日曜日と月曜日の午前10時半から11時ごろにかけて、うちのネコ2匹の「おひるごはん要求デモ行為」が激化しました。
仲良く母息子ペアでうちにやってきたリヴィーとティブですが、ティブの成長につれてお互いの存在が癇に障り始めたようです。日中ほとんど行動は別です。
顔を合わせて「フーッ」「シャーッ」といった親子口論もしょっちゅうします。
ただ、お気に入りの寝場所は偶然ー致しているようです。今日の写真はそんな2匹の同じ空間を分け合う寝姿です。
私より遅く起きる夫が雑にベッドメーキングをした後すぐにベッドを占領します。私はホテルのようにビシーッと寝具を整えてベッドカバーを枕の下に折り込むのが好きなのですがネコに居座られるとそれができません。冬の寝具の手入れも途中で中断です。
...おひるごはんの件です。
私のうちのネコのエサやりスケジュールです; 朝食は私が起きる7時半ごろにドライフード(ビスケット)を、昼食は12時にウェット・フード(市販の煮凝り状のキャットフード)を、夜食は夜の10時すぎてから多めのビスケットを...と、決めています。
昼食の12時に自宅にいない場合、朝食のビスケットを多めにやります。
2匹を斡旋してくれた保護ネコセンターでは、総合栄養食であるビスケットだけを1日に2回、多めにやるように言われたのですが夫が「やわらかい肉を食べられないのはかわいそうだ」なんて言うものですからウェットフードを加えて3回のエサやりになりました。
退屈なドライフードは何回にも分けて、お腹が空いた時にだけ食べますが、ウェットフードは1回でペロッと食べてしまうので、おいしいんでしょうね。
話かわって日曜日(10月7日)の夜半、英国の夏時間 British Summer Time (=BST)が終わりました。夏時間終了 Winter Time Change です。
日曜の午前1時が午前0時になるというややこしさです。朝起きて家中の時計を1時間遅らせます。私は実は時間が変わることを忘れていました。テレビ画面に出てくる時間が違うので気がつきました。私より遅く起きてきた夫は前日に知っていたようです。前日、土曜日の就寝時に先回りして時計の針を遅らせておく家庭が多いようです。
スマートフォンの時計とキッチンのラジオ電波時計は、自分たちで判断して1時間もどっていました。なんて賢いんでしょう。
ネコたちには時間の概念がないはずですが、正確な「腹時計」を持っているようなのです!
夏時間の正午ごろにおひるごはんの催促をしはじめるのですから。椅子や食器棚の上にあがり、私たちの顔に近い高さでしきりに話しかけます。「俺のメシは?」「もうごはんの時間じゃないの?」と。それなりに賢いと言えるでしょう。
声高に要求しながら足もとを縫うようにクネクネ歩かれるとネコがキッチンの床いっぱいに23匹ぐらいいるように感じます。
夫が「12時になるまでやってはいけない」と頑として主張するものですから、1日のお楽しみ、ウェットフードが(感覚的には)1時間おあずけになりました。2日続いて...です。今日あたりなれるでしょう。
春と秋に時間が変わるのは、非常にわずらわしく、夫を含めた多くの人が「ナンセンスだからやめるべし」と主張しています。
私は、季節の変わり目を感じる「暦」のような行事として親しんでいるのですが。「ああ、もう夏が終わって暗くて寒い冬が来る...」と感慨にふけります。
今年の英国夏時間 は3月31日から10月27日まで、いずれも日曜日の真夜中に時間がのびちじみします。
日照時間がめちゃくちゃ長い夏季の1時間早めた時間をサマー・タイムと言うのですが、冬季の時間はウィンター・タイムとは言いません(言いたくなるのですが)。「標準時間 standard time」が正しい言い方です。
夏の長い日照時間を無駄にしないため、朝は早くから仕事をはじめて、5時の退勤後も社交やレジャーに深夜まで時間を使い経済効果もバッチリ...なのだそうです。(日暮れは夜の11時ごろ)「ナンセンス」とは言い切れないはずです。
夏でも夜7時ぐらいには日が暮れる日本では意味のない習慣ですよね。
夏に日がくれない英国では、花火は晩秋のボンファイヤ・ナイト前後と大晦日にしかあげません。