の援助に充てられます。

ショーウィンド―の話題を続けます。

ストックポートのボンマルシェ。


ストックポートのプライマーク(マンチェスター店より大きいんです)


ストックポートの…どこだったか忘れました。


クリスマスのショーウィンドウに、なぜか毎年登場する、パジャマ、ナイトシャツ、ナイトガウンといったスリープウェアのセレクション。

クリスマスと言えば寝間着!
どこのデパートも、衣料メーカーも驚くほどスリープウェアに力を入れています。

靴下と並んで、プレゼントの定番らしいのです。
靴下はもらってうれしくない!ジョークにもなっている過去の定番かもしれません。

クリスマスの朝、パジャマを着たままクリスマス・プレゼントを開ける家庭が多いことから、パジャマはクリスマスの家庭団らんの象徴のイメージにつながるのかもしれません。

クリスマスに毎年、寝間着類を新調する人がけっこういます。
プレゼントにもらっちゃうからですね。
私は、クリスマスが終わって、半額になったころによく買いますが、クリスマスっぽい柄や、光る糸が織り込んであるような季節限定デザインのものは気を付けて避けるようにしています。


マンチェスターの、M&S。


わかりにくいですね。
クリスマスツリーのてっぺんに、トップ・スターをのせる、クリスマスの飾り付けのハイライトシーンです。

パジャマのズボンをはいた女性の下半身だけがディスプレイされています。
クリスマス・ツリーのてっぺんと女性の上半身は途中でちょんぎれて見えません。

月並みな、クリスマス・ジャンパーと、パジャマのディスプレイを意図して避けたM&S、お見事です!

おっと、思い切りラフなパジャマの着付け、何気なく屋根の上設定でご披露しています。


今年のクリスマス・キャンペーンのマスコット、パディントンを起用した、わざとらしいほどにロンドン!を強調したテーマはおしゃれです。




がしかし、金ぴかのパディントン、成金趣味であまりかわいくないと思うのですが・・・やっぱり私は、濡れ毛布?


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12月のマンチェスター、クリスマスにはまだ ちょっと間がある 平日の午後

2017年12月15日 20時56分14秒 | 英国の、生活のひとコマ
クリスマスまで、あと10日余り、用事がなければ避けたい、人でいっぱいの 12月半ばのマンチェスターのショッピングエリア。

マンチェスターまで足を運ばなくてはならない事情があったのです!

厳密には、用があったのは ショッピングエリアの中心からはちょっと離れた場所だったのですが...

どうせ来たのだし、ものすごい数のショッピング客が目の色を変えて 人込みをかき分け ものすごい数のクリスマスプレゼントを買いあさっている 狂乱のショッピングエリアをちょっと覗いていくことにしました。

平日です。
12月のショッピングエリアで動悸がしたり、めまいを感じた年もあったのですが、この日はそれほど酷い人ゴミでも殺気立った雰囲気でもありませんでした。
まだ、クリスマスまではちょっと間があります。


冬のマンチェスター名物、町中に広がるものすごい規模の クリスマス・マーケット Manchester Christmas Market


...の、ごくごく、一部。

平日なのに、すごい人出です。
お昼時でもあるので、職場の休み時間に抜け出してきた人たちもかなりいるようです。

毎年ドイツ人がこの場所に店を出す、ジャーマン・ソーセージ屋。


イギリスではもう、ジャーマン・ソーセージはクリスマスの風物詩のひとつのようになっています。

日本でソーセージと言えば この「ドイツ風」ですよね。
日本では「フランクフルト・ソーセージ」と呼んでいたと思います。

イギリスのソーセージは、薄い皮に豚ひき肉とハーブと小麦粉が詰まった、炒めて調理された後も噛むと皮からホロホロと熱いひき肉がこぼれ出てくる日本では全くなじみのない生タイプなのです。

イギリスではジャーマン・ソーセージはこの時期のクリスマス・マーケットでしか食べられません。
(もちろん、一年中売っている店や、食べさせるドイツ料理やなどもあるはずですが、クリスマス前にクリスマス・マーケットで店を出しているドイツ人から買って食べるもの、という認識が浸透しているのです)


私が今回食べてみたのは、ドイツのストリートフード、ベルリン・カリ―・ボワスト Berlin currywurst  。


ジャーマン・ソーセージの輪切りが、ケチャップでカレー粉を溶いた甘辛いソースにどぶっと浸かっています。
パンと、立ち食いフィッシュ&チップス用の、(イギリスの)木の二又フォークが付いてきます。

ものすごーく安っぽい!というか、子供っぽい味でした。
あまり認めたくないけど...おいしかったです!

ドイツでは大人がビールをぐびぐび飲みながら食べるみたいですね!
のどが渇きました。

このくどいソースをソーセージに塗りたくって炙りやきにする食べ方もあるそうです。



ソーセージ屋の前のデパート、マークス&スペンサー Marks & Spencer (M&S) のウィンドウ・ドレッシング(ショーウィンドウの飾りつけ)は、センスが良いと、好評です。


今年のクリスマスキャンペーンには、クマのパディントンが、企業マスコットとして使われています。
今、劇場公開中の 「Paddington 2」とタイアップ、イギリスではあまりみない商法です。



クリスマスのショーウィンドウにはクリスマスプレゼントを使った飾りつけが圧倒的に多いんです。
特に、デパートをはじめとする、商店全般で。

プレゼントを買え!という暗示を消費者にかけるサブリミナル効果でも狙っているのかもしれません。


ちょっと、M&Sのショーウィンドウをご紹介したついでに、明日からはまた、イギリスのクリスマス・ショーウィンドウについて、もう一度書いてみるつもりです。

明日、更新するのかって?
します!








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クリスマス・カードの題材!雪の降った翌朝のブラモル・パーク、オシドリの複雑な男女関係!

2017年12月13日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺


ー昨日、前日の夜に降ったこの冬2度目の雪が日光にキラキラ光る、素晴らしい朝でした。

氷点下、近所のブラモル・パーク Bramhall Park に写真を撮りに行きました。

クリスマス・カードのモチーフのような美しさでした。(雪はもうすでに、かなりとけかかっていたのですが・・・)



息も凍る寒い朝です。



と言っても、太陽がほぼま上にある日の半ば。


ブラモル・ホールへの近道、なだらかな丘の階段です。



犬の散歩をする人が2、3人いるだけのブラモル・パーク。

丘の上にたつチューダー様式の大邸宅、ブラモル・ホールの裏側をほぼ同じ高さから眺望できる写真撮影の人気スポットです。


ぐうぜん行き合わせた私を含め、3人が、かわりばんこに写真を撮りました。
他の2人は、退職後写真が趣味です、っといった風情の、立派なカメラを首から下げた年配の男性。

おはようございます、寒いですね、美しいですね、と知らない人どうし、まったく同じ決まり言葉であいさつを交わしあいました。

丘の下、池の端でも、写真を撮っている別の年配の男性に会いました。
やはり、レンズ交換式のプロの写真家のようなカメラを持っていました。

ブラモル・ホール正面。


丘の下の池を見下ろす、見晴らしベンチの横に建つ、樹齢400年の樫の木。


階段を下りて、池のある丘の下へ。



ふたつあるうちの、小さいほうの池。


・・・凍っています。



大きい方の池も、もちろん凍っています。

氷の上をすべるように歩き回るカモ。


数年前は、2羽ぐらいしかいなかったはずの、人目に付く、オシドリ、いつの間にか、こんなに増えていたなんて!


8羽ぐらいは、いました。

撮影に成功、オシドリ夫婦!


…じゃなくって、もちろんこのハデハデなのはどちらもオスですね。

左の地味なのが、メス。


なんだか、人口比では、オスの割合が異常に高いようです。
男女関係がややこしそうです。


広大な植林地の入り口。





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クリスマスの飾り、店内編 

2017年12月09日 23時56分55秒 | 英国の、生活のひとコマ


イギリスのクリスマス!

ショーウィンドーのクリスマス飾りも、見ごたえがありますが、今回のテーマは、店内のバンティング

御幣のように ひもで連ねた 紙の飾りです。

前回使った写真です、悪しからず。
ストックポート・マーケット・ホール。


☝これが、本来のバンティング。

夏の屋外パーティーや フェスティバルに欠かせません。
近ごろはカントリーテイストの室内飾りとしても引っ張りだこの、三角をつなぎ合わせた レトロな飾り。


比較的 高級志向のスーパーマーケット、セインズベリーのバンティング。


ボーブル(ガラスの飾り玉)に、おなじみのクリスマス風景がプリントされています。正統派。


コ・オペレティブ(略してコープ)の バンティング。


セーターに、ベツレヘムの星、ボーブル、クリスマスプディング、雪の結晶・・・とクリスマスの定番モチーフがプリントされていますが、洗濯物干しみたいですね・・・

12月になると、アクリルのペラペラ素材の「クリスマス・ジャンパー(クリスマス柄のセーター)」をパーティーや職場に着て来る おどけ者が けっこういます。

正面にルードルフ(赤鼻のトナカイ)や雪だるま、クリスマスプディングなどの コミカルなモチーフがドカンと配置された、いかにもセンスがないのを強調したデザインで、着ている本人が 人気のない人だったりするとちょっと悲しい・・・あまり感心しない、おなじみの クリスマス風物です。・・・まあ、みんなが楽しんでいるんだから 水をさすことを言うのはやめましょう。

店内に張り巡らせる意図がちょっと不明な不思議な意匠です。

スーパー、テスコの無機質な雪の結晶の連続。


今回、これが一番、芸がないというか手を抜いている印象です。
数年前、テスコで このバンティングに使われているのと全く同じ 雪の結晶模様がちりばめられた 格安のクリスマス用 ラッピングペーパーを買ったことがあります。
5本巻きが3ポンドぐらいでした。

消費者が忘れた と思って、新たにデザインを起こす手間を省いているのかもしれませんが、私は覚えています!
半額セール時に何本も買って、いまだに使っている倹約家もいるかもしれません。


私が、ボランティアとして 週一回お手伝いしている、チャリティ・ショップの、オックスファム Oxfam のバンティング。


おなじみ、雪の結晶のデザインです。



よく見ると、ハチ、ニンジン、スコップ、鉛筆、麦の穂,水道管など、オックスファムの活動内容を表すモチーフが、雪の結晶をかたち作っている秀逸なデザイン!

オックスファムは イギリスのオックスフォード発祥の、「イギリスの良心の結晶」ともいわれている、国際慈善団体です。

世界中の貧困と、社会不正と戦うために基金集めをしています。

善意の基金を使って、慢性的な貧困に苦しむ発展途上国や 災害や飢饉に見舞われた地域に、金銭的、物質的援助のみならず、自立支援、生活指導など多岐にわたる援助を提供しています。

チャリティ・ショップは、主に一般の人に寄付された 衣類や雑貨や本、協賛企業に寄付された未使用のブランド品を販売しています。


収益はすべて援助の基金にまわされます。

日本を含む、世界90か国で活動を展開しています。


バンターを見れば活動内容がわかりますね。

ニンジンと麦の穂は食糧物資の援助と農業支援、鉛筆は教育支援、水道管は清潔な飲料水の提供(大切なことです。大勢の子供が汚い ため水を飲んで赤痢やコレラにかかっています!)ハチは養蜂の指導でもしているんでしょうか。こんど、お客様に聞かれたときにこたえられるようボランティアが読んでおくべき活動内容の資料を読み直してみます。


オリジナルのクリスマス・カードやラッピング・ペーパーも売っています。


貧困に苦しむ地域の、特に女性の自立を支援するために、地域の伝統工芸技術を使った製品を生産するワークショップも運営しています。
製品は、オンラインやチャリティ・ショップで販売されています。


オックスファムも含め、チャリティ・ショップは、英連邦全域に約11,200店舗あるそうです。

その80%がイングランドに集中しています。

実にたくさんの種類のチャリティ団体が店を出しています。

がん研究、がんと闘う人々の支援、児童虐待 動物虐待をやめさせる団体、ホームレスへの支援、傷病兵への支援・・・種類は数え切れません。

日本によくある、「リサイクル・ショップ」の類はイギリスでは、ほとんど見かけません。
チャリティ・ショップに不用品を寄付する方が、社会に貢献する満足感をわずかながらも与えてくれるので、一般に浸透しているからです。

近ごろは、イギリスでもイーベイなどで不用品を売り、少しでも現金を得ようとする人が増えてはいるそうですが・・・。

不況です!ポンド通貨の価値が対外貨でぐんぐん下がっています!
それなのになぜかインフレも起こっています。

もちろん!ブレクジット(EU 離脱)のせいですよ!

EU離脱に投票した人達、誰よ!?移民嫌い、国粋主義者、メートル法でお買い物するのに いつまでたっても慣れないお年寄り・・・?

戦乱で国を追われた難民や、飢饉や疫病に苦しむ途上国の心配どころじゃないっ、という物質文明に目がくらんだイギリス人が増えてきたように思います。

イギリスってこんな国だったかな…

他人の幸せと、世界の平安を願うべき、このクリスマス時期に考えてみるべきことかもしれません。

オックスファムの活動内容と、イギリスの消費生活になくてはならないチャリティショップ全般について、また書く機会があるかと思います。



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クリスマスの飾り、ショーウィンドー編

2017年12月07日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
イギリスのクリスマス、続きです。

すべて、うちの近所で撮った、一般の個人商店の写真です。


作業服の専門店。


安全ベストなどを売る、工事現場や路上で作業をする人たち相手のビジネスですが、ベルベット調の真っ赤なリボンでショーウィンドーを巨大なプレゼントに見立てた、なかなか軟派な飾りつけです。

玄人センスのウィンドウ・ドレッシング!と思っていたら、偶然見かけた店舗ディスプレイ用品を売るウェッブサイトで このリボン飾りを見つけました!

なーんだ、お店のオリジナルのアイデアじゃないのね。

生花店。


クリスマスは書入れ時の花屋さん、どこも飾りつけに手をかけています。
生木のクリスマス・ツリー、生木を使ったクリスマス・リース、暖炉や、クリスマスのテーブルを飾る松の枝や柊の枝、ポインセチアや、クリスマス・ローズなどの鉢物など 季節限定品で店外にも売り物を広げて、クリスマス・ムードたっぷり。


刺繍やプリントのロゴを入れてくれる制服、作業服を販売している店です。


同じ短い商店街の通りに、2軒も作業服屋があるのがちょっと意外です。
上の写真の店は、工事現場や厨房で働く人のための 安全や機能性を考慮した、専門性の高い作業服を売っていますが、この店は、学校の制服を主に扱っています。

うちの息子2人の公立学校用の、校章の入ったトレイナー、ブレザー、セーター、体操服など、すべてここであつらえました。

職場用は、トレーナー、ポロシャツ、エプロンなど各色そろった、普通のカジュアルウェアーが主流です。会社名やロゴなど、少数から刺繍してくれます。

クリスマスムード満点の、恥ずかしい 「クリスマス・ジャンパー」、もちろん、特別に仕入れた季節限定品ですが、なぜ、制服店に・・・?

ちょっと考えて、思いつきました!販売員や、受付スタッフなど、従業員に着せるのです!
この手のマヌケなクリスマス・ジャンパーを着て接客している店員さんが、この時期、けっこういます。

私だったら着たくない!と思うのですが、ほとんどの人は自前らしいトナカイのツノを頭につけたり、サンタの帽子をかぶって大乗り気で着てい(るように見え)ます。

ああ、今年も写真を撮りました!季節の装いが痛々しい、肉屋のハムきり人形。


ハロウィーンの頃にはウェアウルフ(おおかみ男)の仮面をかぶって人間の太腿を切断していたのですが、そのころから、包丁を持った手を上下する単調な動きが止まっていました。

壊れたんだそうです。

さてクイズです。
うちの近所の商店街で集めた、以上のクリスマス飾りの、共通した、モチーフは?

プレゼント! (よく見ないと見つからないのもありますが)

クリスマスの朝、クリスマス・ツリーの下に積まれたクリスマス・プレゼントを一家全員で開ける のは、子供たちにとって、クリスマスの あるいは一年の 最大のハイライトです。

と言っても、子供時代をイギリスで過ごしたわけではない私には、何の感傷も、思いいれもありません。
子供が2人いるので、「郷に入れば郷に従え」式に、少なくとも子供が小さいうちは・・・義務的に毎年繰り返していた行事です。

兄弟の多いうちの夫には甥や姪がたくさんいるので、みんなが小さかったときは、本当に大変でした。
申し合わせて、大人へのプレゼントは、家族以外 割愛しましたが、一番多い時は、私一人で、60点用意した年がありました。

8割ぐらいはうちの子供用。

クリスマスの朝に包み紙を歓声とともに開ける行事を盛り上げるために、学用品や、手袋、新しいお弁当箱までつつみました!

そう、数が多くても、我が家は質素なほうなのです!

クリスマスプレゼントのために毎年一年、積立をしている人はとてもたくさんいますし、クリスマス互助会のようなものもあります。クリスマス負債も珍しいことではありません。

賢い人は、ここ10年来、クリスマスの翌日にはじまる「ボクシングデイ・セール」で半額になった商品を翌年のクリスマス・プレゼント用に買い込みます。

20も30も、親戚中から、親の友達から、ありとあらゆる知り合いの大人から 、サンタさんからも おもちゃやガジェット(ゲーム機など)のプレゼントをもらう子供たちは、本当に幸せなのか?

・・・毎年、毎年、至極もっともな疑問がマスコミなどで語られます。
私がイギリスで子供を持ってから、20年、子供への影響を考えて、やめるべき、いやいや、一年に一度ぐらいは甘やかされた幸せな思い出が必要だ等々、さまざまな意見を耳にしてきました。

イギリスの 子供に大量のプレゼントを与える習慣は、未だに 続いています。
経済効果も無視できないのかもしれませんね。

子供の欲しがるプレゼントを買ってやる余裕のない親たちの苦悩はおおきいですよ。

クリスマスの時に子供のために使った金額で愛情の深さが量られると思い込んでいる親もいるようです。

ヨーロッパの他の国々では、親が自分の子供のために、1;ほしがるものを一つだけ、2;本を一冊、3;靴下一足、4;果物とチョコレートなど、お菓子、5;学用品など必要なもの一品、の5品だけ与える運動が浸透してきているといいます。

イギリスにも、実行しようとしている親はいるようです。
フェイスブックを利用した呼びかけもありました。

60代のうちの夫が子供の頃は、それが標準だった、ということですが・・・

今はもう、滝水のようなプレゼント習慣、止まりません。
よその家庭でやっていることを自分の子供にしてやらない というのは とても勇気がいること!なんですよね。

イギリスの、今の若い世代は、日本人が思っているより、ずうううっと物質的ですよ。
物欲が強く、ブランド物や最新のスマートフォン、ゲーム機などへの関心がとても高いんです。

欲しかった物が手に入った時の嬉しさは大人になっても変わりませんね。だけど、今の若い人たちは それに飽きるまでの時間が 短かすぎるような気がします。
ゲーム機やスマートフォンなど、まだ使えるのに、新機種が出たらすぐに買い換える、持っているものに満足できない人たちが今のイギリスには多すぎる気がします。

毎年毎年、クリスマス・ツリーの下で開けられるのを待っている、大量のクリスマス・プレゼントがその原因だ、という説に十分納得できます。

ひとつ 包みを開けたら、もうひとつ、またひとつ・・・30分に30個も もらったプレゼントを開け続けたら、ひとつひとつへの ありがたみが 減る、というものです!

大人同士のプレゼント交換も常軌を逸しています・・・。この話は、またいずれ。



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ご無沙汰のお詫びとドラマチックな日没写真

2017年12月06日 23時03分27秒 | ストックポートとその周辺
ご無沙汰しています。

ストックポート日報、予告なしに休刊状態です。
毎日アクセスしてくださっている読者の皆さま、本当にごめんなさい!

実はカメラが壊れて写真の掲載が難しくなっていました。

念願の、ちょっぴりアップデートしたバージョンのスマートフォンを購入しました!

スマートフォンで撮った写真を掲載してみます。

明日には復刊の予定です!

12月1日の、ドラマチックな夕焼けの写真です。





陽が短くなってきています。

2017年12月7日木曜日のストックポートの日没時間は、ロンドンより4分早い15時50分です。
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季節感、マヌケ感たっぷり!12月の曇り空の下、サンタクロースのケープを着せられた木彫りのフクロウのコスプレ

2017年12月03日 00時19分48秒 | 英国の、生活のひとコマ
いよいよ、12月です。
私にとってはゆううつな、イギリス人にとっては一年中で最も心のはずむ、クリスマスの季節です。

クリスマス飾り、ショッピングセンターでは11月には すでに始まっていました。

クリスマス(12月25日)の12日前までは本来、飾り付けをしないものなのだそうです。

クリスマス・イブにクリスマス・ツリーを飾る家庭も昔は多かったと聞きますが・・・

今年こそは、クリスマスの話題を避けようと思っているのですが・・・やっぱり写真を撮ってしまいました。




ストックポート日報 ではすっかりおなじみの、住宅街の一角の小さな保護樹林地帯の、木彫りのフクロウ、ヴェーラ


去年はサンタクロースの帽子をかぶらされていただけですが、今年はケープまで!



マフラーがわりのティンセルまでまいています。分身の伐採した木にのっている小さなクリスマス・ツリーは絶対に不要です!

いったい誰が企画したのか、マヌケすぎます。

夏の終わりごろ、防水のための にリンシード・オイルか何かを木肌に塗りたくられたようです。
酒焼けしたかのように全身赤らんでいます。

イギリス観光/生活ブログの ストックポート日報に、12月の、クリスマス色に染まる喧騒のイギリスの話題は逃せませんね。

今日から毎日少しずつ写真を撮ってお目にかけます。

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